ハンガリーの夏の定番料理といえばフルーツスープとトゥルトゥット・パプリカ(töltött paprika=肉詰めパプリカ)。
ここ数日涼しい日が続いていて全然7月という実感がないので、せめてお料理だけでも夏らしくと思って作りました。
フルーツスープの作り方は旧ブログに書きましたのでご参照下さい。(こちら)
今回はさくらんぼ、りんご、桃で作りました。
それでは我が家のトゥルトゥット・パプリカの作り方です。
詰め物は家庭によって違うようで、タマネギを炒めてから加えたり、炊いたご飯を使ったり、千差万別。
ソースの味付けもお好みで変えて下さいね。
【材料】
パプリカ zöldpaprika 8本
豚挽肉 darált sertéshús 600 g
米 rizs 80 g
卵 tojás 1個
タマネギ hagyma 小さいもの1個→みじん切り
パプリカ(香辛料)pirospaprika 小さじ1
塩 só 少々
コショウ bors 少々
スープの素 Vegeta 少々
セロリの葉 zellerzöld 1束
トマトピュレ sűrített paradicsom 500g
油 olaj 大さじ1~2
小麦粉 finomliszt 大さじ1
砂糖 cukor 大さじ1~2
【作り方】
①パプリカのへたの部分をくりぬいて種を取り出す
②挽肉、米、卵、タマネギのみじん切り、パプリカ(香辛料)、塩、コショウをよく混ぜてパプリカ(野菜)に詰める。
米が膨らむのでぎっしり詰め込まず少し余裕を持たせる。
肉が余ったらミートボールにする。
③鍋にパプリカとミートボールを並べ、沸騰したお湯をひたひたになるまで入れ、スープの素とセロリを加えて弱火で煮込む。
④別の鍋にトマトピュレを入れ、③の煮汁少々でのばす。
⑤小麦粉を油で炒めて(弱火)ルゥを作り、④に加え、砂糖で味を付ける。
⑥パプリカとミートボールを⑤の鍋に移し、弱火で煮て出来上がり。
付け合せはゆでたジャガイモが定番です。
実際に作っているところを写真に撮ればいいのでしょうが、手際が悪くてとても写真を撮る余裕がないのでこちらをご参照下さい。
このレシピでは
・生のトマトを煮込んでソースを作る
・パプリカをいきなりトマトソースで煮込む
・セロリの根を煮込んでミキサーにかける
など、私の手抜きレシピとはかなり違います。この方法で作ってみようかとも思ったのですが、トマトソース作るの面倒臭いやん! せっかくトマトピュレ売ってるのに・・・と根っからの不精者なので出来ませんでした。
ちなみにうちの夫はとにかくお子ちゃま舌なので、「もっと甘くないとトゥルトゥット・パプリカじゃないよ~!」と文句を言いながら砂糖を振りかけて食べます。何とかして下さい・・・。
balladeさん おはようございます〜☆ うわあ〜い!!大好きな「食べ物」の話だっ さくらんぼのスープのレシピも拝見してましたが・・・・桃やりんごの入ってるのも美味しそう。このあいだパリでもSoupe de fruits rouges(赤いフルーツのスープ)というのを食べましたよ、でもデザートでした。前菜で食べるっていうハンガリー料理の感覚が、まだ体得できません いちどハンガリーへ行って実際に体験しないとですね!
返信削除balladeさんの肉詰めパプリカ とっても美味しそうです!こんど試してみますね、ソースの作り方とかも目からウロコです☆
お砂糖をかけて食べるご主人のところで・・・な〜るほど やっぱりハンガリーのひとなのねえ♪と納得でした 甘いのが好きなのかあ〜♡
あ、珍しく虎ネタがセットになってない!
返信削除何かあったんですか?(違)
sachan さん
返信削除桃やりんごも美味しいですよ♪
さくらんぼを入れると色が綺麗なのでなるべくさくらんぼと組み合わせて作るようにしています。
(さくらんぼがないと白いスープになります)
夫はソースをもっと甘くしてほしいと言うのですが、彼の味覚に合わせると甘すぎて私が食べられません。
仕方ないので彼はお砂糖掛けて食べます。
甘いスープやら砂糖を掛けるメインディッシュやら、ハンガリー料理の感覚は言葉で説明しても伝わらないと思うので是非是非食べに来て下さいね~♪
フランシス さん
返信削除それは・・・・・・
負けたからです。うわ~ん(号泣)
トマトソースよりケチャップのように甘いのが好きな人ってドイツにも多いですよ。特におこちゃまは。。。トマトソース作ってスパゲッティー出したら、ケチャップある?って聞かれたことがある。
返信削除まりあ さん
返信削除ドイツでもそうなんですか。
いっそケチャップで煮込もうかと思うこともしばしば。
でも夫は「ケチャップはだめ! トマトソースにお砂糖をたっぷり入れて甘くするの!」とうるさいです。
「あの、だからそれをケチャップと呼ぶのではないでしょうか?」と言っても無視されました~!