このブログ内の写真はクリックすると拡大します。ドナウ猛虎会通信(虎バカ向け音楽入門)と旧ブログもよろしくお願いします。

2011年9月29日

3タテとキーちゃん

ツバメを3タテや~! と思ってたら逆に3タテされました。
それも毎回逆転負け・・・。
3位の小人と4ゲーム差・・・。

職場に日本のプロ野球に詳しいアメリカ人がいるのですが、「阪神はどう? え? 4位? 3位と4ゲーム差? 3位は巨人? それはもう来年に期待するしかないね」と言われました。
そんなんあんたに言われんでもわかってるわ!

でも、負けて悔しい反面、「昔の弱い阪神が帰ってきた~!」と懐かしく嬉しい気持ちになるのはなぜでしょう?
明日から竜退治・・・できるかなあ。


ところでアルゲリッチ姐さんが来日をキャンセルしたそうです。
姐さんのキャンセルなんて毎度のことで驚きませんが、今回はキーちゃん40歳バースディガラコンサートで共演の予定だったのにキャンセル!
姐さんはキーちゃんが大好き、キーちゃんLOVE♥ なのに「健康上の理由」でキャンセル。
一体どうなさったんでしょう。大したことでなければいいのですが。

で、キーちゃんは無事日本に到着したそうです。
招聘元のJAさんのツィートで見たのですが(こちら)、何ですか、この親子ペアルック状態は!


やっぱりファッションセンスはママ譲りだったのねえ~。

2011年9月26日

フランツとフランチェスコ

旧ブログにも書きましたが(こちら)、我が家の近くにリストが通った教会があります。
現在工事中で写真が撮れなかったので旧ブログの写真をご覧下さい。

この教会はフランシス派教会。
リストの名前はご存知の通りフランツ(ハンガリー語ではフェレンツ)。
フランシスとフランツ(フェレンツ)の語源は同じです。
だからここに通ったのかなあ、なんて勝手に思っているのですが。(←単純!)

そういえばリストは聖フランチェスコを題材にした曲を作っています。
自分の名前と同じ語源のフランチェスコに思い入れがあったのでしょうか?

リスト「伝説」第1曲
小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ ピアノはケンプ

小鳥がさえずる様子が目に浮かびますね。

「伝説」第2曲
水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ コルトー演奏


どちらも今の若いピアニストならもっとバリバリ弾きますが(先日のリスト国際コンクールでも若手の活きのいい演奏をたくさん聴きました)、昔のピアニストの演奏は一味違って優雅で品があります。
今のようなせかせかした時代だと、こういう演奏は生まれにくいのでしょうね。


フランチェスコといえば忘れられないのがミッキー・ローク様
素敵でしたねえ・・・(遠い目)

2011年9月25日

ピアノトリオ

私は幸いにも音楽を聴きながら仕事が出来る環境にいます。
以前はお気に入りのCDをかけたりバルトークラジオ(ハンガリーの音楽専門局)を流していましたが、最近はsky.fmのピアノトリオ専門チャンネルがすっかり気に入ってずっと聴いています。

恥ずかしながらピアノトリオがこんなにたくさんあるとは思いもよりませんでした。
初めて聴く曲にうっとりしたり、自分でも演奏したことのある曲を聴いて「うっわ~、全然違う!」と赤面したり。(笑)

そろそろ室内楽の練習もしないと・・・楽譜は譜面台に置いたままで全然弾いていないので指が動きません~!
自業自得ですけど。

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ところでキーちゃんは初のオーストラリア公演が終わり、いよいよ来日ですね。
聴きに行かれる方々、よろしければ感想を聞かせて下さいね。

オーストラリア公演のレヴューはネットでいくつも見つけられますが、キーちゃんピアノ選びに関する記事は面白かったです。

ピアノ選びについてはブダペスト公演の際にハンガリーのテレビでも見たのですが(こちら)ぱらぱら~っと弾いて(1分も弾かなかった)「はい、これにします」と即決。
もっと細かいところをチェックすると思っていたので驚きました。

もちろんキーちゃんが演奏する会場はいいピアノを揃えているでしょうから、さっと決められるのだとは思いますが、こう、何て言うんでしょうか、「僕だけのこだわり」みたいなものは無いの? と気になっていました。
こちらがその答えなのでしょうか。

キーちゃんが調律師さんを連れてきたことに対して、地元オーストラリアの調律師さん達が「僕たちの腕を信用できないのか?」、「この会場のピアノのことは知り尽くしているのに」、「実際に会場で聞いたけど、僕の調律とどこが違うんだよ!」等とお怒りです。

オーストラリアの調律師さんたちのお気持ちはよくわかります。
ただ、キーちゃんにしたら初めての場所で初めてのピアノ、初めての調律師さんというのは不安過ぎたのでしょう。
自分の求める音を熟知した調律師さんにお願いしたいと思うのは理解出来ます。
調律師さんあってのピアノですからね~。

あ、うちのピアノもそろそろ調律してもらわないと。

2011年9月23日

ちょっと御無沙汰

1週間ほどブログの更新をサボってしまいました。
このブログは日本の家族への近況報告を兼ねていて、更新の間隔が空くと心配してくれる人がいるので・・・

元気ですよ~!


