このブログ内の写真はクリックすると拡大します。ドナウ猛虎会通信(虎バカ向け音楽入門)と旧ブログもよろしくお願いします。

2012年10月31日

4連休

10月28日から冬時間になり、いきなり雪まで降って「この国は秋がないんかい!」とブツブツ文句を言っている今日この頃。
明日11月1日は諸聖人の日(万聖節)という祝日でお休み。
11月2日もお店は開いているけど職場はお休みなので4連休です。

ここではハロウィンは特に何もしませんが、明日11月1日は日本のお盆のような日でお墓参りに行く人が多いです。
10月31日はハロウィン、11月1日は諸聖人の日、2日は死者の日。
死んだ人があの世からこの世へ来る日です。

墓地方面に行く公共交通機関は増発され、墓地周辺の道は大変混雑しますので、お出かけの際には気をつけて下さいね。

さて、夜が長くなって夕食後は本を読んで過ごすことが多くなりましたが、夏の一時帰国の際に入手した雑誌を読み返しました。



右のは昨年10月号です。
実家の母は私が頼めば何でも買ってくれますが、ハンガリーには送ってくれません。
(何度か郵便物が届かなかったことがあるので)
買ってくれたものは全て手渡し。日本に取りに帰らないといけません。
そんなわけで去年の雑誌をこの夏に手にしたわけです。(笑)

キーさん(今までキーちゃんと呼んでいたけれど、バカボンのパパと同い年の人にちゃん付けは失礼だと思うので、これからはさん付けにします)のシーズン同一プログラムについての考え方、プログラムの決め方など、大変興味深く読みました。
で、お寿司好きなキーさん曰く「老舗の高級店もいいけどチェーン店はネタも寿司飯も新鮮で美味しいからあなどれない」とか。
え? チェーン店? それってもしかして回転寿司?
キーさん、実家の近くにも美味しい回転寿司屋がありますよ。今度ご案内致しますよ~!(とウィーンで直訴しようかな)

真ん中のは今年の7月号。
ショパンという雑誌は創刊当初から知ってはいたけれど、ちゃんと読んだのは初めてかも。
ニコライ君目当てで買ったけど、この雑誌広告が多いですね・・・読むとこほとんどないやん。

で、左のは何度読み返しても面白い!
月刊タイガースを買いに行った時、表紙のキヨマー&桑田の写真に目を奪われて、月刊タイガースより先にこっちをかごに入れました。(笑)
PL時代のキヨマーの初々しいこと♪
桑田はあまり変わってないのに、キヨマーはなんであんな別人になったん?

水野が語る池田高校とか、ダルの高校時代のチームメイトの話とか、「へえ~」とか「そうやったんか!」とか、ものすごく力を入れて読んでいたみたいで、夫が不思議そうに見ていました。

あ、写真は撮ってないけどもちろん月刊タイガースは買いましたよ♪

2012年10月27日

マルメロとヒトラー

いよいよ明日10月28日から冬時間。
日本との時差は8時間になります。(ハンガリーが8時間遅れ、日本の午後8時がハンガリーの正午です)

さて、今日は秋の味覚について。
今が旬の果物birsalmaです。

大きさがわかるようにマッチ箱を置きました
私はカリンだと思っていたのですが、調べるとbirsalmaのラテン語名はCydonia oblonga、和名はマルメロだそうです。
マルメロって初めて聞いたわ~。

で、このbirsalma(birsと呼ぶこともある)ですが、そのままだと硬くて酸味も強く食べられないので、砂糖、レモン汁、シナモン、クローヴ、白ワインで柔らかく煮てコンポートにします。
これがねっとりと濃厚な舌触りで美味しいんですよ♪

で、今日もbirsalmaを2キロ買ってきてコンポートを作ったわけですが、夫が「今度はこれでチーズ作って」とわけのわからんことを言いやがりました。(すみません、言葉が乱れてます)
ハンガリー語でbirsalmasajt(birsalma=マルメロ、sajt=チーズ)と言うのですが、果物でチーズなんか作れるの?

