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2011年10月30日

マタイ受難曲

今日から冬時間。日本との時差は8時間になりました。
毎年のことながら、家中の時計を合わせるのが面倒。
3月末に1時間針を進め、10月末に1時間戻す・・・パソコンや携帯は勝手にやってくれるけど、時計もそうなればいいのに。

居間の壁掛け時計はものすごく高い所にあるので(我が家の天井は高くて、床から天井まで4m近いんです)夫の担当。
しかしながら高所恐怖症の彼は、はしごに上るのも苦手。
時計を合わせるのを出来るだけ先延ばしにしたがるので、家の中に時差がある状態が下手すると1週間以上続きます。
私がやろうとすると「危ないからダメ」と止めるのですが、それやったらちゃっちゃとやってよ!

今日の午後近所で撮った写真です。



こちらは秋になると葉が黄色くなる木がほとんどで、紅葉ならぬ黄葉です。


さて、秋の夜長はやはり音楽ですね♫
最近、バッハのマタイ受難曲が気に入って何度も繰り返して聴いています。
これです↓



コテコテ大阪弁のマタイ受難曲~~~~~!!!
実を言うと合唱曲、特に受難曲とか宗教的な楽曲は苦手でほとんど聴いたことがなかったのですが、この大阪弁訳があまりに面白くて、もうすっかり全曲覚えるほど繰り返し聴いています。

ご興味のある方は第1部第2部を通して聴けますので是非どうぞ。

誰かヨハネ受難曲とかロ短調ミサとかモツレクも訳してくれないかな~♪

2011年10月27日

南瓜のたいたん

「南瓜のたいたんが食べたいなあ」

南瓜=かぼちゃ
たいたん=煮物

要するにかぼちゃの煮物のことなんですけど、秋が深まると無性に食べたくなります、南瓜のたいたん!

それやったら作ったらええんちゃうの? と思われるでしょうが、こちらのかぼちゃを煮込むと水っぽくて、日本で食べたようなほくほくした味わいがないのです。

ハンガリーで売っているかぼちゃ↓


私は右側の細長いオレンジ色のかぼちゃをよく買います。
これを適当な大きさに切ってアルミホイルで包んでオーヴンで焼くと、かぼちゃ独自の甘みがよく出てとても美味しいんですよ。
味付け不要、ただアルミホイルで包んで焼くだけ。めっちゃ簡単!
母の作ってくれた「南瓜のたいたん」には及びませんが、ほくほくして美味。
これがあればごはん何杯でもいけます! (あんまり食べたらあかんねんけど・・・)

10/30(日)からはいよいよ冬時間。
日本との時差は8時間になり、夕方4時過ぎには真っ暗になります。
定時に仕事を終えても残業したような気分になってものすごく疲れる時期、冬野菜をたくさん食べて風邪をひかないようにしたいです。

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今年のドラフト、阪神はいい選手を指名出来たようですね。
個人的には尼出身の2位指名歳内君と、4位指名の古葉監督の教え子伊藤和雄君に注目しています♫

2011年10月25日

リスペクト?

少し前に「心が折れる」という表現に違和感を感じると書きましたが、もう一つ馴染めない言葉があります。
それは「リスペクト」。
「リスペクトする」と動詞でも使われるようですが、なぜ横文字を使いたがるんでしょう?

外国語交じりの日本語を話す人をカッコいいと思われる向きもあるようですが、私は「多言語を操る人」の定義は「それぞれの言語が独立して頭の中に入っていて、二つ以上の言語が混ざらない」ことだと思います。

ルー語というのでしょうか、英単語交じりの日本語を話す人に会うと、「その英単語を日本語で言ってごらん」と心の中でツッコミ入れまくりです。
(ルー大柴さんはあの言葉遣いを芸の域に高めてらっしゃるから非難の対象ではありません。いつも楽しく拝見しています)

