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2014年1月29日

雪♪

やっと雪が積もりました♪

(また電話が勝手に写真を加工してくれました)
寒いのは苦手だけど、雪景色は大好き♪
こちらに来て知ったことですが、雪って0℃前後じゃないと降らないんですね。
マイナス10℃まで冷え込むと雪は降りません。
だから、冬に雪が降ると「今日は暖かい」と思うようになりました。
ああ、慣れと脂肪って恐い…。

ところでPharrell Williamの"Happy"って日本でも流行っていますか?
職場では今この曲が大流行でずーーーーっと聴かされてます。(苦笑)

ブダペストヴァージョンもあるみたいです。↓



で、職場でもHappyのビデオを作ろう、と盛り上がってます。
えええええ? 私も踊るの~?

2014年1月26日

ビール会社の「あなたの夢をかなえます」という企画、いいですね。




これのメイキングが感動的なんですよ~♪



見てて泣けてきました。
夢が叶って幸せ一杯の皆さんの表情がいいですね。


野茂ヴァージョンもよかったです。↓



生トルネードを打席で見たら感動して動けなくなりそう。


私も矢野さんとバッテリー組んで、最後の打者を三振に仕留めて「ええ球やったで~」と笑顔の矢野さんにマウンドに駆け寄ってもらいたい!
いや、それより監督になってマウンドに行って「能見ちゃん、どない? まだ行けそう?」って聞いてみたい!
で、交代のタイミングを間違えて、キレた能見ちゃんがベンチでグラブ叩きつけるとこを至近距離で見てみたい!(おいおい~)

いや、それよりもキーさんと連弾してシューベルトの幻想曲弾きたいっ♡
ビール飲むから叶えて下さい~~~!

*****

ところで話は変わりますが、日本のTV番組で「ハンガリー人は毎朝ラードを塗ったパンを食べる」と紹介されたそうですね。
もちろん人によっては毎朝食べる人もいるかもしれませんが、「ハンガリー人全員」というわけでは決してありません。
私達はほとんど食べませんし、私の周りのハンガリー人も「ラードを塗ったパンなんていつの時代?」と鼻で笑います。
鴨やガチョウを焼いた時に出た脂は捨てずに取っておくよう夫に言われますが、そのラードも毎朝ではなくたまに食べる程度。
パンに塗るだけでは食べきれないので野菜炒めに使ったりします。
だいたい鴨やガチョウも滅多に食べないので、ラードを塗ったパンを食べるのは年に数えるほどです。

日本には「○○人はこうだ」と決め付けるような番組が多いように思いますが、どの国でもどの地方でも人それぞれです。
TVを観ただけで「○○人は…」とか「○○国では…」と一括りにするのはどうかと思いますし、そういう番組を作るTV局の姿勢にも疑問を感じます。

2014年1月25日

ドナウタテジマ応援団へのご質問と回答

前回の記事で、ドナウ猛虎会はヤンキースファンと合同で「ドナウタテジマ応援団」を結成するとお知らせしたところ、いくつかお問い合わせをいただきました。

①「ライン川流域在住ですが入団できますか?」

もちろんです!
ラインとドナウは運河で繋がっていますし、全く問題ありません。
一緒に応援しましょう♪

②「ヤンキースって小人ウサギさんチームっぽい気がするのですが…」

大丈夫です。ユニフォームはタテジマですから虎の仲間です。
関西にはヤンキーが(少なくとも私の学生時代は)たくさんいましたから、地元チームと呼んでも差し支えありません。
それになんといってもイガーがお世話になったチームです。
ヤンキースさんが大金を払ってくれたお陰で甲子園が改修されたことを忘れてはいけません。
特にトイレ! 前はトイレに行くのが恐怖だったけど、今はきれいになりましたね♪

③「団費や団則はありますか?」

団費はありません。
団則は「一生懸命虎とヤンキースを応援する」です。
よろしくお願いします。

ドナウタテジマ応援団は皆様の入団をお待ちしています。


ところで、先週の今頃は確か+10℃以上あったはずなのですが、昨日から急に冷え込みました。
例年並の気候になったわけですが…


いや~ん、マイナス12℃~~~!(涙)

2014年1月23日

ドナウ猛虎会から重要なお知らせ

田中将大投手のヤンキース移籍が正式に決定しましたね。
リンク先の写真、ええ顔してるわ。
写真は毎日新聞から拝借しました

昨日、職場でヤンキースファンの同僚とこの話題で盛り上がり、大騒ぎして周囲からかなり引かれました。
野球を全く知らないハンガリー人に「タナカのERA(防御率)は…」と力説する同僚。
やめたげて、顔に「?」って書いてあるやんか。(苦笑)

