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2013年5月30日

ムネリン

前回の記事に載せたムネリンのインタヴューが職場のアメリカ人たちの間で大人気。
(なぜかアメリカ人限定で、ハンガリー人や他の国の人たちは無反応です)

今日も皆で一緒に何度も見て、「I am Japaneeeeeeeeeeese!」と真似をしていました。
「バラードさんもカワサキみたいにしゃべってよ」とか、「You are Japaneeeeeeese!」とか言われて困りました。(笑)

別のインタヴューも見つけて、これも皆で何度も見ました。(いつ仕事してるんや?)

いいですねえ、ムネリン!
この前向きな明るさは見習わないといけませんね。
ムネリンの場合は持ち前の明るさに加えて、仕事に対する真摯な姿勢が周囲に評価され、これだけ人気者なんでしょう。
メジャーで日本人内野手が結果を出すのは難しいけど、ムネリンならやってくれそう!

私が一番好きなムネリンの動画はこれ(↓)なんですけど

これは残念ながら職場では受けませんでした。
選手のサインはautograph、コーチのサインはinstructionなので、「サイン下さ~い!」にブロックサインで返した面白さを理解してもらえませんでした。
しかしムネリン、ほんまにオモロイわ~!

外国で暮らす際、その国の言葉が話せると便利ではあるけれど、言葉さえ出来ればいいというわけではありません。
異文化を受け入れる―と書くと大げさですが、細かいことにくよくよしないでド~ンと構える器の大きさが決め手だと思います。
ムネリンのようなポジティヴさがあれば、仕事でしっかり結果を出せるし、人に好かれて人が集まってくるのだと思います。

私自身、ハンガリーに来た当初はストレスがたまって苦しい時期がありました。
少しずつ言葉を覚え、友達が出来、ハンガリーでの暮らしに慣れていきましたけど、やはりそれまでと全く異なる環境での生活は最初は大変でした。
夫は私と知り合う前に数年間外国で暮らした経験があり、私の辛さをよく理解してくれたのは本当にありがたいことだと思います。

夫とともに私を助けてくれた大切な存在がこの子です↓
生後9ヶ月ぐらいの時の写真をスキャンしました。
この頃はウルウルした目が可愛らしかったなあ。

犬は人間の言葉を話さないけど、気持ちはちゃんと理解してくれて、嬉しい時は一緒に喜んでくれるし、悲しい時、辛い時は励ましてくれました。
天国に行ってもう10年近くになりますが、いつまでも私と夫の心の中で元気に走り回っています。

2013年5月27日

藤浪君

昨日4勝目を上げた藤浪君。
ピッチングもマウンド度胸もインタヴューの受け答えも素晴らしいと感心していたのですが、もっとすごいことがありました。
今日阪神ファンの方から教えていただいたのですが、昨日のヒーインの後で藤浪君はレフスタにも挨拶に行ったらしいのです。
まあ、これまでにも新井ちゃんがトラッキーの制止を振り切ってレフスタに行ったことがあるらしいんですけど、藤浪君が偉いのは事前にちゃんと広報さんの承認を得ていたこと。
藤浪君が広報さんに相談しているところがちゃんとTVに映っていたそうです。
若いのに、ほんまにしっかりしてるわ藤浪君!
立派なご両親に大切に育てられたのでしょうね。

で、藤浪君のご両親が自分より年下だと知った時の衝撃といったら…orz


インタヴューと言えば、今日アメリカ人の同僚から「ブルージェイズに楽しい日本人がいるよ。確かホンダって名前だったな」と言われました。
ホンダ? ちゃうちゃう、カワサキやで!
「あ、そうか。確かバイクの名前だと思ったんだよ」
おいおいおいおい~~~!(笑)

話題になったのはこのインタヴュー↓


ムネリンいいなあ、明るいなあ。
「何言ってるか全然わからないけど面白いよね」と同僚に言われたので、「My teammates give me an opportunity, so I wanted to do something about itって言うてる」と言うと「すごいね、彼の英語が聞き取れるんだ!」と変に感心されました。
あのねえ、日本人のカタカナ英語は日本人同士やったらわかるねん。

