1848年3月15日、ハプスブルグからの独立を目指し、革命家が国立博物館の前庭に集結しました。
今日も午前9時から国立博物館で式典が行われました。
式典終了後の国立博物館 |
今年はいつもと少し様子が違います。
というのも、ハンガリーの赤・白・緑の三色旗に混じって、白と赤のポーランド国旗も多数見られたのです。
この写真はhvg.huから拝借しました |
この写真はhvg.huから拝借しました |
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ポーランド国旗とSolidarność(=連帯)、そしてハンガリー国旗を掲げるポーランド人が多数ブダペストにやって来ました。ポーランド人を乗せたバス。
道を行くハンガリー人は皆バスに向かって手を振っていました。
バスのフロントガラスにはWielki Wyjazd na Węgry(=ハンガリーへの偉大な道)、ハンガリーと握手するポーランド、そしてポーランドの国章。
現政権への支持を表明するポーランド人がハンガリーを訪れました。
今、EU議会でハンガリーへの風当たりが強いのですが、「負けるな」と励ましに来てくれたようです。
東欧の国は、なかなか試練の歴史を持つ国が多いという印象を強く感じるのですが、やはり横の連帯もあるんですね。
返信削除モンゴルにハプスブルグにドイツにソ連に...、通り過ぎていった強国はいくつあるんでしょうか?
その点、日本は本当に恵まれてますね。
適度に大陸から離れていたお陰。
やっぱり外から見ないと、自分の国の良さは、なかなか気づかないようです。
ポーランドもハンガリーも反骨精神旺盛で、長いものに巻かれたくない気質が似ているようです。
削除学生時代、プラハでよく目にしたレーニン像がワルシャワには一つもありませんでした。
フランシスさんが挙げられた国の他に、トルコにも支配された時期があります。
陸続きの国の苦悩は日本人にはなかなか理解出来ませんよね。