外国暮らしが長くなると、とっさに日本語の単語が出てこないことがあります。
そんな時に外国語の単語を使い、それが通じてしまうと、本来使いたかった日本語の単語を使う機会がなくなり、やがて忘れてしまいます。
それが続くと、外国語交じりの日本語しか話せなくなります。

外国語交じりのおかしな日本語を話す人に会うと、いつも「ああ、この人は日本語が不自由だ」とお気の毒に思うのですが、意外にご本人は「私は外国語が出来るのよ」と得意気なことが多く、失笑を禁じえません。

私自身は何年ハンガリーに住んでも、日本人らしい日本語を話したいと常に気をつけているつもりなのですが・・・実際はやっぱり少しずつ変になっているのでしょうか?
そうだとしたら悲しいです。


前置きが長くなりましたが、リスペクトについてです。
「尊敬する」の意味で「リスペクトする」と使うようですが、英語で"I respect you"とは言わず、"I admire you"だと思うのですが、「アドマイアする」とは言いませんよね。
う~ん、日本語で「尊敬する」と言えばいいのになあ。
相手を尊い、敬うんですよ。美しい言葉ではありませんか!
もっと日本語を大切にしませんか?

2011年10月22日

リスト様お誕生日♪

本日10月22日はリスト様のお誕生日。
ハンガリーでは各地で一日中リスト生誕200年記念コンサートが開かれています。

なのに私はこんなコンサートに行ってきました↓

Időpont:2011. október 22., szombat 17:00
Előadó(k):Zádori Mária (ének),
Szabó Zsolt (viola da gamba),
Alföldy-Boruss Csilla (csembaló)
Műsor:BACH áriái és kamaraművei

Igét hirdet: Takaró Károly ny. püspök
Helyszín:
  • Kelenföldi református templom
バッハのアリアと室内楽コンサート。
せっかくのリスト様の記念日なのになぜ? と思われるのは当然です。
でも、私はこの歌手(Zádori Mária:姓・名の順に表記)の大ファンなんです♫

初めて彼女の歌を聴いたのは10年ほど前でしょうか。
ブダペストに遊びに来てくれたポーランドの親友とコンサートに行こうと思ったら、ちょうどその日は演奏会が一つだけ。リスト音楽院で「ヨハネ受難曲」。
私は歌系はあまり聴かないのですが、親友は学生時代からずっとコーラスをやっているので行きました。
(恥ずかしながらヨハネ受難曲もあの時初めて聴きました)

その時のソプラノがZádori Mária。
とても温かくて優しくて透き通った美しい声で、もううっとり!
歌に詳しい親友も「こんなに素晴らしいバッハを歌える歌手はそういないわ」と感動していました。

以来、コンサートの予定表にZádori Máriaの名前を見つけると聴きに行くようになりました。
今日はチェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、そしてバロックヴァイオリン(奏者の名前がプログラムに記載されていないのが残念!)の伴奏でバッハのカンタータからアリアを何曲か聴かせてくれました。

コンサート終了後、外は寒かったけれど心はほっこり温かく幸せな気持ちで帰途に着きました。

で、今はバルトークラジオでリスト作曲オラトリオ「キリスト」の生中継を聴きながらこのブログを書いています。
「キリスト」も聴きに行くつもりだったのですが(会場が我が家のすぐ近くだし、開演が午後8時なので)、やっぱり二つ掛け持ちはしんどいのでラジオで我慢です。
バルトークラジオは放送後1週間はネットで聴けますので、興味がおありの方はこちらからどうぞ。
(20:05にカーソルを合わせると赤い三角が現れます。それをクリックすると放送が始まります)


今日の昼間はリストのソナタをあれこれ聴き比べ。
ヴェルビエのキーちゃんもまだネットで聴けるし、ツィメ様、アラウ、ベルマン、ブレンデル、ポリーニ、アルゲリッチ等いろいろ聴いたのですが、私が一番好きなのは・・・