楽天イーグルス公式サイトにマー君のページがありました。(こちら
入団当時はひょろひょろだったのに、すっかり逞しくなりましたね。
野球少年たちに囲まれている写真が特に好きです。
憧れの眼差しで見つめる子供達の表情がいいなあ。
君達も頑張ってプロ野球選手になるんだよ!(その時は是非阪神へ~♪)

新天地でも大いに活躍してほしいですね!
伊丹から世界へ羽ばたくマー君をドナウの畔から力いっぱい応援します。

で、同僚の熱烈な勧誘を受け、ドナウ猛虎会はヤンキースファンと合同で

ドナウタテジマ応援団

を結成することになりました。
虎を応援するのは当然ですが、タテジマ仲間のヤンキースも応援します。
(ああ、でも私ヤンキースのこと何にも知らんわ。キャンプ始まるまでに攻めて選手の名前だけでも覚えなあかん)

ドナウ流域国にお住まいの阪神ファンとヤンキースファンの皆様、ドナウタテジマ応援団に入りませんか?

2014年1月21日

アバド

アバド(アッバードとも書きますが、ここでは日本の新聞等で使われる「アバド」表記にします)が亡くなったと聞いて、昨夜はずっと彼の振るレクイエムを聴いていました。


(レクイエムは11:00過ぎから始まります)


癌で倒れ、その後ステージに復帰した時、痩せ細った姿を見て胸が痛みました。
あんなに溌剌としていたのに、こんなにやつれて…。

私が初めて買ったアバドのLPは確かアルゲリッチ姐さんとの共演。(これ↓)
二人とも若くて、お互いの「どや!」がぶつかり合って一歩も引かない激しい演奏です。
アバドを偲ぶには晩年の演奏よりもこちらの方がいい!
今夜はこれをじっくり聴くことにします。合掌。

それにしても姐さんすごいよ~!

2014年1月17日

タバコ

ハンガリーでは一昨年からから公共の場所では全面禁煙になりました。
病院や学校、会社はもちろん、レストランやショッピングセンターでも屋内でタバコを吸うことは出来ません。
(喫煙室が用意されていればそこで吸うことは可能です)

また、昨年7月15日以降、タバコはNemzeti Dohánybolt(国民タバコ屋)の専売となりました。
こんな看板の出ているお店です↓
画像は http://nemzetidohany.hu から拝借しました
以前はキオスク、スーパー、レストラン等、どこでも買えたタバコ。
未成年者(ハンガリーの法律では18歳未満)が年齢をごまかしてタバコを買うことも不可能ではありませんでした。

そこで、タバコの販売をNemzeti Dohányboltに一任し、タバコ購入時には身分証明書の提示が義務付けられました。
また、店の窓やドアはスモークガラスで覆うよう決まっており、店内が見えないようにしました。
こうすれば未成年者がタバコを買うことはおろか、目にすることも出来なくなります。

私はタバコを吸いません。
レストラン等でいくら分煙されていてもタバコを吸う人が一人でもいると髪や服に臭いがつくのが大の苦手。
だから完全禁煙と専売制度はありがたいことなのですが、めでたしめでたしとは言えないのが現状です。

先に書いたように、外から店内は見えません。

そこを狙うんですよ~、悪い奴らが!

タバコ屋を狙う強盗事件が多発。
最近は毎日のように「どこそこのタバコ屋で強盗」 とニュースで流れ、見る方も「へえ~、またか」と驚かなくなりました。

タバコを吸わない人間にはありがたい制度でも、犯罪が増えるのは困りますね。


・・・っていうかスモークガラスを外せばええんちゃうん?

2014年1月16日

人参ドレッシング

人参ドレッシングは美味しくて、これさえあれば野菜がいくらでも食べられる。

そう何かで読んだので、気になってレシピを検索するとたくさんヒットしました。
要は人参をすりおろして、醤油、酢、油と混ぜればいいようです。

早速作ってみると確かに美味しい!!
サラダにかけて、お豆腐にかけて…あっという間に食べてしまいました。

その時の気分でタマネギのみじん切りやおろし生姜を加えたり、煎りゴマを混ぜたり。
リンゴを入れても美味しそう。
オリーヴオイルとバルサミコ酢で作るとイタリアン風になるし、ごま油で作ると中華風。
簡単でいろいろアレンジが出来るのが面白いです。
(面倒臭がりの私はフードプロセッサでガーッと作ってます)

おかげで最近は市場に行く度に人参を大量に買うようになりました。
買い物袋の中は人参、ミカン、オレンジ、柿…うわっ、オレンジ色だらけ。
あかん、小人色やんか! (注:小人=読売ウサギチームのこと)
もっと黄色いもん買わなっ!! 