よく聞くと、このbirsalmaをたっぷりの砂糖で柔らかく煮て(果物の重量に対して砂糖は60%~80%だそうな・・・甘過ぎるやろ~!)フードプロセッサーでつぶしてよく混ぜてから耐熱容器に入れて冷ますと固まるそうです。
そらそうやんなあ、それだけ砂糖入れたら。

参考画像↓
画像はhttp://www.nosalty.huから拝借しました
これをマルメロチーズと呼ぶそうな。

わけわからんなあ、と言うと夫は誇らしげに「別の名前もあるんだよ。ヒトラーのベーコン(Hitlerszalonna)って言うんだ」とますますわけのわからんことを言い出しました。
はあ? チーズの次はベーコン?

「それはね、第2次世界大戦でドイツ軍がハンガリー軍に肉を与えなかったからだよ」

はあ? 意味わからん。

「第2次世界大戦まではハンガリー軍はオーストリアから食料の供給を受けていて、兵士達は常に良質の肉の燻製(ベーコン)を与えられていたんだ。
第2次大戦でハンガリーはナチス側についた。でもドイツ軍はハンガリーに肉を与えなかった。それでハンガリー兵士は栄養失調にならないようにマルメロチーズを携行したんだよ。
だからベーコンのことはcsászárszalonna(皇帝のベーコン:császár=皇帝、szalonna=ベーコン)って言うし、マルメロチーズをヒトラーのベーコンって呼ぶんだよ」

なるほど! ベーコンを見る度になぜ皇帝なのかとずっと疑問に思っていたけど、謎が解けました。
それにしてもヒトラーのベーコンって!(笑)

「ね、ヒトラーのベーコンってどんな味がするか興味ない? 作ってよ」

う~ん・・・まあ今日のところはコンポートにしときましょ。

2012年10月24日

学生のおやつ?

前から気になっていたこれ↓



Diákcsemege、直訳すると「学生のおやつ」。
中身はナッツ類とドライフルーツです。
なんで「学生」なん?

夫に聞くと、「え? そういうこと聞くわけ?」と鼻で笑いました。(腹立つ~!)

「それはね、子供はチョコレートやスナック菓子よりもこういうものを食べた方が体にいいからだよ」

な~るほど!
それなら学生じゃなくても、おばちゃんが食べてもええんや。

「あはは、当たり前じゃない。もしかしてそんなこと気にしてたの?」

いや、気にしてないけど、なんで「学生」なんか気になっててん。
そんなややこしい名前付けんでも、普通に「ナッツとドライフルーツミックス」でええやんか!

とにかく、この「学生のおやつ」、私は大好きでしょっちゅう買っています。
上の写真でもお分かりのように、いくつかのメーカーから出ています。

でも、冒頭に書いたように中身はナッツとドライフルーツ。
中央市場の乾物屋さんで好きなナッツとドライフルーツ買ってきて混ぜたらええやん!
小袋に入っている市販の「学生のおやつ」とは違い、バラード家特製「学生のおやつ」は大皿にどさっと盛り付けてあります。(笑)

「いいねえ、たくさんあるから食べても食べてもなくならないし♪ ねえねえ、僕の大好きなカシューナッツもっと入れてよ。レーズンは少なくてもいいかな」

へい、合点承知之助!
プラムもちょっと増やしますぜ、旦那。

あれ? これって「学生のおやつ」じゃなくて、単に「オッチャンとオバチャンのおやつ」やん~(笑)

2012年10月23日

連休最終日

連休最終日の本日10月23日は「1956年革命、および共和国宣言の記念日」という長い名前の祝日です。
1956年にハンガリーで起こった民主化運動は、以前は「ハンガリー動乱」と呼ばれていましたが、今は「ハンガリー革命」と呼びます。
56年のことはよく知らないけれど、1989年10月23日にハンガリー人民共和国からハンガリー共和国に変わったことはよく覚えています。
ベルリンの壁が崩れる一足先に、ハンガリーは体制変換を果たしたのでした。

今日はお天気もいいし、昼食後外出しようと夫を誘ったのですが、今日の午後は我が家の近くで与党、野党それぞれの集会が予定されていて、何も起こらないとは思うけど大事をとって家で過ごすことにしました。
(以前、我が家の前で暴動が起こったこともあるんですよ。詳しくはこちらをご覧下さい)


