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2013年9月29日

レーピン&コンチェルト・ブダペスト

キーシンリサイタルの翌週レーピンがブダペストに来ました♪

Időpont: 2013. szeptember 27., péntek 19:30
Előadó(k): Concerto Budapest
Közreműködik: Vadim Repin (hegedű)
Vezényel: Keller András
Műsor: BRAHMS: D-dúr hegedűverseny, op. 77
STRAVINSKY: A tűzmadár (eredeti verzió, 1910)
Helyszín:
  • Müpa - Bartók Béla Nemzeti Hangversenytere

会場はMüpa。
キーシンを聴きに行った時とほぼ同時刻に撮ったのですが、あの時はまだ明るかったのに10日でこんなに日が短くなるんですね。

座席は1回の中央より少し後ろの席。傾斜があってステージよりやや上の位置で音響はよかったです。
(これからこの辺の席を狙おうっと♪)

5年前のコチシュとの丁々発止が忘れられず、今日はどんなブラームスが聴けるのかワクワクしていたのですが…。
う~ん、全体的に音程が甘かったです。
(甘過ぎてmollの重音がdurに聴こえる箇所もありました。信じられない!)
どうしたんでしょう? 体調が悪かったのでしょうか?

なんとなく消化不良なまま前半が終わり、このまま帰ろうかとも思ったのですが後半を聴いてよかった!
迫力があり、なおかつ繊細で素晴らしいストラヴィンスキーでした。
このオーケストラはコンチェルト・ブダペストと名乗ってからの歴史は浅いものの、もともと100年以上の歴史を持つオケで、固定ファンも多いようです。
私の近くには長年このオケの定期会員らしい熱心なファンが大勢座っていて、とても温かい雰囲気の中で演奏を楽しむことが出来ました。

2013年9月26日

おめでとう!

東北楽天ゴールデンイーグルス、パ・リーグ優勝おめでとうございます。

そして

広島東洋カープ、CS進出決定おめでとうございます。

どちらもチームに勢いがあって、ファンも応援のし甲斐があるでしょうね。
それに比べてトラ…orz
何ですか? 加藤がリリーフに出てきたかと思ったら安藤の間違いって?
リリーフカーがブルペンに引き返したらしいですね。(こちら
で、結局安藤が投げた後で加藤がまた出てきたって?
首脳陣何やっとんねん~、このボケがぁぁあああ~~~!

ああ、CSで鯉に勝てる自信が全くありません。

さ、気分転換。
最近撮った写真が溜まったのでまとめて載せます。空特集♪

うろこ雲。すっかり秋の空です。
正面は地下鉄Örs Vezér tere駅。ここは地下鉄2号線の終点で地上駅です。

Örs Vezér tere駅近くで撮った空。

我が家の前で撮った空。この日は日差しが強かったです。
今日の夕方の写真を3枚。
雨上がりの空。まだ雲がたくさん出ています。

少し歩いて国立博物館。大分晴れてきました。

国立博物館ではロバート・キャパ写真展開催中。
ロバート・キャパはハンガリー生まれ。
日本でも英語風にキャパと呼ばれているそうですが、Capaのハンガリー語読みはツァーパ、サメという意味です。
写真展は来年1月12日までなので近いうちに見に行くつもりです。

2013年9月23日

日本のドラマ

ミタさん以来久しく日本のドラマは見ていなかったのですが、話題の「半沢直樹」にすっかりはまりました。
昨日の最終回を見た後しばし虚脱感…でも10月からは「リーガルハイ2」が始まるので楽しみです♪

最近の芸能界に疎いので、堺雅人さんのことも全く知らなかったのですが、この方は役柄によってまるで別人になるんですね~!


 「半沢直樹」を見始めてから「リーガルハイ」を勧められて見たのですが、すごく面白くて私は半沢よりリーガルの方が好きです♪

別人といえば、近藤役の滝藤賢一さんの演技に惹きつけられ、東京編は主役より近藤さんに注目していたのですが、この方も別人になるんですね~!
これ(↓)見てびっくり!!! 