ポゴ様で~す♡
この頃は素敵でしたよねぇ・・・(ため息)

私が楽譜を見ながら聴き比べていたら、夫が「リストって楽譜見てもあんまり意味ないと思うよ」とびっくりするようなことを言うじゃありませんか。
「なんで? さっきから『やっぱりキーちゃんは楽譜に忠実や、よう研究してはるわ~』と感心しててんけど」
「あのねえ、リストはスターだったんだよ、スーパースター。即興でアレンジして弾いたんだよ。楽譜なんて単なるメモみたいなものだと思うね、僕は」
むむむっ! 何だかんだと言ってもハンガリー人。リストについては語りますねえ、うちの夫。

「ピアノソナタはまだしも、若い頃の作品なんて絶対楽譜通り弾いてないよ、リストは。楽譜は多分他の人にも弾きやすいようにかなり易しく書いてあると思うよ。自分で弾く時はもっと音を足してるはずだよ」
う~ん、確かにそういう可能性は高いと思いますけど・・・。

あ、そうそう、夫は一体何度掴めるんだろう? と前から気になっていたので今日鍵盤に手を置いてもらいました。
するとですね、彼はピアノを弾いたことがないから指と指の間がそんなに開かないんですけど、その状態で11度届くんです!
(私なんか10度もきついのに~~~!)
彼がもし子供の頃からピアノを弾いて、もっと手が広げられたら12度掴めると思います。
ああ、お願いだからその手を私にちょうだい!


ご参考までに、
青=1オクターヴ(8度)
緑=10度
赤=12度

2011年10月19日

予習

予習始めました。



来年のキーちゃんのリサイタルの目玉、バーバーのピアノソナタです。
予習と言ってもまだ楽譜を譜面台に置いただけですが。(笑)

キーちゃんファンクラブのHPによると、来年のプログラムは

Beethoven: Moonlight Sonata
Barber: Sonata
Chopin: Nocturne As-Dur opus 32 No. 2 and Sonata No. 3.

月光ソナタとショパンのノクターンOp.32-2、ロ短調ソナタは過去に弾いたことがあるけど、ちゃんと復習しとかないと。

今日からいよいよ日本でもオールリストプロでリサイタルですね。
聴きに行かれた方々の感想をお聞きすると、大阪では大熱演でものすごく盛り上がったとか。
私が聴いたのは今年の1月で、あの時に比べて相当熟成されているんでしょうね。
ああ~、今から日本に飛んで帰りたい!

P.S. どなたか「夜のガスパール弾いて下さい」と直訴して下さいませんか?

2011年10月18日

心が折れる

今日のトラ番25時に田中慎太朗君のことが♡

チーム初の育成選手として08年からの4年間、タテジマに袖を通した田中慎太朗もその一人だ。いつも笑顔を絶やさなかった背番号120が、夏を過ぎたある日、室内練習場でつぶやいた言葉が忘れられない。「もう、心が折れそうです」。返す言葉がなかった。

「心が折れる」って昭和の日本しか知らないオバちゃんの語彙には入ってませんが、最近よく使われていますね。
でも・・・心って折れるものですか?

「心が折れる」という言葉を初めて聞いた時に「何それ?」と違和感を感じました。
今でもどうしても馴染めない言葉です。
きっと真直ぐな心の持ち主なら折れることもあるんでしょう。
でも、私みたいなグニャグニャのアメーバみたいな心の持ち主には「心が折れる」なんてありえません。

慎太朗君、もっと気楽に行こうよ!
リラックスして持ってる力を存分に出そうよ!
そうすれば絶対結果は付いてくるよ。

ああ、私の図太さを分けてあげたいわ~。

2011年10月17日

ブダペストのショパン像

以前書いたリスト像とショパン像
リスト像はワルシャワに渡り、ワジェンキ公園でショパンの像に向かい合うように建っています。
こちらの下の方で動画も見られます。

で、ブダペストのショパン像ですが、ショパンの命日である本日10月17日にブダペスト1区のHorváth-kertにお目見えしました。





命日でもあるし、今日は大好きなショパンの舟歌を弾いてショパンを偲ぶことにします。
(夫曰く、私の演奏は「船酔い」だそうですけど)

