このブログ内の写真はクリックすると拡大します。ドナウ猛虎会通信(虎バカ向け音楽入門)と旧ブログもよろしくお願いします。

2011年9月13日

リスト国際ピアノコンクール

リスト国際ピアノコンクールの予選が始まりました。
会場は旧リスト音楽院、かつてリストが暮らした建物で、リスト博物館もここにあります。

出場者の出身国の国旗が飾られた階段。

会場はこじんまりしたホール。
例年はリスト音楽院大ホールが会場ですが、今年は改装工事で使えないので(っていうか工事始まったん?)ここが会場です。
(休憩時間に調律しているところ)

ショパンコンクールのように出場者が好みのメーカーのピアノを選ぶわけではなく、皆が同じピアノで弾くのは、聴くのは面白いけど弾く方は嫌でしょうね。
だって、同じピアノとは思えないほどピアニストによって音が違うんです。
ある人の演奏中にものすごく音が濁って「調律が狂ってきた」と思ったのに、次の人が弾くとキラキラしたとても綺麗な音が出たり・・・。



このコンクールの課題曲は

- 1次予選 リストの曲(エチュード2曲を含む)20分のプログラム
- 2次予選 リストの曲(歌曲の伴奏を含む)40分のプログラム

と縛りがゆるいのが特徴でしょうか。
「鬼火」や「マゼッパ」をガンガン弾く人、しっとりと「ため息」を聴かせる人。
そしてエチュード以外の曲にハンガリー狂詩曲やメフィストワルツを選ぶ人、巡礼の年を弾く人。
曲目を見ただけでその人の個性がわかって面白いです。

今夜で1次予選が終了。明日からは2次予選、そして週末に本選。
どういう結果になるでしょうか? 楽しみです。

6 件のコメント:

  1. こんにちは。さっちんです。

    どっぷりリストに浸れるなんて羨ましい限りです。
    ピアニストによって音色が違うのがもろわかりだなんてやっぱり凄いね。
    日本からもたくさん出られているのですよね。

    リストのキラキラした音色って綺麗なんだろうなぁ~。

    返信削除
  2. さっちんさん
    リストのいろいろな曲を聴くことが出来て本当に嬉しいです。
    ピアノの音って弾く人によってこんなに違うんだ~と驚きました。
    他の楽器と違って自分の楽器を持ち歩くことが出来ないからピアニストは大変ですね。

    ところでトラはあかんねえ・・・(涙)

    返信削除
  3. さっちんです。

    トラさん、もうやきもきするよね(涙)
    ココさんに「毎日カツカレー食べてきて」ってお願いしてきました…(失笑)

    返信削除
  4. さっちんさん
    明日からの鯉4連戦は絶対に勝たな!
    ココさん必勝カツカレーにすがるしかないねえ。
    私も甲子園のカレー食べたい~!

    返信削除
  5. じゅんこ2011/09/17 1:24:00

    日本人はファイナルに残れるかなあ残れるといいなあ

    4月に日本人の方が優勝したというのはまた違うリストのコンクールなのですね。

    虎は・・・あああ・・・自力優勝なし・・・悲しいですね

    返信削除
  6. じゅんこ さん
    今日からファイナルが始まり、ラジオでも中継されています♪
    残念ながら日本人は残れず。
    私の友人(ハンガリー人)もとてもいい演奏をしたのに予選落ちでした。(涙)

    4月のコンクールはオランダのユトレヒトで開催されたものですね。
    ブダペスト以外でも何箇所かでリストコンクールが開催されているようです。

    トラ、マエケンに負けましたねえ。(号泣)

    返信削除