もしこちらを先に見ていたら、この方は中国人だと信じて疑わなかったと思います。
この俳優さんは無名塾出身だそうですね。なるほど、さすがです。

また、顔が木佐貫に似ていると某掲示板でこんなパロディーも見つけました。(笑)

「木佐貫君、今度は日ハムだそうじゃないか。それは随分と遠いね~ご家族も慣れない土地に行くのは大変だろう」
「何がおっしゃりたいのでしょうか」
「そのトレードを私の力で、なかったことにしてもいい」
「オリックスに残れるんですか?」
「君は何を勘違いしているんだ。私は君を巨人に戻すと言っているんだよ」
「!?」
「どこがいいかね、先発中継ぎ抑え、たしか入団当時の君は開幕投手を希望していたそうだね」
「本当にできるんですか?そんなことが」
「できる」
「もう一度なってみないかね、巨人のスターに」
「…よろしくお願いします」


でも、一番驚いたのは北大路欣也さんです。
北大路さんは私の中では「永遠の“若”」なので、「ちょっと~、いつの間にこんな年取ったん?」とショックでした。
あはは、いきなりこんなこと書いてもわかりませんよね。(笑)
えー、私は菅原文太さんの大ファンで昔ヤクザ映画をよく見たのです(トラック野郎ももちろん見ましたよ♪)が、北大路さんは“若”(若頭)を演じることが多く、若と言えば北大路、北大路といえば若でした。
当時のお写真↓ (めっちゃ濃い顔です)

「華麗なる一族」キムタク版で万俵大介を演じたそうですが、あいにく見ていないので、北大路さんが“若”からいきなり貫禄ある頭取になっていてびっくりしました。
若、ご立派になられて!

半沢直樹、大阪編の方が面白かったと思うのは、知っている場所が出てくるからでしょうか?
それとも机バンバンの人が強力過ぎたから?(笑)
浅野支店長も素敵でしたよね~♪

2013年9月21日

いろいろ売ってた

今日は「こんなん売ってた」ネタが溜まったので、まとめて「いろいろ売ってた」をお届けします。

まずはこれ↓
HOKKAIDOって書いてあるし!
確かドイツ在住の方からHOKKAIDOかぼちゃは日本のかぼちゃに似ているとお聞きした記憶があります。
この日は他に買う物がたくさんあったのでかぼちゃは買わなかったけど、近いうちに買って南瓜のたいたん作ろうっと。
でもなぜ北海道? 北海道ってかぼちゃで有名でしたっけ?

つづいてはこちら↓
瓜です。「瓜なんて別に珍しくも何ともない」とお思いのそこのあなた!
大きさに注目です。

下の写真をご覧下さいませ。
通行人との対比で大きさがわかるでしょうか。
とにかく大きい!
この瓜、このままではなく細切りにしたものが店頭に並びます。
手前の袋に入っているのが瓜の細切り。奥の棚のピクルスがかわいい♪
瓜の細切りをつかってトュクフューゼレーク(瓜のクリーム煮)というお料理を作ります。
作り方は以前書きましたのでよろしければご覧下さい。(こちら

本日最後にご紹介するのはこれ↓
アンティーク屋さんで売ってた手書きの広告ポスターです。上は飴ちゃんの広告。
そういえば昔は写真じゃなくて手書きでしたよね~。(若い人にはわからない)
他にもいろいろありましたよ。

味わいがあっていいと思いませんか?
ブダペストのポスター欲しいなあ。来週買おうかなあ。

2013年9月17日

エフゲニー・キーシン@バルトークホール

キーシンのブダペスト公演を聴いてきました。
会場のMupa(芸術宮殿)

バルトークホール。今回も席は前の方…もう少し後ろがよかったなあ。


Jevgenyij Kiszin zongoraestje
A ZONGORA - MVM KONCERTEK 6.


2013. szeptember 16. 19:30
Bartók Béla Nemzeti Hangversenyterem

Schubert: D-dúr szonáta, D. 850
Szkrjabin: II. (gisz-moll) szonáta ("Szonáta-fantázia"), op. 19
Szkrjabin: Etűdök, op. 8 (Nos. 2, 4, 5, 8, 9, 11, 12)

キーシンのシューベルトは私にとって特別な意味を持ちます。
そもそも10年前にウィーンでたまたま行ったリサイタルで聴いたD.960が素晴らしく、それまで持っていた「ピアニスト養成ギブスを着せられた指だけがよく動く坊や」(熱心なファンの方々、暴言をお許し下さい)という偏見が一気に吹き飛んだのでした。
以来、毎年ウィーンの演奏会を聴きに行くようになりました。

3月にウィーンで聴いたシューベルトの即興曲がもう言葉では表せない美しさで、今回は一体どんなシューベルトを聴かせてくれるのかと楽しみにしていました。

ところが、第2楽章(下の楽譜の矢印の辺りから)をもっと優しく歌ってくれると思っていたのに、なんだかガチャガチャ音が鳴って…


たぶん座席がよくなかったのだと思いますが、一体この会場のどの席がピアノを聴くのに相応しい場所なのかまだよくわかりません。
というか、このホールでピアノリサイタルは無理だと思う…。
ああ、リスト音楽院のホールで聴きたかったな~。