ところで人参といえばこれを思い出すんですけど…トシちゃんって今どうしてるんですか?

2014年1月13日

週末観た映画

週末はまたまた夫と家で映画を観ました。

まず"About Time"。(日本では未公開のようで、邦題を検索したけど見つかりませんでした)


タイムトラベルの出来る青年が、好きな女性に上手く想いを伝えられずタイムトラベルで過去に戻って何度もやり直し、ついには想いが通じて結婚して…というハッピーエンドのお話。

…かと思ったら最後はちょっと切ないです。



続いて"The Family Man"。(邦題「天使がくれた時間」)


「行かないで」と止める恋人を振り切ってロンドン留学した主人公は今ではウォール街の成功者。
独身貴族を満喫していた彼がある日目覚めると、隣にはかつての恋人が。
どうも二人は結婚して子供もいるらしい、一体何がどうなってるの?

もしあの時ロンドンに行かなかったら送っていたであろう生活にいきなり放り込まれた主人公の心境が描かれていてなかなか面白い映画でした。

あの時こうしていたら今どうなっていただろう…とは誰もが考えることですが、私は「あの時こうすればよかった」とか「やり直したい」とは全く思いません。
「迷ったら前に出ろ」、「やらないで後悔するよりも、やって後悔する方がいい」が信条ですから。


それにしても、続けざまにこういう映画を見せるって、夫は一体何を考えているんでしょう?
何かやり直したい過去があるわけ? 現状に不満でも?
そう聞くと「まさか! 僕はもしタイムトラベルで 過去に戻っても今と同じ道を歩むよ、決まってるじゃないか! 第一、別の人生だったらゴルビー(今は亡き愛犬の名前)に会えないじゃないか!」と叫んでいました。
はいはい、大事なのはゴルビーね。(笑)

2014年1月11日

ソナタ

ピアノの譜面台の横にある台、今調べたら「ランプ台」と呼ぶらしいのですが、我が家のピアノの右のランプ台にはショパンの手、左には今後弾きたい曲の楽譜が置いてあります。

今日改めて左側を見ると、楽譜が山積みになっていて崩れる寸前!
誰ですか? リストの超絶技巧とかラフマニノフのピアノコンチェルトの楽譜を置いたのは?
スクリャービンのソナタ集とかラヴェルの夜のガスパールとか、あんたらどっから来たん?
(一体いつ血迷ってこんな楽譜を買ったのか記憶にございません…)

「弾きたいけど弾けるわけない曲」を楽譜の山から下ろして棚に片付け、現在積まれた楽譜はモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトのソナタ集。
うん、やっと現実的になったな。(現実的なのか?)
今年はウィーン&ドイツ年間と名付け、シューベルトを中心にモーツァルトとベートーヴェンを攻めたいと思います。

で、キーさんのサイトを見たら来シーズンのプログラムが掲載されていて、

Beethoven. Sonata # 21.
Prokofiev. Sonata # 4.
Rachmaninoff. Preludes opus 23 ## 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 10, 

               opus 32 ## 8, 10, 12, 13.

だそうです。
ベートーヴェンの21番、ワルトシュタイン!
きゃ~、これはいつだったかツィメ様の実演を聴いて、第3楽章の流れるようなオクターヴに感動したのでした♪
キーさんがどんな演奏を聴かせてくれるのか、今からとても楽しみです♪

よっしゃ! 明日からワルトシュタインや!

2014年1月8日

たかじん

たかじんが亡くなったと聞いてものすごくショックを受けているバラードです、こんにちは。

たかじんって関西以外ではあまり知られていないのでしょうか?
歌の上手さとお笑い芸人顔負けのしゃべりのギャップが面白く、毒舌で世相をバシッと斬るトークが大好きでした。
64歳なんてまだまだ若いのに…惜しい人を亡くしました。合掌。

昨夜YouTubeでたかじんの歌を延々と聴いていたら、「いい声だね~」と夫も一緒に聴いていました。


で、一段落ついたところで夫が「ハンガリーの名曲も聴こうよ」とCDを取り出しました。
「ハンガリーと言えばOmegaだね。日本でも賞を取ったことがあるんだよ」と言うのですが、私は知りませんでした。
(調べたら1970年に開催された第1回東京国際歌謡音楽祭で入賞したようです。知らんかった~!)