ムネリンはイチローを追ってマリナーズ入りしたのに、イチローがヤンキースにトレードされるわ、自分は自由契約になるわで散々だったけど、マイナーからメジャーに這い上がってこんなにチームメートに愛されて、本当によかったと思う…と言ったら「そうかあ…。でもヤンクスにはスズキがいるからカワサキはいらないよ」とまたバイクネタで返されてしまいました。(笑)


話は阪神に戻り、明日はマー君との対決ですね。
マー君伊丹の子やから応援してるけど、明日は勝たせてもらいまっせ~~!

2013年5月26日

期待の若手

いやあ、サンデー藤浪君すごいですね☆
甲子園で負け知らず!

藤井さんとのヒーインも面白かったわ~。
「今、藤浪ちょっと台に乗ってるんで」って~~~!(笑)


今日は大谷君との対決も注目されましたね。
二人ともチーム首脳陣や先輩達から可愛がられ大事にされているのが伝わってきます。
周囲の人に好かれ、良好な人間関係を築くのも才能の一つだと思うので、この二人の今後が本当に楽しみです。


若い才能といえば、今エリザベート王妃国際コンクールヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールが開催中ですね。
2010年のショパンコンクールで聴いて以来注目しているニコライ君(Nikolay Khozyainov)がクライバーンに出場しているので応援しています。
オンデマンドで聴けるので早速聴いたのですが、ショパンのエチュードop.10-1が素晴らしい!
夜のガスパール、もっとおどろおどろした感じに弾くのかと思ったけど…コンクールだから遠慮したのかな?

それにしても最近はどのコンクールも予選からネットで聴けるので便利ですね。

2013年5月23日

バラーティ君と仲間達

昨夜ここに行ってきました。↓
MOM文化センター(12区の文化会館)。ここで開かれたコンサートを聴きに行きました。
会場前の広場

会場の周りに広がる公園

MOMとはMagyar Optikai Művek(ハンガリー光学社)の略で、かつてここに本社がありました。
MOM社は12区の文化、スポーツ等の発展に力を入れていました。
いわゆるメセナってやつですね。

MOM社は1998年に倒産しましたが、MOMの名前は今でも残っています。
MOM文化センター然り、またこのすぐ近くのMOMショッピングセンター然り。
若い人はMOMが何の意味か知らんやろなあ~。


2013.05.22 19:30
MOM Kulturális Központ Színházterem

Itthon, együtt
Baráti Kristóf és művészbarátainak hangversenye


MŰSOR

R. Schumann: a-moll szonáta hegedűre és zongorára Op. 105.
   (Baráti Kristóf és Farkas Gábor)
A. Vivaldi: g-moll kettősverseny, RV 531
   (Fenyő László és Várdai István, koncertmester: Baráti Kristóf)
A. Vivaldi: B-dúr kettősverseny, RV 524
   (Baráti Kristóf és Dosztán Dénes)

A. Vivaldi: B-dúr kettősverseny, RV 548 átirat
   (Baráti Kristóf és Boldoczki Gábor)
W.A. Mozart: Esz-dúr sinfonia concertante hegedűre és brácsára K. 364
   (Baráti Kristóf és Bársony Péter)

KÖZREMŰKÖDŐK
Szólót játszanak:

Baráti Kristóf – hegedű
Bársony Péter – brácsa
Boldoczki Gábor – trombita
Farkas Gábor – zongora
Fenyő László - cselló (Frankfurt)
Várdai István - cselló (Kronberg)
Dosztán Dénes - hegedű (Brüsszel)

Közreműködik az Új Magyar Kamarazenekar
(Koncertmester: Bánfalvi Béla)