では連休中に撮った写真をだらだらと並べます。
まずは食べ物。

夫の大好物チョコレートプディング。冷やして固めるだけで簡単♪ 

先日夫と外食した時の写真。
鹿のシチュー。付け合せはジャガイモだけのコロッケ。美味でした~♪

デザートのブラウニー。なぜかバニラではなくチョコレートアイスが付いてた。

紅葉もちらほら・・・
これは黄葉ですね。近所の公園。

紅葉。ここでは紅くなる葉は少ないです。

面白い噴水がありましたので動画をどうぞ。





本のページをめくるような噴水。
大学広場(Egyetem tér)にあります。

2012年10月22日

リスト様お誕生日♡

今日はリスト様201回目のお誕生日です♡

これはリスト博物館所蔵のリスト様のピアノ↓
写真はhttp://www.lisztmuseum.hu/から拝借しました。
譜面台は銀ですよ、銀!
実物を博物館で見ましたが、あまりの壮麗さに目がくらくらしました。
壁にかかっている肖像画も美しすぎてくらくら。
くらくらしっぱなしや。(笑)


明日10/23は「1956年革命、および共和国宣言の記念日」でお休み。今日もお店は一部営業しているものの休日扱いなので連休です。

昨日夫と外出した際に撮った写真↓


赤、白、緑のハンガリー国旗。
後ろに見えるのは聖イシュトヴァーン大聖堂(通称バジリカ)。
ブダペストのカトリックの総本山です。

さて、今はこんなにいいお天気なのに、天気予報によると・・・


マイナス4℃って、どないなってんねん~~~!

2012年10月21日

フランツ・リスト室内管弦楽団

昨夜はMupaでフランツ・リスト室内管弦楽団(Liszt Ferenc Kamarazenekar、以下LFKZと略記)のコンサートを聴いてきました。


Világsztárok az Évad zenekarával
Beethoven-est - Luis Fernando Pérez és a Liszt Ferenc Kamarazenekar

2012. október 20. 19:30 - 22:00
Bartók Béla Nemzeti Hangversenyterem

Beethoven: Nagy fúga, op. 133
Beethoven: I. (C-dúr) zongoraverseny, op. 15

Beethoven: IV. (B-dúr) szimfónia, op. 60

Közreműködik: Luis Fernando Pérez - zongora

席がちょっと前過ぎました。もう少し後ろにすればよかった。

そういえばベートーヴェンを聴くのは久しぶりです。
やっぱりいいですね~、ベートーヴェン。
背筋がビシッと伸びる感じがします。

ソリストのルイス・フェルナンド・ペレスは、私は初めて聴くピアニストですが、日本ではラ・フォル・ジュルネで演奏したようですね。
会場で渡されたプログラムには「ヴィルトゥオーゾ」と書いてあったけれど、ステージに登場したのは35歳とは思えない落ち着いた風貌の、演奏家というより研究者のような大人しそうな人でした。
演奏もヴィルトゥオーゾというよりは、そつなくまとめた感じで、もう少しメリハリをつけてもいいような気もしました。

特に第3楽章の冒頭↓

「ミ・ミレドードッミ・ミレドードッミ・ミレドードシラー・・・」が
「ミッミレドッド・ミッミレドッド・ミッミレドッドシ・・・」に聞こえるんです。
一拍目にもうちょっとアクセント付けようよ!

まあ、細かいことを言わなければ、全体的には好感の持てる演奏でした。

アンコールはアルベニスのアストゥリアス(Asturias)。
ギターでもよく演奏される曲です。
これはプログラムの紹介に違わずヴィルトゥオーゾぶりを発揮していました。

後半のベートーヴェン第4番はとても温かい演奏で、聴いていて自然に頬が緩むような、ほっこりした気持ちになりました。
盛大な拍手に答えて第4楽章をアンコール。
指揮者なしで息のぴったり合ったアンサンブルは本当に素晴らしかったです。


さて、LFKZは今年で創設50年を迎えます。
それを記念して、今シーズンはMupaで「スターと共演シリーズ(全4回)」が開催されます。
今回が第1回目。
第2回目以降のソリストは

11月:コチシュ
1月:ペレーニ
5月:パユ

と発表されていましたが、コチシュは先日手術を受けたらしいので、11月に弾けるのか心配していました。
昨日の演奏会場で配布されたプログラムによると、11月にはペレーニが弾き、1月にはコチシュの息子クリスティアーン君が弾くそうです。

ラーンキの息子さんの演奏は以前聴いたことがありますが、今度はコチシュの息子さん!
おお~~~! 楽しみ~~~!