念願叶ってやっと日本語の読み書きが出来る携帯を手に入れたので、メールのチェックはもっぱら携帯。
パソコンに向かう時間がめっきり減りました。
短いメールやTwitterなら携帯で十分だけど、携帯の日本語入力に慣れていないのでブログはやっぱりパソコンじゃないと書きにくいです。

早く携帯でブログも書けるようになりたいなあ。

新しい携帯で撮った写真。



いろいろな機能が付いているみたいなので早く使いこなさないと!


ところで野球はいろいろありますね。

下さんが戦力外なのに真弓ちゃん続投・・・。
落合退任なのに真弓ちゃん続投・・・。
代走西村君で真弓ちゃん続投・・・。
う~~ん・・・・・・・・・

2011年9月17日

夜のお散歩

いつも携帯で撮った写真ばかりなので、今日はデジカメを持って散歩してきました。
私のいつもの散歩コースです。
ブダペストにお住まいの方、ブダペストを訪れたことのある方なら私がどの辺りに住んでいるかバレバレですね。














トラはマエケンに負けました~!
もう残り試合は若手どんどん使ったらええねん!

2011年9月16日

あかんなあ・・・

さっきからため息ばかりついています。
なぜって? そんなん聞かんといて下さいよ、ここ最近のトラですがな。(涙)
昔は5月頃には「さ、来年や来年!」と気持ちを切り替えていたのに、最近は中途半端に強くて「今年は優勝するんちゃう?」と期待して最後の最後に裏切られてばかり。

今年も自力優勝消滅ですって、奥さん!
そらそうやわなあ、あんだけしょーもないエラーしてたら・・・。
監督は抗議する気全然ないし、いっつもベンチでへらへらしてるだけやし。
それでも来年は続投らしいですよ、奥さん!
下さん戦力外、真弓ちゃん続投って絶対おかしいわ~~~!

ここでいくら文句を言っても何も始まりません。
明日からの鯉4連戦は絶対に全部勝たな!!

ところで最近職場に野球好きなアメリカ人が一人増えました♫
彼は日本にもいたことがあって日本のプロ野球にも詳しく、今朝会ったら開口一番「ダルはメジャーにいくの?」と聞かれました。
(ダルビッシュ=Darvish、アメリカ人はダーヴィッシュって言うから一瞬誰のことかわからなかった:笑)

前からいるアメリカ人はニューヨーク、新しく入った人はサンフランシスコ出身で、私たち3人の共通の話題は何だと思いますか?

新 庄 剛 志  ですよ。

「新庄君は阪神のスター選手だったの♪」
「メッツでは4番も打ったよ。あの頃はピアザもジールもいて強かったんだ」
「ジャイアンツでも鉄壁の外野手だったよ。彼の守備は素晴らしかった」

などと野球の僻地ブダペストで話題になっているなんてまさかご本人は想像も及ばないことでしょう。

ああ~、新庄君阪神の監督してくれないかな~?



今夜のお散歩で撮った一枚。
携帯だからボケてますね~、今度はデジカメ持ってお散歩しよう。

2011年9月13日

リスト国際ピアノコンクール

リスト国際ピアノコンクールの予選が始まりました。
会場は旧リスト音楽院、かつてリストが暮らした建物で、リスト博物館もここにあります。

出場者の出身国の国旗が飾られた階段。

会場はこじんまりしたホール。
例年はリスト音楽院大ホールが会場ですが、今年は改装工事で使えないので(っていうか工事始まったん?)ここが会場です。
(休憩時間に調律しているところ)

ショパンコンクールのように出場者が好みのメーカーのピアノを選ぶわけではなく、皆が同じピアノで弾くのは、聴くのは面白いけど弾く方は嫌でしょうね。
だって、同じピアノとは思えないほどピアニストによって音が違うんです。
ある人の演奏中にものすごく音が濁って「調律が狂ってきた」と思ったのに、次の人が弾くとキラキラしたとても綺麗な音が出たり・・・。



このコンクールの課題曲は

- 1次予選 リストの曲(エチュード2曲を含む)20分のプログラム
- 2次予選 リストの曲(歌曲の伴奏を含む)40分のプログラム

と縛りがゆるいのが特徴でしょうか。
「鬼火」や「マゼッパ」をガンガン弾く人、しっとりと「ため息」を聴かせる人。
そしてエチュード以外の曲にハンガリー狂詩曲やメフィストワルツを選ぶ人、巡礼の年を弾く人。
曲目を見ただけでその人の個性がわかって面白いです。

今夜で1次予選が終了。明日からは2次予選、そして週末に本選。
どういう結果になるでしょうか? 楽しみです。

2011年9月11日

夕方のお散歩

先程家の近所を散歩した時に見つけました!
これまで「Ferihegy」と表記されていたのが「Liszt Ferenc」に訂正されてる~!
ブダペストの空港名がこの春にリスト・フェレンツ空港に変更されました。でも道路標識の変更はつい最近・・・(笑)

ちょっとお久しぶりのドナウ川。
水面に見慣れないものが。

遠くてよく見えなかったのですが、カヌーを立って漕いでいるような・・・。
すぐ近くを大きな船が通ると波で揺れてバランスをとるのが難しそうでした。



どこまで行くのかな~?