私の大好きなヴァイオリニスト、バラーティ・クリシュトーフが仲間を集めてのコンサートです。


プログラムをご覧いただければお判りのように、バラーティ君は八面六臂の大活躍でした。

ソリストは最年長が1975年生まれのチェロのフェニュー(Fenyő)とヴィオラのバールショニ(Bársony)、最年少が1985年生まれのチェロのヴァールダイ(Várdai)という若いメンバーですが、それぞれ国内外で活躍し、高い評価を得ています。

セルビア生まれのヴァイオリニスト、ドスターン(Dosztán)はこれがハンガリーデビュー演奏会。
この人と、ヴィオラのバールショニ以外はこれまでに何度も演奏を聴いたことがあります。

プログラム全てについて書くと相当長くなりそうなので、簡単にとても感動したことだけ書きます。
まずはチェロのデュオ。
私はもともとチェロのフェニューのファンで、こちらに来た直後からよく演奏を聴いていました。
つい最近ヴァールダイ君という才能豊かな若いチェリストを聴く機会が増え、この二人を聴き比べたいと思っていたら今回の共演! 
ぴったりと息の合ったアンサンブルは実に素晴らしく、 夢のようでした♪
それにしても、いつまでも「若手」だと思っていたフェニュー君が落ち着いた中堅になっていたなあ。
で、二人はコンチェルトの後にアンコールでとても華やかな曲を演奏したのですが、題名がわかりません。
チェロ2台用の曲って全然知らないし…どなたか曲名を御存知の方(って、昨日のコンサートを聴きに行った人で、かつ日本語のこのブログを読める人がいるのか?) 、御教示下さいませ~!
 
ヴィオラってソロ楽器としてはあまり聴く機会がないのですが、今回のヴィオラ奏者バールショニの素晴らしかったこと!
どちらかと言えば地味な印象の強いヴィオラがあんなに華やかで色彩豊かな音を出すなんて!
機会があればこの人の演奏を是非また聴きたいと思います。

最後にソリストが全員ステージにずらっと並ぶ姿は壮観でした。

ソリスト一同退場後、バラーティ君だけが舞台に登場し、アンコールにまずバッハのパルティータ第3番よりジーグを演奏。
ブラーヴォ!が飛び交う中、何度もステージに呼び戻されたバラーティ君は続いてヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲e-mollの第2楽章をオケと演奏しました。
やんやの大喝采に呼び戻されて、お得意のイザイの無伴奏ソナタ第2番第1楽章とバッハの無伴奏ソナタ第3番よりラルゴを演奏してお開きとなりました。
アンコール4曲ってあんたはキーシンか!(笑)
きっとアドレナリン出まくりだったんでしょうね。
コンサートが終わったのは夜10時半、家に着いたのは11時。
床に入ったのは日付が変わる直前でした。
普段は屋根早起きよい子の私にはものすごく遅い時間でしたが、素晴らしい演奏に興奮してなかなか眠れませんでした。
(お陰で今日は一日中睡魔に襲われて困った~!)

この演奏会は近日中にバルトークラジオで放送されるそうです。楽しみ~♪

2013年5月20日

ちょっとお出かけ

3連休最後の今日はブダペストのお隣の小さな町のお祭り(バーベキュー大会)にお誘いを受けたので行ってきました。

東駅から電車で約20分、実家から三宮に行くようなものですね。
朝の東駅構内。
電車の中。一昔とは違って清潔で明るい車内。
目的地に到着! この赤い電車に乗ってきました。


町の中心の広場にはいろいろ屋台が出ています。


小さな町で、町民は皆顔見知り。
見るからに外国人と分かる私を見ると、皆さん興味津々で話しかけてきます。
町長さんからもご挨拶を受け、手の甲にキスされましたよ。びっくり!
(昔は男性は女性の手の甲にキスする慣わしだったそうですが、今ではそんなことをする人は滅多にいません)