ツィメ様やキーちゃんもいいけれど、舟歌はやっぱりリパッティの演奏が一番好きです。


ショパンの命日で始まったこの週の終わり、10月22日はリスト様のお誕生日です。
ワールド・リスト・デイと称してリスト作曲のオラトリオ「キリスト」を各地で演奏するそうです。
(詳しくはリンク先をご覧下さい)

ヨーロッパ以外ではソウルで演奏されるようです。
日本が入っていないのは日本人として寂しいなあ。
日本でのリストの人気の無さがよくわかりますね・・・。
私もハンガリーに来るまで聴かず嫌いだったけど、リスト様は素晴らしい曲をたくさん残しているんですよ。
ハンガリー狂詩曲やエチュードだけで評価されているとしたら残念です。
晩年の宗教曲なんて、これがあの派手派手チャラチャラ男(←若かりし頃のバラード命名)の曲か? と信じられない深みがあって心が洗われるようです。

2011年10月16日

寒くなってきました

ブダペストの天気予報です。
最高気温がマイナス! 実家周辺なら真冬の天気です。まだ10月半ばなのに。
私の周りにも風邪をひく人が増えています。
私自身もちょっと風邪気味でしたが、週末ゆっくり寝たのですっかりよくなりました。
金曜の夜は8時就寝、翌朝7時まで11時間熟睡です。
風邪薬を飲んでも全然効かなかったけど、寝たら治りました。(安上がり)

ところでこんなものを見かけました↓
3輪車です。
これって手作りですよね。それとも市販されているんですか?
ナンバープレートも付いてないし。
小型で小回りが効くから渋滞だらけのブダペスト向きですね。

最後に久々のドナウ川。
マルギット橋を渡る市電から撮りました。

2011年10月13日

願掛け

入団発表の時の写真が甥に似ていたので他人とは思えず、ずっと応援していた田中慎太朗選手が先日阪神から戦力外通告を受けました。
でもドナウ猛虎会会長兼自称慎太朗君の伯母である私はこれからも慎太朗君を応援します。

慎太朗君は来月末のトライアウトを受けるそうです。
ああ、お願いだからどこか拾って あげて~~~!
そして来年のお正月は別の球団の選手としてアスリートで元日トレーニング出来ますように。

元日トレーニングの写真(アスリートさんのHPから拝借)

2008年。新人ですから一番右端でおとなしく写ってます。

2009年。いきなりど真ん中でめっちゃ派手な格好。(アニキと新井ちゃんにやらされたみたいです)

2010年。やはりど真ん中で。この衣装は自腹らしいです。(笑)

今年の元日トレーニングは非公開だったので写真は掲載されていませんが、きっと真面目にトレーニングして支配下登録に賭けたはず。
なのに・・・(号泣)

よっしゃ! 自称伯母として私も何かせな!
どこかの球団に入団が決まるまで甘い物断ちをして願を掛けます。
(決意が鈍らないようにここで宣言します)
ケーキもクッキーもチョコレートも食べへん!


先日たまたま見かけて気に入って、いつも自分に言い聞かせている言葉があります。

Believe in a happy ending, the ups and downs in between are only the phases towards happiness.

(辛いことや苦しいことがあってもそれを乗り越えれば最後は絶対ハッピーエンド!)

そうです。何事にも多少の困難はつきもの。
それを「こんなの大したことない」と乗り越えるか、「ああ、もうダメだ」と諦めるか。
慎太朗君は絶対に諦めていないはず!!
私も諦めてないよ~、ずっと応援してるよ~~~! 頑張れ~~~~!!!