2012年10月19日

色鮮やか

この週末は20度を超えるいいお天気です。
日本なら「小春日和」ですが、ハンガリーでは「vénasszonyok nyara=老婆の夏」と言います。
7月、8月が夏本番、10月には夏はもうお婆さんになっているから「老婆の夏」と表現するそうです。

この時期は色鮮やかな野菜や果物が目も口も楽しませてくれます。

スーパーに売ってたハロウィン用のかぼちゃ
ハンガリーではハロウィンはそれほど普及しているとは思いませんが(Trick or Treatもしないし)、若い人たちは仮装パーティを開いたりするようです。

中央市場の八百屋さん。カラフルですね。


10月23日が祝日で、22日もお休みで連休になるので、あれこれ買い込み、総重量は10キロを軽く超えました。


色鮮やかなのは野菜や果物だけではありません。
今日の空も見事な青空。


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ところで久しぶりに旧ブログを見たら、右下の方に【記事ランキング】というのがありました。
へえ~、こんなん付いたんや~、と眺めて目に留まったのが「暗黒兄弟」。
その記事内のリンク先がまだ消えてなくて(こちらです)見てみたら、こんなんありました↓


~暗黒阪神ファンの一年~


1月:新年を迎え、優勝を祈願しつつ酒を飲み、根拠の無い監督崇拝を開始。

2月:キャンプが始まり、新助っ人のバッティングにバースの再来を確信する。

3月:オープン戦の若手に未来の中軸を妄想しつつ、先発陣の勝敗を算定。100勝越えが決まる。
※負け数は無視しているので、冷静に考えればシーズンが200試合を越えてしまう。

4月:開幕戦に勝てば即マジック点灯、連勝などしようものなら優勝記念雑誌が発売される。
※連敗スタートの場合は、早くも監督更迭を唱えたり、打線の組み替えを要求。

5月:開き始めた首位とのゲーム差を突然の打線爆発によって埋める皮算用を開始する。
※交流戦での阪神連勝と他のセ・リーグ連敗の妄想も開始されます。

6月:ダメ助っ人に遅すぎる見切りを付け、途中加入の助っ人にバースの再来を確信する。
※ここに来ての他チーム主力選手とのトレードが盛んに妄想される頃です。

7月:ファン投票と監督推薦にて実力を見事に反映された1~2名だけの出場が決まる。
※この時期になると優勝を口にするには、かなり酔い潰れる必要があります。

8月:高校野球を熱心に観戦し、話題の選手全員に猛虎魂を感じます。
※もはや消化試合に突入し、優勝は来年以降の現実は受け入れています。

9月:優勝争いを尻目に、お試し起用の若手に過度の期待を押し付けます。
※来季のFA選手に強烈な猛虎魂を勝手に感じる時期です。

10月:CSや日シリは完全無視し、監督人事やコーチ人選の妄想で多忙な時期です。
※秋季練習で終盤に台頭した若手に熱視線を送り、来季を妄想して楽しみます。

11月:ドラフトではクジ運の無さを呪い、逃げられたFA選手を罵倒して気を紛らわします。
※江夏二世や掛布二世と勝手に認定したルーキーに過度な期待を押し付けます。

12月:来季の陣容も決まり、さぁ優勝や!!と声高に言える季節の到来です。
※頼まれもしないのに、選手の年俸査定に忙しい時期です。


これ、2009年に書かれたものなんですけど、まるっきり今年やん!(笑)

あれ? 鮮やかな色について書き始めたのに最後は暗黒や・・・orz

2012年10月17日

赤い喉

皆さんは御夫婦で何と呼び合っていますか?
お子さんのいらっしゃる方は「お父さん」「お母さん」(あるいは「パパ」「ママ」)と呼び合うことが多いのでしょうか?

