2014. Július 3. 20:00
Pesti Vármegyeháza díszudvara Bp., V. ker. Városház u. 7.
Concerto Budapest
Közreműködik: Baráti Kristóf (hegedű)
Vezényel: Keller András
HAYDN D-dúr „London" szimfónia, Hob. I:104
MOZART: G-dúr hegedűverseny, K. 216
BEETHOVEN : 4., B-dúr szimfónia
県庁の中庭で開催された野外コンサートを聴きに行ったのです。
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開演前。夜7時40分頃ですがまだこんなに明るいです。 |
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休憩時間(夜9時頃)にやっと薄暗くなってきました。 |
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県庁入口 |
彼が1996年にロン=ティボーコンクール2位入賞した頃からずっと応援していて、演奏を出来るだけ聴きに行くようにしています。
(ちなみに96年ロン=ティボーで優勝したのが現在ベルリンフィルコンマスの樫本大進さんです)
それにしても彼のモーツァルトの素晴らしいこと!
バラーティ君(もう君付けするが失礼な年齢になってしまった…)は超絶技巧の難曲をさらりと弾く高度なテクニックの持ち主ですが、そういう人が演奏するモーツァルトは絶品です。
春に聴いたヴェンゲロフもそうですが、丁寧で一つ一つの音が本当に綺麗でした。
アンコールはバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番からラルゴ。
これもしっとりとして美しい演奏でした。
野外コンサートって音響もイマイチだし、私はあまり好まないのですが、ここ(県庁中庭)は思ったより音響は悪くなく、外の音もあまり聴こえないし、なかなかよかったです。
面白かったのが、最初の曲ハイドンの交響曲の演奏が始まった途端、クロウタドリ(Fekete rigó)が大きな声で囀り出したのです。
音楽に触発されたのでしょうか。
まるで自分もオーケストラの一員のように、いや、ソリストになった気分でずーーーっと囀っていました。
第2楽章(緩徐楽章)ではオーケストラの音がかき消される程。(笑)
でも、決して邪魔ではなく、野外コンサートならではの鳥とオーケストラの共演を聴衆は楽しんでいました。
バラーティ君の演奏が始まると、クロウタドリさんは一段とパワーアップ!
やはり素晴らしい演奏は鳥にもわかるんですね~。
アンコールまでずっと歌い続けていました。
バラーティ君とクロウタドリの共演、なかなか貴重なものが聴けていい経験でした。
前半が終わったのが夜9時頃。この時点で昼間の暑さとは裏腹にとても冷え込んできました。
夏には各所で野外コンサートが開催されますが、 どんなに暑い日でもジャケットや膝掛けを持参した方がいいと思います。
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