このブログ内の写真はクリックすると拡大します。ドナウ猛虎会通信(虎バカ向け音楽入門)と旧ブログもよろしくお願いします。

2011年11月19日

再び リスト レクイエム

またリストのレクイエムを聴いてきました。

2011. november 19., 19:30
Budapest,
Pesti Ferences Templom

Közreműködik az Unicum férfikar (Vác - Budapest)

szólisták:
Honinger László
Kállay Gábor
Gerzsenyi Csaba
Juraj Peter 
(Pozsony)

valamint Déri András - orgona

会場のフランシス派教会。

リストもブダペスト滞在時にはこの教会に通ったそうです。

レクイエムを聴くのはこれで2回目。
前回はミサに音楽を取り入れた音楽ミサでしたが、今回はコンサート形式。
純粋に音楽に没頭することが出来ました。

それにしてもなんと美しい曲なのでしょう。
聴いているうちに体がふわっと浮き上がってどこか別世界に連れて行かれたような感じがしました。

モーツァルトやヴェルディのレクイエムに劣らないと思うのに、余り演奏される機会がないのが非常に残念です。
男声合唱とオルガンという編成のためでしょうか?

今年はリスト生誕200年ということもあり、リストのオルガン曲、宗教曲を聴く機会が多かったのは嬉しいことです。
来年以降も聴けるといいのですが、ハンガリーでもなかなか演奏されることが少ないのは残念です。
これからも演奏会の予定表を入念に調べて、ピアノ曲以外のリストの作品を出来るだけ聴きたいと思います。

4 件のコメント:

  1. いいですね。そういえば今度娘が参加している市民オケでもリストとか言っていたような気がする。生誕記念だからかな?。。。。娘の手には負えないな。。。

    教会で聞くと音の響きもまた効果的でより一層音が美しいのかな?

    返信削除
  2. りかこ さん
    お嬢さんはリストのどの曲を演奏するんですか?
    楽しみですね。

    リストの通った教会で、リストも弾いたオルガンの音色を聴くのは貴重な体験でした。
    教会は天井が高いから音の響きも独特で素敵ですよ。

    返信削除
  3. 私も先週、リストのレクイエムを聴きに行きましたよ。やっぱり男声合唱とオルガンっていう編成も大きいんでしょうけど、リストの宗教曲自体がなかなか演奏されませんからねぇ。。。1870年代の作品になると、調性感が薄れてきてちょっと取っ付きにくいですけど、レクイエムはだいぶ聴きやすいですよね。若い頃のピアノ曲のイメージがあると、同じ作曲家とは思えないくらい作風が違っていてビックリしますけど。

    フランシス派教会の建物、なんか見たことあるよなぁと思って、地図で見たら、Ferenciek tere駅のところにある教会ですね。思い出しました!

    返信削除
  4. りぽっち さん
    同時期に同じ曲を聴いたのですね、それも滅多に演奏されない曲を!
    なんという偶然!
    私はハンガリーに来るまでリストの宗教曲なんて聴いたこともなかったし、存在すら知らなかったのですが、若い頃のド派手路線とは全然違って崇高な曲ですね。
    なかなか演奏されないし、録音も少ないのが本当に残念です。

    はい、教会はFerenciek tereにあります。
    あそこにリスト様は通ったんですよ。
    リスト様指定席にはちゃんとプレートも付いています。
    次回ブダペストにお越しの際はご案内しますね。

    返信削除