受賞曲Gyöngyhajú lány(真珠の髪の女)は世界的に売れたそうで(知らんかった~!)、そういえば以前ポーランドで結婚式に出席した時もこの曲が演奏され、ポーランド人が皆で歌っていました。

こんな曲です↓

(グループ結成50周年コンサートの映像)

どうですか?
物悲しくてちょっと演歌っぽいと私は思うのですが、 いかがでしょうか?


そうそう、全然話は変わりますが、昨日もう一つとても悲しいニュースを聞いたのです。
なんと、

天満屋が閉店!!(天満屋=ウィーンの和食レストラン)

ウィーン在住の方から教えていただいたのですが、ものすごくショックです。
美味しかったのに~~~!

2014年1月4日

新年早々 こんなん売ってた

忘れた頃に登場する「こんなん売ってた」シリーズ。
今回は中央市場のお肉屋さんからお届けします。

まずはこれ。真ん中の切り株みたいなのは牛の骨です。

骨で美味しいスープが取れるのですが、ハンガリー人のお目当ては骨の中の「髄」。
結婚当初、夫とレストランに行って、彼がスープそっちのけで骨の髄を美味しそうに食べるのを見て「ああ、この人とは住む世界が違いすぎる…」と愕然としたのでした。

これはあまり珍しくないかな?
牛タンです。
牛の舌って長いんですね~。

続いては豚さんシリーズ。
豚足。
スープを取ったり、パプリカ風味のシチュー(pörkölt=プルクルト)を作ったり、用途はいろいろ。
今は亡き愛犬は、豚足を柔らかく煮たのが大好きで、前足で豚足を上手に掴んで美味しそうに齧っていました。
(脂が多いからあまり与えてはいけないんですけどね)
骨までガシガシ食べる様子を見て「あんたは肉食動物やねんなぁ」としみじみ思ったものです。

下には豚さんの顔があるけど、上は耳です。
耳もシチューにしたり、脂が多いので煮凝り(Kocsonya)を作ったりします。

豚の尻尾。これも煮凝りを作る時に重宝します。

これだけ写真を撮ったにもかかわらず、明日のメニューはスペアリブです。(笑)
耳も尻尾も買ってませんから。

私達夫婦はお互いをゲテモノ食いと呼び合っていることは以前書きました。
ヤツは「魚の頭を食べるなんて」とか「お父さんは魚の目玉を食べてたよね、信じられない」とかほざくのですが、あんたらハンガリー人かて豚の耳から尻尾まで食べるやんか!
すると「海草を食べるなんて信じられない」と言いやがりました。
ワカメは髪の毛にええんやで。ちゃんと食べへんから…(以下略)

我が家のゲテモノ食い論争は終わることがなさそうです。

2014年1月3日

年末年始

ハンガリーでは1月2日から平日なので、全くお正月気分のない日を過ごしています。

大晦日はベルリンフィルのジルヴェスターコンサートをTVで観賞。
ラン・ラン演奏のプロコ3番って、どうしてもこれを思い出してしまいます。(笑)



そして夜は夫の友人宅を訪問し、新年へのカウントダウンをしてシャンペンで乾杯☆
すっかり酔って帰宅して元日は遅くまで朝寝坊。(ハンガリーでは当たり前の光景)
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを観て、年が明けたことをやっと実感しました。

最初に書いた通り、ハンガリーでは1月2日から平日です。
但し私は今週はお休みなので、昨日と今日は普段なかなか会えない友達に会って楽しい時間を過ごしました。

お気に入りのカフェでおしゃべり。

クリスマスツリーは1月6日の公現祭(ハンガリー語でVízkereszt)まで飾るのがこちらの習慣です。
アンドラーシ通りのイルミネーションもまだ続いていました。

毎日朝寝坊して、ゆっくり朝食を食べて、夫の淹れてくれたカプチーノを飲む生活にすっかり馴染んでしまったので、来週ちゃんと朝起きられるか心配です。

2014年1月1日

あけましておめでとうございます


今年は午年。
プスタ(ハンガリーの大平原)を駆け回る馬の写真で新年のご挨拶を申し上げます。

今年もどうぞよろしくお願いします。