このブログ内の写真はクリックすると拡大します。ドナウ猛虎会通信(虎バカ向け音楽入門)と旧ブログもよろしくお願いします。

2013年5月4日

ラーンキ家のリスト


ラーンキ夫妻と息子さんによるオールリストプログラムのコンサートに行ってきました。

Időpont: 2013. május 3., péntek 19:30
Előadó(k):
A Ránki család 
Klukon Edit - Ránki Dezső - Ránki Fülöp (zongora)
Liszt-estje Liszt-szoborért
Műsor:
3. elfelejtett keringő
Lidércfény - 5. transzcendens etűd
Hangnem nélküli bagatell
Magyar történelmi arcképek VII.: Mosonyi Mihály
Après une lecture du Dante - fantasia quasi sonata
LISZT: Karácsonyfa - a szerző négykezes változata

Helyszín:    Budapest Music Center


ブダペストにリスト像を建てるためのチャリティコンサートです。

プログラム。クリックすると大きくなります。演奏順が当日変更になりました。
会場はBudapest Music Center、以前行った時は未完成だったホールが無事完成しました。

ステージ右側の写真はワルシャワに寄贈されたリスト像の写真。
このリスト像を作った彫刻家がブダペストにもリスト像を建てようと今回チャリティコンサート開催の運びとなりました。
リスト広場のリスト像はちょっと・・・なので、新たなリスト像が早く建ってほしいと思います。

さて、コンサートですが、前半がフュロップ君(Ránki Fülop)のソロ、後半がラーンキ夫妻(Ránki Dezső & Kulkon Edit)の連弾。
私は2006年にフュロップ君の演奏を聴いたことがあり、今回ステージに登場した青年をみて「フュロップ君大きくなったわねえ」と感慨無量でした。(気分は親戚のおばちゃん:笑)
でもね、フュロップ君Tシャツ着てたんですよ!
ええ?今日のコンサートってそんなラフな格好でいいわけ?
聴衆はちゃんとした格好してんのに、なんで?
親は何も言わへんのか、親は!
・・・って親は後半ちゃんと正装してステージに登場しましたけど。
う~ん、あのTシャツ姿は許せんなあ・・・。

後半の連弾曲「クリスマスツリー」はもともとピアノソロ用に書かれた曲で、リストが孫娘のために作曲しました。
クリスマスキャロルが元になっていて親しみやすい曲で、リストおじいちゃんはお孫さんにこれを弾いて聴かせたのでしょうか?
リスト自身が連弾用に編曲したのが今回のプログラムの曲ですが、これはリストおじいちゃんがお孫さんと連弾したのかもしれませんね。

5月に「クリスマスツリー」を弾くなんて、と変な感じがしましたが、リストが孫娘を想う気持ちとラーンキ夫妻が息子のこれからの活躍を応援する気持ちが重なって、とても温かく優しい雰囲気に包まれました。

ああ、私もこの曲弾きたいなあ~♪
楽譜はすぐ手に入るけど、 連弾の相手が見つかりません。
ド下手な私と連弾してやろうという奇特な方はいらっしゃいませんか~~~?(切実)

**********

今朝撮った写真です。今日は空気が澄んでいるのか空が真っ青でした。

空の青と木の緑が美しいのにドナウ川濁ってるし・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