私達はお互いを名前で呼ぶのですが、夫は私のことをハンガリー語のちゃん付けで呼びます。
(私の名前○○子の後にcskaを付けて「○○子チカ」です)

結婚当初ならまだしも、もうええ歳したオバちゃんにちゃん付けはないやろ~! と思うのですが、周囲のハンガリー人夫婦はもっとすごいですよ。
お互いを、Szívem(私の心)、Csillagom(私の星)等と呼び合ってますから。
「私の大切なお星様」に比べれば「ちゃん付け」なんてまだまだ可愛いもんやと思いませんか?(笑)

ハンガリー人の友達に「ええ~? 名前で呼ぶの? 私はCicám(=僕の子猫ちゃん)って呼ばれてるわよ」と言われましたが、やめてよ、子猫ちゃんなんて!
どうせならトラがいいなあ。Tigrisom(=僕の虎)って呼ばせようかなあ。

こんなくだらないことを考えていたら、最近夫が私のことを「赤い喉ちゃん」と呼ぶようになりました。
赤い喉、ハンガリー語でvörösbegy(ヴュルシュベジ)はこの鳥の名前です↓

和名:ヨーロッパコマドリ ラテン語名:Erithacus rubecula
スズメぐらいの大きさで、とてもきれいな声でさえずります。(こちら

知り合ってからずっと名前で呼んでいたのに、なぜいきなりコマドリ??
ああなるほど、私が小鳥のように可愛いのね♪ うんうん、よくわかるよ♪

するとですね、夫は「朝から晩までずっと喋っていて(注:そんなに喋りませんよ~!)まるで鳥がさえずっているみたいだし、いつも赤い服を着ているから(注:他の色も着てますよ~!)」と言いやがりました。(おっと失礼、つい言葉が乱れました)

う~ん、あんまり嬉しくないなあ・・・。

2012年10月15日

新しいホール

来年春、新しい室内楽用のホールが出来るとハンガリーの情報誌で読みました。

ん? これって以前の記事で取り上げた場所やん!
あの廃墟が今どうなっているのか気になって見に行きました。

うわっ、ほんまや! きれいになってるやん!
先週土曜日(10/13)
今年2月に撮った写真。
建物の外壁だけが残っていました。

別の角度から撮った写真。
下の2枚はほぼ同じ場所から取りました。
先週土曜日(10/13)

今年2月末
来年3月完成予定とのことです。
どんなホールなのか、そしてどのような演奏会が開かれるのか、今からとても楽しみです。

この建物は中央市場の近くにあります。
中央市場南側の駐車場周辺も整備が進んでいるし、この辺りは随分雰囲気が変わりますね。

中央市場の駐車場

2012年10月14日

ドヴォコン

甥向けバラード伯母ちゃん独断と偏見のお薦めシリーズ、今回はドヴォコンことドヴォルザークのチェロ協奏曲です。

チャイコンに続いてドヴォコン。
ベタな曲続きですが、甥は確か夏にドヴォルザークの新世界交響曲を聴いていたと思うので、同じ作曲家の曲を取り上げます。
甥はこの曲を聴いたことがあるのかな?
絶対気に入ると思うよ。


私のお薦めはペレーニ様♡



ハンガリーを代表するチェリスト、ペレーニ。
現役のチェリストの中では彼が一番だと私は思います。
日本でもよく演奏しているようなので、機会があれば是非聴いて下さい。
ブダペスト祝祭オーケストラと共演したCDも出ています。今度日本に帰る時に持って行くね♪


世間では、ドヴォコンはロストロポーヴィッチとフルニエが双璧だと言われいます。
ロストロさん↓ (ジュリーニめっちゃ若いっ!!)



第2楽章第3楽章


フルニエさん↓ (チェリさん元気やわぁ~!)



第2楽章第3楽章

情熱的なロストロ、優雅なフルニエ。
同じ曲でも全然表現が違うでしょう?

