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2014年1月4日

新年早々 こんなん売ってた

忘れた頃に登場する「こんなん売ってた」シリーズ。
今回は中央市場のお肉屋さんからお届けします。

まずはこれ。真ん中の切り株みたいなのは牛の骨です。

骨で美味しいスープが取れるのですが、ハンガリー人のお目当ては骨の中の「髄」。
結婚当初、夫とレストランに行って、彼がスープそっちのけで骨の髄を美味しそうに食べるのを見て「ああ、この人とは住む世界が違いすぎる…」と愕然としたのでした。

これはあまり珍しくないかな?
牛タンです。
牛の舌って長いんですね~。

続いては豚さんシリーズ。
豚足。
スープを取ったり、パプリカ風味のシチュー(pörkölt=プルクルト)を作ったり、用途はいろいろ。
今は亡き愛犬は、豚足を柔らかく煮たのが大好きで、前足で豚足を上手に掴んで美味しそうに齧っていました。
(脂が多いからあまり与えてはいけないんですけどね)
骨までガシガシ食べる様子を見て「あんたは肉食動物やねんなぁ」としみじみ思ったものです。

下には豚さんの顔があるけど、上は耳です。
耳もシチューにしたり、脂が多いので煮凝り(Kocsonya)を作ったりします。

豚の尻尾。これも煮凝りを作る時に重宝します。

これだけ写真を撮ったにもかかわらず、明日のメニューはスペアリブです。(笑)
耳も尻尾も買ってませんから。

私達夫婦はお互いをゲテモノ食いと呼び合っていることは以前書きました。
ヤツは「魚の頭を食べるなんて」とか「お父さんは魚の目玉を食べてたよね、信じられない」とかほざくのですが、あんたらハンガリー人かて豚の耳から尻尾まで食べるやんか!
すると「海草を食べるなんて信じられない」と言いやがりました。
ワカメは髪の毛にええんやで。ちゃんと食べへんから…(以下略)

我が家のゲテモノ食い論争は終わることがなさそうです。

2 件のコメント:

  1. 明けましておめでとうございます。
    今年もハンガリーからの楽しい話題を期待しています。

    写真を見ながらうちの犬にと、レストランのオーナーがスープをとった後の牛の骨をよくくれたことを懐かしく思い出しています。
    私が食生活でびっくりしたのは、肉料理してひえたあとにかたっまったラードみたいなものも大好きじゃないですか?それも一日置いたのがいいからとそのかたまりを持ち帰ったチェコ人がいて、それをパンにぬって食べるときいてこりゃ違うわと。

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  2. あけましておめでとうございます。
    今年もどうぞよろしくお願いします。

    ラード! こっちの人は大好きですね。
    実は結婚当初、鴨を焼いた後の脂をきれいに洗い落としたら「何てことするんだ!」と逆上されました。
    こってりした脂を落とすの大変だったのに、こんなにピカピカにしたのに、なんで怒られなあかんねん! と不条理を感じたものです。
    今は私もラードをパンに塗って紫タマネギのせて食べてます。(笑)
    美味しいですよ~♪

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