2011年10月10日

こんなん売ってた

旧ブログで何度か書いた【こんなん売ってた】シリーズ、久々の登場です。


今日某所の台所用品売り場に行ったらお弁当箱が!!!


ほら! こんなにたくさん!!

2段式でおかずとご飯を分けて入れられるようになっています。
でもハンガリー人、これをどう使うんやろ? メインと付け合せ?

いえ、そんなことよりもっと気になることが・・・

何ですかこれは?

ポンポンつけた~い!って何?

よく日本でTシャツや小物に書いてある英語が滅茶苦茶で、ネイティヴが読むと意味不明だったりしますけど、まさにそんな感じ。
ハンガリーの若者の間で日本の漫画やアニメが流行っているので、このお弁当箱も「へへっ、これ日本語なんだよ、カッコいいでしょ♫」と自慢の種になるのかなあ?

それとも・・・

私が浦島太郎なだけで、「ポンポンつけた~い!」って今日本で流行っているのでしょうか?


どなたかポンポンつけた~い!についてご教示下さいませ。

ちなみにこのお弁当箱は中国製でした。

2011年10月9日

戦力外・・・

阪神の戦力外通告の記事を今読みました。

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阪神は9日、下柳剛投手(43)、葛城育郎外野手(34)、杉山直久投手(30)、桟原将司投手(29)、桜井広大外野手(28)、阿部健太投手(27)、育成選手の田中慎太朗内野手(26)、高田周平投手(26)に対し、戦力外通告したことを発表した。


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慎太朗君・・・(号泣)

最近試合に全然出してもらってなかったから、ある程度は覚悟していたんですけど、こうやって活字になると辛いです。

今年の夏に鳴尾浜で満塁ホームランを生で見られて本当によかった。
その瞬間は「お願い、打って!」と念を送っていたので写真は撮っていませんが、あの姿は今でもしっかり覚えています。

阪神を去ってもずっと応援しますよ。
新天地で頑張れ、田中慎太朗!

地下鉄4号線

ブダペストには現在地下鉄が3路線あり、4号線を建設中です。
(画像をクリックすると拡大します)



1号線=黄色
2号線=赤
3号線=青
4号線=緑(点線)

4号線は随分前から計画はあったのですが、なかなか工事が始まらず、やっと始まったと思ったらいつ終わるか全く見当のつかない状態。
私はハンガリー人との会話で頼まれ事を断りたい時に「4号線が開通したらやります」と言っています。(笑)

我が家の近くのカルヴィン広場(Kalvin tér)にも4号線の駅が出来る予定なのですが、工事現場に人がいないし。


工事が始まってから「予算が足りない」と工事がストップしたり、なにやら前途多難な様子。

工事現場は一部フェンスで中が見えるようになっていますが(上の写真もフェンス越しに撮りました)、塀には100年ほど前から現在に至るカルヴィン広場の写真が掲示してあります。
昔は車も少ないし、広場周辺の建物も今とは少し違います。


1956年~1959年、ちょうどハンガリー革命(体制変換前はハンガリー動乱と呼ばれていた)が鎮圧されて共産主義色が強まっていた頃の写真です。

建物の壁に大きな星が!

共産主義の象徴、赤い星です。(これは赤くないけど)
私が初めてハンガリーに来た時(1987年)にはここから星は消えて、確か洗剤の大きな広告が描かれていました。
革命直後にはソ連色が強まって星が描かれたのでしょうね。

ちなみに現在この建物は取り壊されて新たにオフィスビルが建ちました。(一番上の写真のガラス張りの建物)

2011年10月6日

中央市場

今日も帰宅途中に中央市場に寄りました。
すると・・・


ポーランド物産展開催中。中はこんな感じ。

中央の広い通路に幾つかテーブルが並べてあって、琥珀や毛皮、食器などを売っていました。

お肉屋さんの前に集う人達。

ポーランドの民俗音楽を演奏していました。それにしてもなぜお肉屋さんの前?

