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2011年11月3日

リスト レクイエム

昨日11月2日は死者の日、それに相応しく昨夜はリスト作曲のレクイエムを聴いてきました。

2011. november 2., 19:00
Budapest,
Páduai Szent Antal Plébániatemplom

Szent Efrém Férfikar (művészeti vezető: Bubnó Tamás)
 Vezényel: Bubnó Tamás

Szólisták: Varga Donát, Viszló István, Laborfalvi Soós Béla, Silló György 
Közreműködik: Fassang László (orgona), Komlóssy Gábor (trombita), 
Szász József (trombita), Szűcs Szabolcs (harsona), 
Villányi László (harsona), Bubnó Márk (timpani)

Liszt Ferenc: Requiem (1867–68)

これは6月に聴いた戴冠ミサ同様、リスト生誕200年記念行事の中のMusica Sacraの一環で、コンサートではなくミサにリストの音楽を使ったもの。
歌の合間にお祈りや聖体拝領も行われました。

リストの宗教音楽を聴く度に思うことですが、ピアノ曲、それも若い頃の超絶技巧を前面に押し出した曲だけを聴いてリストを評価するのは実に危険です。
派手派手チャラチャラ路線を脱したリストの音楽は神秘的で恐ろしいほど奥深く、どんどん引き込まれていきます。

あいにくハンガリーでもリストの宗教音楽はあまり演奏されないのですが、今年は生誕200年ということもあり、演奏会で取り上げられる機会が増えたのは嬉しい限りです。
リストのレクイエムはYouTubeでも聴けるようですが、やはり教会での生演奏には敵いません。
今月もう一度レクイエムを聴きに行くつもりです。

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