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2013年5月14日

パユ&フランツ・リスト室内管弦楽団

フランツ・リスト室内管弦楽団今シーズン最後の定期演奏会を聴きに行ってきました。
(“世界のスターと共演”と名づけられたこの定期の第1回はこちら、第2回はこちら、第3回はこちらに感想を書きましたのでよろしければご覧下さい)


Világsztárok az Évad zenekarával
Franciás impressziók
Emmanuel Pahud (fuvola) és a Liszt Ferenc Kamarazenekar


2013. május 13. 19:30 - 22:00
Bartók Béla Nemzeti Hangversenyterem

Janáček: Szvit vonószenekarra
Mercadante: e-moll fuvolaverseny, op. 57

Frank Martin: I. ballada fuvolára, vonószenekarra és zongorára
Debussy: g-moll vonósnégyes, op. 10

Közreműködik: Emmauel Pahud - fuvola

定期最終回のソリストはパユ様♡

ああ~ん、もう~~、素敵でした~~~♡♡♡
メルカダンテのフルート協奏曲はまるでオペラのアリアのようで、パユのフルートからキラキラ輝く星が飛び出して会場全体に降り注ぐようでした。

協奏曲の後にアンコール。
お馴染みバッハのバディネリ。
ブダペスト公演ではいつもこの曲をアンコールで吹くので、もう何度聴いたことか。
聴く度に演奏が変わっていて、昨日は装飾音はわりとあっさりしていたけど、シンコペーションのリズムが何度も登場して面白かったです。

パユ様のバディネリ(0:30~)↓



後半のフランク・マルタンの曲は私は初めて聴いたのですが、弦とピアノとフルートの響きが溶け合ったり反発したり、とても面白い曲でした。
アンコールに曲の後半をもう一度演奏してパユ様は退場。
オーケストラはパユが袖に入ったらすぐに次の曲(ドビュッシー)を演奏しました。
これがまた素晴らしい!

このオーケストラはもう長いこと聴いていますが(来年創立50だそうです)、バロックから現代曲まで何を弾いても息のぴったりあったアンサンブルが素晴らしいです。
昨日は芸術監督のRolla Jánosは出演せずTfirst Péterがコンサートマスターを務めていました。
そろそろ世代交代なのかも知れません。

アンコールはジョプリンのラグタイム(The Easy Winners)。
意外な選曲に会場は盛り上がり、自然に頬が緩んできて、とても穏やかな優しい雰囲気に包まれてコンサートはお開きになりました。
昨夜は冷え込んで、外の気温は10℃あるかないかでしたが、温かい演奏でほっこりしたからか、全然寒さを感じませんでした。

そうそう、パユ様は2009年以来のブダペスト公演でちょっとお久しぶりでしたが、次の来洪は来年だそうです。
楽しみ~~~~~♪

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