ちょうどポーランドの親友から久々のメールが来たところだし、無性にポーランドが懐かしいです。
ああ、また行きたいなあ♫
次は2015年のショパンコンクールを聴きに行く予定だけど、その前に来年の夏にでもちょっと遊びに行こうかと迷っているところです。


市場での買い物を終えてから、前回書いたアジアショップに寄ってみました。
前のお店に比べると広々としていて、商品も見やすかったです。
(これまでは狭い場所にぎゅうぎゅう詰めでした)
今日はグリーンカレーのペーストとココナツミルクを買いました。週末はカレーやで~!

2011年10月4日

アジアショップ

中央市場地下にあったアジアショップ(食料品店)が中央市場の隣に移転して近々オープンだそうです。
(写真をクリックすると大きくなります)



中央市場の地下のお店は狭くて、いつも混んでいて買い物がしにくかったのですが、新しいお店はもう少しゆったりとしているのでしょうか。

ブダペストにはアジアの食品を扱っているお店がいくつかあって、ブダの高級住宅街には日本食品のお店もありますが(私は行ったことがない)、どうせなんちゃって和食しか作れないし、家からも近いので今後もここを利用し続けると思います。
このお店は香辛料が豊富で、カレー粉なんてものすごくたくさんの種類があるんですよ。

あ、カレー食べたくなってきた・・・。よっしゃ、週末はカレーや!

2011年10月2日

拍手

神童キーちゃんの日本公演の動画をYouTubeで見ていたのですが(この演奏会は“Kissin in Japan”というタイトルでCDも出ています)、CDではわからなかった新発見がありました!

本プログラム終了後、キーちゃんがカントール先生に対して拍手するのですが、その手つきが・・・


あの~、キーちゃんはなぜこんなに手を丸めるんでしょう?
これじゃあまるでおにぎり作ってるか雪合戦状態じゃないですか。(笑)

サントリーホールのガラコンサートは体調不良で不参加だったそうですが、いよいよこれからツアー開始ですね。
リサイタル、室内楽、コンチェルトと盛り沢山で、日本のファンの方々が羨ましいです。
私はもう一度リストの「回想」が聴きたい~♫
クニャーゼフとのラフマソナタも素晴らしいでしょうねえ・・・。

2011年10月1日

建物の色

私が始めてブダペストを訪れた時の印象は、ただただ「暗い」の一言でした。
建物は全て煤で汚れて、街全体が灰色でした。
(下の写真の真ん中のような色の建物だらけでした)

「この汚れをガーッと洗い落としたらものすごくきれいな街になるのに」とずっと思っていたのですが、この10年ほどの間に古い朽ち果てた建物がどんどんきれいになりました。

大抵は外壁の汚れを落とすだけですが(↓)

外壁を塗りなおすこともあります。
この一角はカラフルな建物が並んでいて面白いです。

一番下の黄色の建物は旧ブログでも紹介したことがあります。
以前は地味だったのに、最近派手な黄色に塗りなおされました。
「ちょっとどぎついよね」と夫に言うと「黄色大好きな君がそんなこと言うなんて意外だなあ。そういえば最近野球の話しないね。トラさんは元気?」といらんことを聞かれました。
あのねえ、野球の話せえへんのはそれなりの理由があるっちゅーねん!!!

ちなみに、職場のアメリカ人はちゃんと「Hanshin Tigers」と呼んでくれるけど、夫は「Tigris」(ハンガリー語でトラ)と言います。
なんで勝手にハンガリー語に訳すねん!
他のチームの名前を聞かれて、私もハンガリー語で答えました。
中日→Sárkány(竜)
読売→Nyuszi(ウサギ)
ヤクルト→Fecske(ツバメ)
広島→Ponty(鯉)
横浜→Bálna(鯨)←古っ! すみません、私の中ではいまだに大洋ホエールズなんです。