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2011年9月26日

フランツとフランチェスコ

旧ブログにも書きましたが(こちら)、我が家の近くにリストが通った教会があります。
現在工事中で写真が撮れなかったので旧ブログの写真をご覧下さい。

この教会はフランシス派教会。
リストの名前はご存知の通りフランツ(ハンガリー語ではフェレンツ)。
フランシスとフランツ(フェレンツ)の語源は同じです。
だからここに通ったのかなあ、なんて勝手に思っているのですが。(←単純!)

そういえばリストは聖フランチェスコを題材にした曲を作っています。
自分の名前と同じ語源のフランチェスコに思い入れがあったのでしょうか?

リスト「伝説」第1曲
小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ ピアノはケンプ

小鳥がさえずる様子が目に浮かびますね。

「伝説」第2曲
水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ コルトー演奏


どちらも今の若いピアニストならもっとバリバリ弾きますが(先日のリスト国際コンクールでも若手の活きのいい演奏をたくさん聴きました)、昔のピアニストの演奏は一味違って優雅で品があります。
今のようなせかせかした時代だと、こういう演奏は生まれにくいのでしょうね。


フランチェスコといえば忘れられないのがミッキー・ローク様
素敵でしたねえ・・・(遠い目)

4 件のコメント:

  1. フランシス2011/09/28 1:12:00

    ワタシの名前(霊名)も、フランシスコ。
    でもそちらとは違う、日本でお馴染みの聖フランシスコ・ザビエルからいただきました。

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  2. フランシス さん
    実はうちの夫はフェレンツ、フランシスさんと同じ名前なんですよ。

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  3. 最近読んだ雑誌にリストはすごく熱心なカトリック信者だったと書かれていました。もてもて男のイメージが強かったのでびっくりしました。実はリストの生誕地は今はオーストリアに属していて当時からドイツ語文化圏だったのでリストはハンガリー語が下手だったとか、、、ハンガリー人が聞いたら怒るよね。ドイツのワイマールもリスト生誕200年記念行事をやっているそうです。

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  4. 匿名 さん
    リスト様は若い頃こそパリの社交界でブイブイ言わせてましたけど、晩年は僧服に身を包んで熱心に後進の指導に当たったそうです。
    リストがブルゲンランド(現在オーストリア領、かつてハンガリー領だったこともある)出身でハンガリー語を話せなかったことはハンガリー人なら誰でも知っていますから怒る人はいないと思います。
    ワイマールはかつてリストが宮廷楽長を務めた場所ですから記念行事も活発に行われているのでしょうね。

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