さて、お目当てのバーベキュー大会は、町長さんが順位をつけ、上位3チームには賞品も出るとあって皆さん大いに張り切っていました。




どれを食べようかな~、とぶらぶら歩いていたら、「そこの日本人、俺様のバーベキューを食べずに帰すわけにはいかないぜ」と無理矢理(?)座らされ、お皿にいろいろ入れてくれました。
お肉の上にアスパラガスやマッシュルームの焼いたんを乗せ、最後にサラダを「どやっ!」と盛り付けられました。
「飲み物は? ワイン? それともパーリンカ?(ハンガリーの焼酎)」と聞かれ「すみません、お酒は飲めないのでお水をいただけますか?」と言ったら「み・ず・ぅ~??? そんなもん用意してないぜ!」と怒られました。(笑)

結局自家製のパーリンカを少しいただきました。お酒の苦手な私にも美味しく感じられましたが、悲しいかな一口しか飲めませんでした。
お祭りは夜まで続き、町の皆さんは今日は一日中飲むらしいです。

飲めない私は食べるだけ食べたらさっさと退散。
ブダペスト東駅に着いたらこんな電車が!!
かつてマジックマジャールと呼ばれたハンガリーのサッカーチーム。
ハンガリー語ではAranycsapat(黄金チーム)と呼ばれます。
選手達の顔。

それにしても、黄金チームが活躍したのは1950年代ですよ!
今でもこんな車両が作られるなんて、いかにハンガリー人が当時のチームを誇りに思っているかよくわかりますね。

東駅構内。左の緑色の電車はGYSEV(Győr–Sopron–Ebenfurti Vasút Zrt.)という、ハンガリーとオーストリア合弁の私鉄です。

旧ブログでもご紹介した美しいロビー。

わずか半日でしたが、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
これからも時々ブダペストを離れて近郊の町や村に遊びに行こうと思います。

2013年5月19日

工事中

明日(5/20)が聖霊降臨祭でお休みなので、この週末は3連休です♪

昨年秋からエルジェーベト橋のペスト側で大規模な工事が始まりました。
ここは私のお散歩コースでもあったのですが、通行止めの箇所が多いのでしばらく避けていました。
しかし、野次馬根性旺盛な私は、今どんな様子なのか気になって、工事現場近くを歩いてみました。

以下2枚はMárcius 15. tér (3月15日広場 )。
ここはバスターミナルと駐車場があって、常に10台ほど観光バスが停まっていたのですが、今ではこの通り。

観光スポットにも近く、老舗のレストランもあるので、ここにバスを停められないと観光業関係者は困るでしょうね。


こちらはFerenciek tere(フランチェスコ派広場)。

大通りですが車線が制限されています。
この工事は来年春に完成予定です。(が、この国の予定はあてになりません)

そうそう、最近Google Mapでブダペストのストリートビューも見られるようになりました。
ストリートビューの写真は少し古いので(2年前?)、上の写真と見比べるのも面白いかもしれません。

2013年5月15日

こんなん売ってた

今日の「こんなん売ってた」はこれです↓


ネタの宝庫(?)、アジア食品店で見つけました。
お箸自体は別にどうってことのない、日本の100円ショップで買えそうなものです(が、高級の箸でボッタクリ価格:笑)。

最初「とえば、お箸でギフト」って何? と頭の中が「?」でいっぱいになったけど、左から読むんですね、これ。(笑)

「あなたのセンスで選んで、和風モダンを気取ゐつもりはないけれど、たとえば、お箸でギフト」

気取

気取

気取… 

意味わからへんし。(笑)
ああ、いつも笑かしてくれてありがとう、アジア食品店!


笑いといえば、ついつい頬が緩むのが下の動画。
今日Facebookで犬好きの方が紹介して下さったものですが…



警察官を目指すフレンチブルドッグ!
ご覧下さい、シェパードとの差!
1回目は匂い嗅いでもわからなくて手ぶらで戻ってくるし!(笑)

夫と一緒に観たのですが、私が「ゴルちゃん(私達が以前飼っていたフレンチブルドッグの名前。正式にはゴルビー。今は天国にいます) にも無理やね。大体お仕事するってタイプじゃないよ、フレブルは」と言うと、夫は「いやいや、サラミの匂いなら即座に嗅ぎ分けられると思うよ」と反論。
あの、捜査にサラミは関係ないと思うんですけど。