後半のスクリャービンは圧巻でした!
前半のシューベルトでは天才が全身全霊を込めて作品を作り上げる過程を見せてもらいましたが、スクリャービンではキーシンの中から音楽が飛び出すというか、まさに爆演という言葉がぴったり。
ソナタもエチュードも、ちゃんと聴いていたはずなのに、キーシンが弾いている間ずっと体は会場に座っているのに魂だけをどこか別の世界に連れて行かれたような感覚で、今でもまだボーっとしています。
 シューベルトの後は儀礼的な笑顔だったキーシンですが、スクリャービンのソナタを弾き終えた時は思いっきりどや顔でした。

エチュードが終わり、またまたどや顔で客席を見て、はじけるような笑顔になったキーシン。
どうやら会心の出来だったようです。
何度も拍手で舞台に呼び戻され、ピアノに向かいました。
私は「アンコールでスクリャービンのエチュードop.42-5を弾いてほしい」と期待していたのですが、意外なことに聴こえてきたのはバッハ。
ケンプ編曲のシチリアーノでした。

先程まで熱狂の渦に包まれ、沸点に達した会場を落ち着かせるにはいい選曲だったと思います。

続いてのアンコールは、待ってました! スクリャービンのop.42-5!!
いやぁ~、すごい迫力で、音楽の神様が降臨してましたよ、キーちゃんイタコ状態。
会場はスタンディングオヴェイション!

その後も何度か拍手で呼び出されたキーシンがまたピアノに向かって・・・

何を弾いたと思います?

ショパンの英雄ポロネーズですよ!
これだけのプログラムの後に英雄弾くん? あんた何者? と笑うしかない状態でした。

このプログラムは来春日本でも演奏するようですので、聴きに行かれる方はまた感想をお聞かせ下さると嬉しいです。

**************

さて、ここからミーハーネタです。

スクリャービンでは魂を抜かれてしまって気が付かなかったけど、前半のシューベルトではキーシンやたらと唸っていて、「ウッ!」とか「フンッ!」とか「ハッ!」かよく聴こえました。
第2楽章でも「フンッ!」と鼻息連発で(特に私が「優しく歌って~」と思っていた所で)、キー様、ここはそんなに気合入れるとこなんですか?

最近髪の毛が爆発しなくなったキーちゃん。
この日も髪はコンパクトにまとまっていました。
なのに何度も何度も右手で髪を押さえるんです。それも演奏中に!
「キーちゃん、大丈夫やで、髪の毛爆発してないで!」と駆け寄って教えてあげたくなるほどでした。(笑)
が、しかし! 私気付いたんです。

もしかしてキーちゃんは髪を押さえているんじゃなくて、手の汗を髪の毛で拭いているのかもしれない!

だって右手の掌を髪にこすりつけるようにするんです。
ママ、キーちゃんにハンカチの存在を教えてあげて下さい!

ママといえば、今回も(春のウィーン同様)ママとセンセをお見かけしませんでした。
どうやらママ離れしたみたいですね。ママの代わりの人が見つかったのかな?

2013年9月14日

幸せな午後

今日の午後、大阪から来た人とお会いして、久々に関西弁で思う存分おしゃべりしました。
あ~~~~、楽しかった♪

今日は朝からずっと雨が降っていたのですが、晴れ女さんとお会いしたら雨が上って陽が差してきました。
久々に来た観光スポット。ドナウの対岸に見えるのはブダの王宮です。



我が家から徒歩ですぐなのに、なかなか行かないんですよね~。
この辺りは今日も観光客で賑わっていました。

そういえばキーさん今ブダペストにいるはずなので、この辺歩いてないかなあと思ってキョロキョロしたのですがいませんでした。
ずっと練習してるのか?

ちょっと見難いですが、花嫁さんの写真撮影中。(クリックすると拡大します)




お土産をいただきました。これです↓ どや!

スポーツ新聞に囲まれて、どれから読むか悩むという幸福を噛み締めています。
どうもありがとうございました。

夫が「この新聞赤と黄色だらけだね」と派手な色使いに驚いていました。(笑)
ひーやん引退特集号を読んでいたら「何が書いてあるの?」とうるさいので「この人は代打の神様と呼ばれている人で…」とか「22年間タテジマ一筋で…」とか説明してあげたのに、ヤツにはひーやんの偉大さがよくわからないようです。
怪しからんっ!!

