このブログ内の写真はクリックすると拡大します。ドナウ猛虎会通信(虎バカ向け音楽入門)と旧ブログもよろしくお願いします。

2011年11月30日

今日の夜景

私の腕では夜景は綺麗に撮れないのに、めげずに今日も夜景(とはいえ午後5時過ぎ)の写真です。

買い物に行った先にも小さなクリスマス市が出ていました。


焼きソーセージの匂いとホットワインの香りがたまりません!
クリスマス用の飾りや民芸品に混じって、別にクリスマスに何の関係もなさそうなものも売っているのですが、こういう場所で見るとなぜか欲しくなるんですよね~。
気をつけないとお金があっという間に飛んでいきます。

街の中心ヴュルシュマルティ広場(Vörösmarty tér)のクリスマス市に比べるとお値段は良心的でした♪

ヴュルシュマルティのクリスマス市は観光客だらけでスリも多いし、ハンガリー人はあまり行かないようです。
行かれる方はくれぐれも貴重品には気をつけて下さいね。

2011年11月29日

ストレスチェック

夫の電話に「ストレスチェック」なるものが付いていたのでやってみました。これです。
生年月日を入力し、カメラのレンズ部分に2分間指を当てるとどれだけストレスが溜まっているかわかるそうです。
あほらし~、と思いながらもやってみたら、私のストレス度は16%でした。
なかなかいいですね、心身ともに健康な私♪ よっしゃあ!

すると夫が「ストレス溜まってるんだね、可哀想に」と言うではありませんか。
「え? 大丈夫やで。たったの16%やし、こんなんストレスのうちに入らへんって診断結果にも書いてあるやん」と答えると、黙って自分の結果を見せてくれました。

  0%

うわっ・・・ストレス0って、どんなお気楽な人生なん?
それか何も考えてないとか?

えっと・・・彼がストレスのない生活を送ることが出来るのは良妻の私のお陰ってことでいいんですよね。(←悔し紛れ:笑)

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さ、私もストレスを溜めないように音楽を聴いてスッキリしようっと。
ラフ2の聴き比べ、面白いですよ~♫



アシュケナージのラフ2は私の雛形。
中高生の頃にレコードを繰り返し何度も飽きることなく聴いたものです。
今でもラフマといえばアシュケ♡
ああ、もっとピアノ弾いてほしかった・・・。


ラフ3カデンツァの聴き比べも面白かったので追加♪



キーちゃんのラフマいいですねえ~♡

2011年11月28日

夜景

ブダペストのシャンゼリゼと呼ばれるアンドラーシ通り(Andrássy út)です。
体制変換前の名前は人民共和国通り(Népköztarsaság útja)←そんなん誰も聞いてないって!

木の幹に電飾を巻きつけてあるので、こんな変わった形です。
ああ、それにしても夜景が綺麗に撮れません。(涙)
夫が設定方法を説明してくれたのですが、面倒くさいのでオートマチックにしたらこの有様・・・。
ちなみにこの写真を撮ったのは午後5時前、真っ暗でした。

こちらはオクトゴン(Oktogon)。旧11月7日広場(November 7. tér)です。

これはテレーズ通り(Teréz krt.)、かつてレーニン通り(Lenin krt.)と呼ばれていました。

結婚当初、ブダペストの目抜き通りはいかにも共産主義国らしい名前が付いていました。
あの頃はこんなイルミネーションはなかったと思います。
国の体制が変わり、通りの名前が変わり・・・でも私は相変わらず、何の成長もないような気がします。
あの頃は夫と英語で会話していたけど、今はハンガリー語で喧嘩して勝つようになったし、前回ご紹介したTúró Rudiが好物になったし、やっぱり変わったのかなあ。
確かにハンガリーの生活には慣れましたけど、これは成長とは言えませんね~。(笑)

2011年11月27日

アドヴェント

今日からアドヴェント。
クリスマス前の4週間、日曜日毎にろうそくを1本ずつ灯し(今日は1本だけ、次の日曜日は2本と、灯す数が増える)、ろうそく4本がともったらいよいよクリスマスというわけです。
お花屋さんにはこのようなクリスマスリースが売っています↓