この動画は去年の11月のものです。
この子、ちゃんと警察犬になれたのかなあ?
捜査のお役には立てなくても、激務でお疲れの警察の皆さんを癒す存在になれると思うんですけど。

2013年5月14日

パユ&フランツ・リスト室内管弦楽団

フランツ・リスト室内管弦楽団今シーズン最後の定期演奏会を聴きに行ってきました。
(“世界のスターと共演”と名づけられたこの定期の第1回はこちら、第2回はこちら、第3回はこちらに感想を書きましたのでよろしければご覧下さい)


Világsztárok az Évad zenekarával
Franciás impressziók
Emmanuel Pahud (fuvola) és a Liszt Ferenc Kamarazenekar


2013. május 13. 19:30 - 22:00
Bartók Béla Nemzeti Hangversenyterem

Janáček: Szvit vonószenekarra
Mercadante: e-moll fuvolaverseny, op. 57

Frank Martin: I. ballada fuvolára, vonószenekarra és zongorára
Debussy: g-moll vonósnégyes, op. 10

Közreműködik: Emmauel Pahud - fuvola

定期最終回のソリストはパユ様♡

ああ~ん、もう~~、素敵でした~~~♡♡♡
メルカダンテのフルート協奏曲はまるでオペラのアリアのようで、パユのフルートからキラキラ輝く星が飛び出して会場全体に降り注ぐようでした。

協奏曲の後にアンコール。
お馴染みバッハのバディネリ。
ブダペスト公演ではいつもこの曲をアンコールで吹くので、もう何度聴いたことか。
聴く度に演奏が変わっていて、昨日は装飾音はわりとあっさりしていたけど、シンコペーションのリズムが何度も登場して面白かったです。

パユ様のバディネリ(0:30~)↓



後半のフランク・マルタンの曲は私は初めて聴いたのですが、弦とピアノとフルートの響きが溶け合ったり反発したり、とても面白い曲でした。
アンコールに曲の後半をもう一度演奏してパユ様は退場。
オーケストラはパユが袖に入ったらすぐに次の曲(ドビュッシー)を演奏しました。
これがまた素晴らしい!

このオーケストラはもう長いこと聴いていますが(来年創立50だそうです)、バロックから現代曲まで何を弾いても息のぴったりあったアンサンブルが素晴らしいです。
昨日は芸術監督のRolla Jánosは出演せずTfirst Péterがコンサートマスターを務めていました。
そろそろ世代交代なのかも知れません。

アンコールはジョプリンのラグタイム(The Easy Winners)。
意外な選曲に会場は盛り上がり、自然に頬が緩んできて、とても穏やかな優しい雰囲気に包まれてコンサートはお開きになりました。
昨夜は冷え込んで、外の気温は10℃あるかないかでしたが、温かい演奏でほっこりしたからか、全然寒さを感じませんでした。

そうそう、パユ様は2009年以来のブダペスト公演でちょっとお久しぶりでしたが、次の来洪は来年だそうです。
楽しみ~~~~~♪

2013年5月11日

五月祭

ハンガリーでは5月の初めに各地でMajális(マヤーリシュ=五月祭)が開かれます。
先週は英雄広場裏の市民公園で大々的な催しがありました(が人が多いので行っていません。←年寄り発言)

今週末はMúzeumok Majálisa(博物館の五月祭)が各博物館で開催中です。(五月祭開催博物館のリストはこちら
近所の国立博物館をちょっと覗いてきました。


屋台がいろいろあって、野外コンサートも開かれ、なかなか盛況でした。
(人が多いので、もしお出かけになる場合はくれぐれも手荷物にお気をつけ下さい)
明日も一日中コンサートがあるようなので、また行ってみようと思います。


近所をぶらぶらと歩いていたら・・・

素敵な中庭が見えました。
普段は門が閉まっているのですが、今日は開いていたので写真を撮らせてもらいました。
繁華街のとても賑やかな所にあるのですが、クロウタドリが賑やかに囀っていて、都会の喧騒を忘れさせてくれます。
うちの中庭もこんな風だったらいいのに~!