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ところで昨日はこれ
(写真はサンスポさんから拝借しました)
いやあ、すごいですね、ハンカチ王子の人気は!
パ・リーグの首位争いでもないデーゲームがテレビ放映されて、それをハンガリーでも観られるんですから!
私は5年前の高校野球を見ていないので当時のことは全くわからないのですが、プロに入って着々と力をつけ、今では楽天の顔、球界を代表するピッチャーになったマー君と新人の斎藤君は、周りが騒ぐほどお互いを意識しているのでしょうか?
マー君はダルや涌井、あるいは同い年のマエケンと比較されるべきだと思うし、斎藤君は福井や澤村が対象じゃないでしょうか?

マー君が5年前のリベンジ!なんて新聞の見出しを目にすると、「それって球界を代表する投手に対して失礼じゃないの?」と思います。


この二人は同じリーグ、今後も何度も対戦するでしょう。
次はお互いどんなピッチングを見せてくれるのか楽しみですね。

2011年9月5日

リスト像とショパン像

ワルシャワのワジェンキ公園にリスト像が設置されるらしいと以前書きました。(こちら
その時点ではラジオで聞いただけで、どこまで本当なのかよくわからなかったのですが、ハンガリーの彫刻家(dr. Gerő Katalin)が製作したリストの像がワルシャワに贈られたそうです。

彫刻家とリスト様   (写真はfidelio.huから拝借しました)

7月下旬には完成した像がお披露目されたそうな。
(ちょうど一時帰国中だったので全然知りませんでした。ちょうどこの頃私は甲子園の勝利の女神でしたから♪)


また、ハンガリー人ピアニストSzilasi Alexがブダペストにショパン像を寄贈した由。
ショパンとリスト揃ってお披露目。

Liszt és Chopin szobrai
(写真はfidelio.huから拝借しました)

リスト様は上記の通りワルシャワに旅立ちワジェンキ公園に到着しましたが、ショパン様はブダペスト1区のHorváth-kertにお目見えするそうです。
いつなんやろ?
記事には「秋に」と書いてあるけど漠然としすぎやわ~!
(リンク先の一番下に動画がありますが、これを見るとワジェンキのリスト様の位置って・・・・夏のショパンコンサートで弾くピアニストは左にショパン、右にリストというすごい所で弾くんですねえ)

ちなみにHorváth-kertには現在このお方が・・・


ハイドン様です。いつも室内楽でお世話になってます。
ああ、練習せな!

ショパン様の像はどの辺に設置されるのでしょう? 気になるのでこれからちょこちょこHorváth-kertに様子を見に行くつもりです。




全然関係ないんですけどブダペストの公園にはよく卓球台が置いてあります。
ハンガリーって卓球そんなに盛んだとも思えないんですけど・・・。

そういえばハンガリーにも野球チームがいくつかあるそうで、そのうちの一つから「試合を観に来て」とお誘いを受けました。
どんなんやろ~?

2011年9月2日

9月

ああもう9月、今年も残り4ヶ月をきりましたね。
ハンガリーでは9月1日に新学年が始まります。
夏休みが終わって、今は街全体にきりりと引き締まった初々しい雰囲気が漂っています。

夏を名残惜しく思う反面、いよいよ音楽シーズンを迎えるのは嬉しいものです。

今月はリスト国際ピアノコンクールも開催されます。
リスト生誕200年記念の年のコンクール、昨年のワルシャワのショパンコンクールの盛り上がりに比べるとかな~り地味な感じですが、日本人ピアニストも多く出場するようです。(こちら

さすがに日本からコンクール観賞ツアーは出てないと思いますが。(笑)
しかしいきなりオープニングコンサート中止で大丈夫なのか、リストコンクール?

本来なら改装工事が終了しているはずのリスト音楽院がまだ使えないので、今年は旧リスト音楽院(かつてリストが住んだ建物)と芸術宮殿(Müpa)が会場です。
旧リスト音楽院はまだしも、Müpaのあの大きなホールでピアノ・・・う~ん。

親しくしている若手ピアニストが出場するので予選から応援に行くつもりです。
前回予選では演奏中に携帯が鳴るハプニングがありましたが、今回は聴衆がちゃんと携帯の電源を切って、出場者が実力をフルに発揮できますように。