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2013年11月5日

これは何?

私達が住んでいる建物の入り口にある不思議なもの。
これは何だと思いますか?

もっと近くから見ると…
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これ、靴に付いた汚れをとるものです。
この建物が出来た頃(19世紀半ば)は、恐らく道路はまだ舗装されていなかったと思うので、靴に付いた泥をこすって落としたと思われます。
今は泥で汚れることはありませんが、雪の日にはこれが重宝します。
ブーツに付いた雪をここで落とします。
雪が付いたままだと階段で思いっきり滑りますからね~。

旧ブログでもご紹介した鍛冶屋さんの作品。
こんな小さなもの、それも靴の汚れを落とすものにこんな装飾を施すなんて、鍛冶屋さんの職人魂に頭が下がります。

2 件のコメント:

  1. 米国や欧州の市場調査で「お宅訪問」を何度もしましたが、本当に「土足文化」ですね。特に雨の日など、玄関先の靴拭きマットが実用品だと実感しました。
    しかし、こんないいものには、お目にかかったことはありません。これってハンガリーだけなんでしょうか?

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  2. フランシスさん
    ハンガリーでも他所でこういうものを見たことがないので、かなり珍しいと思います。
    私達が住んでいる建物はかつて某貴族の館だったらしく、これ以外にも階段の手すりとか天井とか窓枠とか、手の込んだ装飾が施されています。
    ド庶民の私達が住むのはもったいないような気がします。(笑)

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