そしてこんなものも見つけましたよ↓
一番上にご注目下さいませ!
パユ様ですよ、パユ様♡
明後日聴きに行きます♪ 楽しみ~~~、パユ様~~~♡

***************

トラ5連勝☆☆☆☆☆
西岡5打数5安打、鳥谷君5打点☆
珍しい鳥谷君の笑顔!(写真はサンスポさんから拝借)

新井兄弟連続タイムリー☆
男前藤井さんもタイムリー☆
よろしいなあ~、阪神も五月祭りや♪

それにしても新井兄弟ってフォームそっくり。(笑)
良太(左)はデイリーさん、新井ちゃん(右)はサンスポさんから拝借
 明日も頼むよ~~~!


2013年5月8日

はやたん♡

いやぁ~、嬉しいですね!
対読売3連勝、それも東京ドームで☆☆☆
(空調係、裏と表間違えたんかな・・・?)

それにしても3試合ともいい勝ち方でしたね♪
5月6日は能見ちゃんのプロ入り初ホームラン!

7日は新井ちゃんの2打席連続ホームラン!

そして今日ははやたん♡の誕生日ホームラン!
(以下、写真は全てサンスポさんから拝借しました)

そしてひーやん復活打!


今シーズン初ヒットが決勝点タイムリー!
嬉しいですね~~~、ほんまに嬉しいわ。


Twitterにこんなん出来てましたよ↓

#桧山さんに土下座しようの会
#桧山様に謝る会

やっぱりひーやんは代打の神様や!!


ドナウ猛虎会も更新されましたのでよろしければご覧下さい。(こちらです)

2013年5月4日

ラーンキ家のリスト


ラーンキ夫妻と息子さんによるオールリストプログラムのコンサートに行ってきました。

Időpont: 2013. május 3., péntek 19:30
Előadó(k):
A Ránki család 
Klukon Edit - Ránki Dezső - Ránki Fülöp (zongora)
Liszt-estje Liszt-szoborért
Műsor:
3. elfelejtett keringő
Lidércfény - 5. transzcendens etűd
Hangnem nélküli bagatell
Magyar történelmi arcképek VII.: Mosonyi Mihály
Après une lecture du Dante - fantasia quasi sonata
LISZT: Karácsonyfa - a szerző négykezes változata

Helyszín:    Budapest Music Center


ブダペストにリスト像を建てるためのチャリティコンサートです。

プログラム。クリックすると大きくなります。演奏順が当日変更になりました。
会場はBudapest Music Center、以前行った時は未完成だったホールが無事完成しました。

ステージ右側の写真はワルシャワに寄贈されたリスト像の写真。
このリスト像を作った彫刻家がブダペストにもリスト像を建てようと今回チャリティコンサート開催の運びとなりました。
リスト広場のリスト像はちょっと・・・なので、新たなリスト像が早く建ってほしいと思います。

さて、コンサートですが、前半がフュロップ君(Ránki Fülop)のソロ、後半がラーンキ夫妻(Ránki Dezső & Kulkon Edit)の連弾。
私は2006年にフュロップ君の演奏を聴いたことがあり、今回ステージに登場した青年をみて「フュロップ君大きくなったわねえ」と感慨無量でした。(気分は親戚のおばちゃん:笑)
でもね、フュロップ君Tシャツ着てたんですよ!
ええ?今日のコンサートってそんなラフな格好でいいわけ?
聴衆はちゃんとした格好してんのに、なんで?
親は何も言わへんのか、親は!
・・・って親は後半ちゃんと正装してステージに登場しましたけど。
う~ん、あのTシャツ姿は許せんなあ・・・。

後半の連弾曲「クリスマスツリー」はもともとピアノソロ用に書かれた曲で、リストが孫娘のために作曲しました。
クリスマスキャロルが元になっていて親しみやすい曲で、リストおじいちゃんはお孫さんにこれを弾いて聴かせたのでしょうか?
リスト自身が連弾用に編曲したのが今回のプログラムの曲ですが、これはリストおじいちゃんがお孫さんと連弾したのかもしれませんね。