街の電飾もアドヴェントとともに始まります。
明日、仕事帰りにちょっと寄り道して電飾の写真を撮ってこようと思いますのでお楽しみに。

昨日の朝、近所の交差点の信号が壊れたようで、警察官が交通整理をしていました。

寒いのに本当にご苦労様です。

最近、最高気温が0℃前後の日が続き、おまけに霧が出て、骨の髄にしみこむような寒さ。
そのせいなのか、ちょっと風邪をひいてしまいました。
今ここで流行っている風邪は胃に来るみたいで、何も食べられなくて苦労しました。

それにしても、私が体調を崩すのはいつも金曜日の午後。
そして日曜日の夜にはすっかり回復。
偉いなあ、私。家事は手を抜いても仕事には絶対穴を開けないなんて!
(誰も褒めてくれないから自画自賛)

職場の若い子には「バラードさんは全然病気にならない」と感心されるのですが、私はあんたらと違ってダイエットやら言わんと何でもしっかり食べてるからでっせ~!(笑)

私の元気の素は鶏丸ごと一羽スープ
昨日の午後、フラフラしながら作ったスープのおかげで元気いっぱいです。
(作ったと言っても材料を鍋に入れて火にかけただけですけどね)

今日のお昼はスープの他に白身魚のフライとグリーンピースのフューゼレーク
まだ胃の調子が完全ではない私は揚げ物は一口しか食べられませんでした。(残りは明日のお昼のお弁当にします)

デザートまで作る気力が無かったので、今日のおやつはトゥーロー・ルディ(Túró Rudi)。
カッテージチーズをチョコレートでコーティングしたもの・・・と説明してもわかりにくいと思うので、Wikipediaをご覧下さい。(こちら

いやあ、日本語でトゥーロー・ルディの解説があるなんて驚きました~!!
これ、最初食べた時はあまり美味しく感じなかったのですが、だんだんこの味の魔力にやられるんですよ。
今では我が家の冷蔵庫の常備品です。(笑)

2011年11月22日

ニコライ君

 昨年秋、ショパンコンクール1次予選のネット配信を聴いて感動し、2次予選を生で聴いてますます惚れ込んだニコライ君ことNicolay Khozyainovのラフ3がYouTubeに~~~!


いいですね~、ニコライ君の持つ悪魔的な暗さがこの曲にぴったり♪

そしてアンコールがなんと、花火ですよ、花火!!!
Facebookのニコライファンクラブ情報によるとポーランド各地でよく演奏をしているようですが、ブダペストにも来てほしいです。
ああ、直訴したいわ。いや、それより拉致したい。(笑)

それにしても彼の弾くOp.9-3は絶品ですね♪

この曲、技術的にはそれほど難しくないのですが、それだけに「聴かせる」演奏をするのは並大抵のことではないと思います。
この演奏では天使のような純粋無垢な音に圧倒されました。
(それもヤマハのピアノですよ、ヤマハ!)

ニコライ君は来年二十歳。
天使と悪魔の同居する彼が今後どのように成長していくのかが楽しみです。
ああ、お願い、ブダペストにも来て~~~!

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山崎一玄さんのブログに慎太朗君のことが書いてあり、写真も載っていました。
いよいよ明後日トライアウト。頑張りや~~!

2011年11月21日

昨日のおやつは柿でした。


中央市場で買ったのですが、大きくて食べごたえがありました。
(大きさがわかるようにマッチ箱を置きました)

柿に貼ってあったシール↓
Kakismarって何語でしょう? 
どこの言葉かわかりませんが、柿のことは「柿なんとか」って言うんですね。

ハンガリー語で柿はdatolyaszilvaとかhurmaと言いますが、柿が店頭に並ぶようになったのは最近のことなので、ハンガリー人に「datolyaszilva」と言っても「何それ?」と驚かれると思います。

で、お店の値段札にはdatolyaszilvaとかhurmaではなく、kakhiと書いてあることもあります。
(柿をそのままローマ字にすると、ハンガリー語ではあまり食べ物には相応しくない意味なので、「kakhi」と「H」が入ります。
そんな無理して誤魔化さんでもええのに。(笑)

そういえば、最近日本では「外国でも通用する名前」を子供に付ける傾向が強いそうですね。
「外国」と言っても国によって言葉は全然違うし、一体何を基準にしているのかよくわかりませんけど。
当て字が多く、読み方がわからない名前も増えてきたようです。

それよりも、「自分の名前を世界に通用させてやろう」という発想はないのでしょうか?
小澤征爾さんとかイチローみたいに、国際的に活躍するようになれば、世界中の人が名前を覚えてくれます。

柿だって、「柿」という名前で堂々と勝負しているんですから(勝負?)、外国でも通用する云々よりも、誰が聞いても日本人の名前だとすぐわかる読みやすい名前の方がいいと思うのですが、これは私が日本を離れて長く浦島太郎状態だからでしょうか?