ドヴォルザークのチェロ協奏曲はCDもたくさん出ているし、YouTubeにもいろいろな演奏があるので聴き比べて下さいね。

で、さんざん聴き比べた上で、やっぱり私は絶対にペレーニが一番いいと思うよ。
同世代のなんとかスキーとかなんとかマに比べて知名度は低いけど、ペレーニは現役最高のチェリストですっ!!

2012年10月11日

市電の車窓から

先日18番市電の動画を載せましたが、市電から見た街の様子をご覧下さい。


この市電はこの後ドナウ川沿いを走ります。
その車窓はこちらの記事の下の方をご覧下さい。


続いて4番市電。
ドナウ川に架かるマルギット橋を渡る時の車窓です。



4番と6番の市電の車両はSiemens製Combino。(これです↓)
写真はブダペスト市交通局のサイト(www.bkv.hu)から拝借しました
今回も鉄オタ甥向けでした~♪

野球も終わったし、これからは甥向けに伯母ちゃんのお薦め演奏をいくつか書こうと思います。
曲のリクエストがあったら言って下さいね。

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ところで、これ(↓)日本でも流行ってますか?



確か世に出たのはこの夏あたりだったと思うのですが、なぜか今職場で大流行。 
毎日昼休みに皆で踊ってるんです。(ただのアホなオバちゃんや:笑)
結構いい運動になりますよ。

2012年10月10日

アニキ引退

昨日は今シーズン最後の試合でした。
最後の打球がレフトフライ。
それをがっちり掴むアニキの姿が2005年の優勝決定の瞬間と重なりましたね~。
能見ちゃんは奪三振王やし、メッセは10勝したし、番長と真剣勝負、おまけにアニキの盗塁まであって本当にいい試合だったと思います。
 
メッセとウィニングボールの譲り合い。この後ハグしてましたね。
アニキ、お疲れ様でした&ありがとうございました。

それにしてもキヨマーはなんであんな黒いん?

2012年10月6日

市電のある風景

そういえば市電の写真は載せたことがあるけれど、動画はまだでした。
甥用に載せます。





ブダペストの街の雰囲気が伝わるかな?

昔は日本でも市電の走る街がたくさんありましたね。
関西なら大阪や京都、神戸、そして私の実家のある街にも市電が走っていました。
確かチンチン電車と呼んでたなあ。(笑)
市電の廃止が決まって、運行最終日に家族で乗りに行きました。
同じ思いの人がたくさんいてめっちゃ混んでいたのもよく覚えています。

ブダペストで暮らすようになり、市電はまた身近な存在となりました。
バスより時間が読めるし、地下鉄と違って外の景色が見えるし、私は市電が一番好きです。


国立博物館の柵で写真展開催中

2012年10月3日

地下鉄新型車両

ブダペストの地下鉄2号線に新型車両が導入されたと報道されたものの、いつも乗るのは旧型車両。
「ほんまに新型走ってるんやろか?」と頭の中が「?」でいっぱいだった今日、やっと新型車両に遭遇しました!

車内の様子は以前の記事(新型車両お披露目)でご覧下さい。

お披露目会では駅に停まっていたので、乗り心地を体験するのは今日が初めて♪
揺れも少なく、なによりも車内が静か!
向かいの通路に座っている人の話し声も聞こえます。
(旧型車両は轟音で隣の人の声も聞こえません)

そして扉!
以前旧型車両の暴力的な扉をご紹介しましたが、新型車両の扉はこんな感じです↓



これなら挟まれても怪我しませんね。(笑)


旧型車両の扉の動画も再掲します。



やっぱりギロチン扉や~!(笑)

報道によると、来春には地下鉄2号線は全て新型車両になるそうですが(でもハンガリーのことだから絶対予定通りには進まないはず・・・)、そうなってしまうとこの古い車両が懐かしく思えるのでしょうか。

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今日見つけた小さな秋。



マロニエの実です。
道にたくさん落ちていました。
見た目は栗にそっくりだけど、食べられないのが残念。
(何度もあく抜きをすれば食べられるそうですけど・・・)