5月に「クリスマスツリー」を弾くなんて、と変な感じがしましたが、リストが孫娘を想う気持ちとラーンキ夫妻が息子のこれからの活躍を応援する気持ちが重なって、とても温かく優しい雰囲気に包まれました。

ああ、私もこの曲弾きたいなあ~♪
楽譜はすぐ手に入るけど、 連弾の相手が見つかりません。
ド下手な私と連弾してやろうという奇特な方はいらっしゃいませんか~~~?(切実)

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今朝撮った写真です。今日は空気が澄んでいるのか空が真っ青でした。

空の青と木の緑が美しいのにドナウ川濁ってるし・・・

2013年5月2日

重曹ってすごい!

台所のガス台周りの油汚れってなかなか落ちませんよね。

以前、知人が勧めてくれたのがHideg zsíroldó(ヒデグ・ジールオルドー)というもので、どんなしつこい汚れもこれをかけるとすぐ落ちます。
「これは便利!」と喜んだものの、「これを使う時は必ずゴム手袋を着用し、マスクもした方がいい」と言われて躊躇いました。
実際、腕にちょっと液がついたことがあったのですが真っ赤になったし、 マスクをせずに使っていたら咳き込んだり、目が痛くなったり、相当強い薬品が含まれているようです。
あるいは単に私の体質に合わないだけなのかもしれません。

きれいになるのは嬉しいけれど、こんなきつい洗剤を台所で使うのは気が引けるなあ・・・と思い悩んでいたら、別の人が重曹(Szódabikarbóna:ソーダビカルボーナ)を使えばいいと教えてくれました。
教えられた通り、汚れた箇所に重曹を水で溶かしてクリーム状にしたものを塗り、しばらくそのままにしておいたら、しつこい油汚れが浮き上がっていました!
「これはすごい!」と、ガス台のみならず、台所中を重曹で大掃除しましたよ~! ああ、すっきり!

これだけ油分が落ちるのなら、食器洗いも重曹を使えばええやん!
そう思って重曹で洗い物をするようになったら、指先の荒れが治まりました♪
台所用洗剤も「手に優しい」と謳われている製品をを使ってはいたものの、やはり体にあまりよくないものが含まれているのでしょう。
その前に、洗う食器の数が少ないとゴム手袋をするのが面倒で、素手で洗うからいけないんですけどね~。

調理用の小袋に入ったものではなく、ちゃんと掃除用の重曹も売っています。


重曹は冷蔵庫の臭い消しにも使えると聞いたので、早速お茶パックに重曹を入れて冷蔵庫に入れてみたら、確かに嫌な臭いはしなくなりました。


また、重曹をシャンプーに混ぜるとフケとり効果があるそうで、早速試しています。
まだ日が浅いので、効果のほどはもう少し様子を見ようと思います。

以前書いたお酢と共に、この重曹も主婦の強い味方です♪
とりわけひどい油汚れには、重曹とお酢の二本立てが効きますよ~。
重曹とお酢を混ぜるとブクブク泡だって、どんなしつこい油汚れもきれいに落ちます。

そうそう、上に書いた重曹シャンプーの後にりんご酢をお湯に混ぜてリンス剤として使うといいらしいのですが、これは一度試したら夫に「酢の臭いがする!」と文句を言われたので止めました。
実際、ほとんど臭いはしなかったんですけどね~、夫はお酢が大の苦手で、ごく少量のお酢でも敏感に感じ取る嫌なヤツなんです。

今日の一枚。
今ブダペストはライラックの花が満開です。
街を歩いているとどこからともなく良い香りが漂ってきて、とても気持ちがいいです。

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先月ウィーンにキーさんを聴きに行った時、会場でも楽屋でもママとセンセのお姿をお見かけしなかったのですが、これを見る限りやっぱりお二人はいなかったみたいですね。