先週末からヴュルシュマルティ広場(Vörösmarty tér)のクリスマス市が始まりました。


暗くなってからの方がツリーが点灯されて綺麗なんですけど、寒いからなかなか行けません。

アドヴェントは次の日曜日(11/27)からなので、他の場所のクリスマス市は今週末から開催されます。

2011年11月19日

再び リスト レクイエム

またリストのレクイエムを聴いてきました。

2011. november 19., 19:30
Budapest,
Pesti Ferences Templom

Közreműködik az Unicum férfikar (Vác - Budapest)

szólisták:
Honinger László
Kállay Gábor
Gerzsenyi Csaba
Juraj Peter 
(Pozsony)

valamint Déri András - orgona

会場のフランシス派教会。

リストもブダペスト滞在時にはこの教会に通ったそうです。

レクイエムを聴くのはこれで2回目。
前回はミサに音楽を取り入れた音楽ミサでしたが、今回はコンサート形式。
純粋に音楽に没頭することが出来ました。

それにしてもなんと美しい曲なのでしょう。
聴いているうちに体がふわっと浮き上がってどこか別世界に連れて行かれたような感じがしました。

モーツァルトやヴェルディのレクイエムに劣らないと思うのに、余り演奏される機会がないのが非常に残念です。
男声合唱とオルガンという編成のためでしょうか?

今年はリスト生誕200年ということもあり、リストのオルガン曲、宗教曲を聴く機会が多かったのは嬉しいことです。
来年以降も聴けるといいのですが、ハンガリーでもなかなか演奏されることが少ないのは残念です。
これからも演奏会の予定表を入念に調べて、ピアノ曲以外のリストの作品を出来るだけ聴きたいと思います。

2011年11月14日

トマトスープ

昨日のお昼は超簡単(私が作るのはいつも超簡単です)トマトスープでした。

材料

トマトジュース (paradicsomlé、果汁100%のもの)1ℓ
小麦粉 (liszt) 大さじ3
油 (olaj) 大さじ3
タマネギ (vöröshagyma) 小さいもの1個
セロリの茎 (zeller) 1本
水 (víz)
砂糖 (cukor) 大さじ3
塩 (só) 適量
コショウ (bors) 適量

作り方
①小麦粉を油で炒めてルゥを作る
②ルゥにトマトジュースを加えてよく混ぜる
③水(適量。とろりとしたスープになるように加減して入れて下さい)を加えて、砂糖、塩、コショウで味を付け、皮をむいたタマネギとセロリの茎を丸ごと入れる
④沸騰後、弱火で10分程度煮込んで出来上がり (タマネギとセロリの茎は取り出して下さい)

※トマトジュースの代わりにトマトピュレを使ってもいいです。その場合はピュレの量を減らし、水を多めに入れて下さい。

このスープ、ハンガリー人なら幼稚園の給食から大学の学食まで、大変馴染みのあるものです。
出来上がったスープにアルファベットの形のパスタ(betűtészta)を入れて食べることが多いのですが、夫は「Menza(学食)を思い出すから嫌だ」と言うので、我が家ではガルーシカ(galuska、小麦粉と卵と水を混ぜたものをお湯に落として作るパスタ)を入れたり炊いたご飯を入れたりして食べます。

アルファベットの形のパスタってこんなのです↓


最初は「なんか温めたケチャップ食べてるみたい~、変~」と思ったのに、今では寒くなるとトマトスープが食べたくなるから、慣れって面白いものですね。

ガルーシカの作り方の動画があったのでご紹介↓


このガルーシカ製造器いいなあ~♪
(我が家には穴の開いた金属の板しかないのです)

えっと・・・念の為、お昼はトマトスープだけじゃないですよ。メインはお好み焼きでした。
以前ブダペストに住んでいた方が、「青海苔とかつおの粉の代わりにカレー粉をかけると美味しい」と教えて下さって、試してみたら本当に美味しくて、私はすっかり「お好み焼きにはカレー粉」派になりました。
(お好み焼きソースとマヨネーズをかけてからカレー粉をふりかけます)
夫は「それは邪道だよ。お好み焼きには青海苔とかつおの粉だよ」と言うのですが、なんであんたがお好み焼きについて語るわけ?
この家で関西人は私やで!

