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2011年10月17日

ブダペストのショパン像

以前書いたリスト像とショパン像
リスト像はワルシャワに渡り、ワジェンキ公園でショパンの像に向かい合うように建っています。
こちらの下の方で動画も見られます。

で、ブダペストのショパン像ですが、ショパンの命日である本日10月17日にブダペスト1区のHorváth-kertにお目見えしました。





命日でもあるし、今日は大好きなショパンの舟歌を弾いてショパンを偲ぶことにします。
(夫曰く、私の演奏は「船酔い」だそうですけど)

ツィメ様やキーちゃんもいいけれど、舟歌はやっぱりリパッティの演奏が一番好きです。


ショパンの命日で始まったこの週の終わり、10月22日はリスト様のお誕生日です。
ワールド・リスト・デイと称してリスト作曲のオラトリオ「キリスト」を各地で演奏するそうです。
(詳しくはリンク先をご覧下さい)

ヨーロッパ以外ではソウルで演奏されるようです。
日本が入っていないのは日本人として寂しいなあ。
日本でのリストの人気の無さがよくわかりますね・・・。
私もハンガリーに来るまで聴かず嫌いだったけど、リスト様は素晴らしい曲をたくさん残しているんですよ。
ハンガリー狂詩曲やエチュードだけで評価されているとしたら残念です。
晩年の宗教曲なんて、これがあの派手派手チャラチャラ男(←若かりし頃のバラード命名)の曲か? と信じられない深みがあって心が洗われるようです。

4 件のコメント:

  1. NHKで「ラ・カンパネラ」の初稿と第3稿の比較をしてくれました。リストは若いときは本当に技巧見せびらかしのチャラチャラだったのが次第に充実した音楽を語るようになったことが良く分かります。
    真上からカメラで捉えた小山さんの指さばき特に右手が美しかった!
    バラードさんのピアノで酔えるご主人は幸せですよ♪

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  2. 昨年はショパン生誕200年で大騒ぎだった日本も、リストではさっぱりですね。
    中村雅俊が1時間番組で、あちこち訪ねる番組をやっていたくらいしか覚えていませんが。
    Budapestも出てきたので、「こんなところか~」とバラードさんのことを思い出しながら見ました。

    舟歌…私も大好きなのですが、山本貴志のすごくゆ~っくり弾く舟歌が一番好きで、疲れたらこればかり聴いています。
    http://takashi-yamamoto.com/discography.html

    見ておられると思いますが、キー様のインタビューなど。
    http://www.youtube.com/watch?v=qq8_oE66p9c&feature=related

    http://ja-pianist.seesaa.net/category/5956642-1.html

    またいろいろと教えてください。いつも楽しみにしています。

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  3. よし さん
    リストは若い頃と晩年とでは全く別人ですね。
    ハンガリーでは偉大な指導者として人々から尊敬されています。
    現在活躍しているピアニストも、ほとんどが元を辿ればリストの弟子ですし。
    日本でもその辺がもう少し評価されるといいなと思います。

    >バラードさんのピアノで酔えるご主人は幸せですよ♪

    いえいえ、ピアノに酔ってくれるのなら嬉しいのですが「船酔い」ですから・・・(笑)

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  4. popoki さん
    ショパンとリストで温度差がありすぎますよね~。
    実はここでもリスト年は地味です。
    去年のショパン年はポーランドで国を挙げての大行事だったのに!

    山本貴志さんの演奏は素敵ですよね♫
    2005年のショパンコンクールで聴きましたよ~、サインもいただきました♡
    ポーランド語もご堪能で、ポーランド人の友達が「彼のマズルカはポーランド人並み」と褒めていました。

    キーちゃんのインタヴュー、風邪で鼻が苦しそうですね。(笑)
    「リストはちゃんと予習して来い!」って、他の人の演奏も聴けって、ものすごーく自信満々ですよねぇ。
    演奏を聴きに行かれたらまたお話聞かせて下さいね。
    私は「回想」でノックアウトされました~。

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