2013年9月12日

こんなん売ってた

久々の登場、「こんなん売ってた」シリーズ。
今回はこれ↓
MUTSU? 陸奥ってこんな青々してましたっけ?
買って帰って早速食べましたけど…う~ん、日本のりんごみたいに甘くないよ。

ああ、日本のりんごが食べたい!
それよりも日本の梨! あ~~~、食べたい~~~!

2013年9月7日

ひーやん

ひーやんこと桧山進次郎選手が今シーズン限りでの引退を発表しました。
タテジマ一筋22年、暗黒時代も優勝も経験したひーやんがいなくなるなんて…(涙)

昨日神様仏様マー様について書いたところなのに、トラの代打の神様がいなくなります。
神様も世代交代ってことでしょうか。寂し過ぎます。

記者会見の写真を見たら、ひーやんはいつも通りの爽やかな笑顔でした。
この人に涙は似合いません。
ああ、最後に日本一になって思いっきり笑顔で送り出したい!!



【追記】 なんと! ふじもんこと藤本敦士選手も引退するそうじゃないですか!
うわ~ん、悲しすぎる~~~!


私の悲しい心とは裏腹に、ブダペストは快晴。
気持ちのよい青空が広がっています。

国立博物館

ゲレールトの丘

ドナウ川

2013年9月6日

20連勝

すごいすごい、楽天の田中将大投手、今シーズン負け知らずの20連勝!!
もう恐れ多くてマー君とは呼べません。
神様仏様田中マー様です。



今日は前半あまり調子よくなかったみたいですね。
HRを打たれて2点先取されて、もうダメかと思ったらしっかり逆転する打線!
羨ましいなあ~。

ヒーローインタヴューからはチーム内の雰囲気のよさが伝わってきますね。



「ほしいものは優勝」って、マー様が言うと迫力があるし、有言実行の予感。

そういえば今年のキャンプでこんなこと言ってましたね↓



「今年の野球界の主役は俺達楽天だぁっ!」って、ほんまに主役になってるし!

それにしてもこの人は北海道の高校を甲子園で優勝させるし、入団当初は弱小チームだった楽天で優勝争いしているし、すごいです。
来シーズンはメジャー入りの噂ですが、彼ならどこに行っても絶対に結果を出すと思います。
 職場のヤンキースファンは「タナカは来年うちでクロダと一緒に投げるんだ」と言い張ってますが(アメリカにはヤンキースファンが田中将大について知っておくべきことという記事まであるそうです)、 名門チームじゃなくて、出来れば最近低迷しているチームに入ってそこからワールドシリーズを狙ってほしいなあ、なんて勝手なことを願っています。

とにかくおめでとう☆

トラも勝った! 能見ちゃんおめでとう☆
明日は藤浪君で勝つよ!
藤浪君には何年かしたら田中マー様の記録を塗り替えてもらうで!

2013年9月3日

リスト像除幕式

リスト像がワルシャワのワジェンキ公園に設置されたことは以前書きました。(こちら
あれと同じリスト像がブダペストにも設置されることになり、昨日除幕式が行われました。




メガネをかけた女性がこの像の製作者です。

この像があるのはブダペスト5区、Nador u.とZrínyi u.の角。
リストと親交の深かったFestetics伯爵の館(Nador u. 9)に向かい合うように建っています。
きっとリスト様はこの辺りをよく歩いたはず。いや、リスト様なら馬車かな?

式典で私の隣にいたご婦人が「素敵ねえ、リスト様は♡ 同じ時代に生まれたかったわ」とため息混じりにつぶやくのを聞いて大きく頷いたら「あら、あなたもそうお思いになる? 残念ねえ、私たち生まれるのが遅すぎたわね」と同意を求められました。(笑)
う~ん、確かにリスト様と同じ時代に生まれてご尊顔を拝顔し、演奏を拝聴したかったです。
(出来ればレッスンも受けたかった♪ ←こらっ!)

この像のリスト様は若かりし頃の野心に燃えた派手派手チャラチャラ男ではなく、落ち着いて慈愛に満ちた表情の実にいい男です。
我が家から近いので、これからも度々リスト様の像に会いに行くつもりです。

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「ブログにコメント出来ない」と何人かの方から連絡をいただきました。
調べてみたところ、従来の「埋め込み表示」だとコメント出来ないブラウザが多いらしいので、「ポップアップ」に変えてみました。

これでコメントが出来るかどうか、よろしければお試し下さると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。