カレー粉お好み焼きを教示して下さった方曰く、「枚方周辺ではお好み焼き屋さんには必ずカレー粉が置いてある」そうなのですが、本当ですか?
大阪市内にお好み焼きに唐辛子をかける地域があるのは知っていましたが、カレー粉は初めて聞いたのでびっくりしました。

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マー君沢村賞おめでとう!
(写真はサンスポさんから拝借)

達筆やなあ。
マエケンといいマー君といい、若手の正統派ピッチャーの活躍を見るのは本当に楽しいものですね。
トラの榎田君も来年は先発に回って二ケタ勝利してほしい~☆

2011年11月11日

いよいよ

10月末から冬時間になって、午後5時前には真っ暗になります。
暗くなる時間が早いからか、夜8時過ぎにはもう真夜中のような気がしてものすごく眠くなります。
もともと早寝早起きなのですが、最近は「早寝」に拍車がかかって夜10時前には就寝です。(笑)

これ、今日の夕方5時過ぎの写真です↓
真っ暗でしょう?
クリスマスに向けてそろそろ電飾を見かけるようになりました。

ショッピングセンターの中にはクリスマスツリーが登場↓

これまでにも何度か書きましたが、こちらのクリスマスは日本のお歳暮のように日頃お世話になった人にプレゼントを贈る習慣があります。
直前になって慌てるのはいやなので、そろそろプレゼントも準備しないと。
この時期はどのお店もクリスマスプレゼント用商品を並べるので、私のように「あ、これ可愛い~♡ 自分へのプレゼントにしよう♪」なんて考える人は、財布の紐をしっかり締めておかないとものすごい出費になります。

毎年悩むのが夫へのプレゼント・・・う~ん、何にしよう。

2011年11月10日

舟歌

最近ピアノに向かうとショパンの舟歌ばかり弾いています。

こんな聴き比べを見つけました↓






1.ホルヘ・ボレット 2.エフゲニー・キーシン 3.クリスティアン・ツィメルマン 4.ミハイル・プレトニョフ 5.ディヌ・リパッティ 6.エフゲニ・ザラフィアンツ 7.オレッグ・ボシュニアコーヴィチ 8.シプリアン・カツァリス 9.ウィリアム・カペル)


恥ずかしながらボレットはリスト弾きのイメージが強くてショパンの演奏をまともに聴いたことがなかったのですが、いいですねぇ、ボレットの舟歌♡
このテンポ、ゆったりして優雅で本当に素晴らしい!

プレトニョフは相変わらず。(笑)
ほんまに自由人やなあ、ミーシャ様。

誰の舟歌が好き? と聞かれるとやっぱり私の答えは「リパッティ」なのですが、ボレットも同じぐらい好きになりました。
CDが欲しい~~~!
(現在廃盤らしいのです。復刻盤が出るといいのに)

そしてもう一つ大好きな舟歌は・・・



ルービンシュタイン様♡
ああ、生演奏を聴いてみたかった。

そう考えるとキーちゃんやツィメ様と同じ時代に生まれて生演奏を聴けるのは本当に幸せなことです。
ツィメ様は来年ドビュッシープロだとか。ウィーンではいつ弾いてくれはるんやろ?
CDで聴いてノックアウトされた前奏曲集を生で聴いてみたいし、かれこれ30年近く前に大阪でアンコールに弾いた喜びの島もまた聴いてみたいです。
キーちゃんは3月のバーバーのソナタが楽しみです♫ (あ、予習せな・・・)

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そういえば最近野球ネタを全然書いていません。
だって慎太朗君戦力外がショックで・・・(涙)
トライアウトは11月24日。ああ、どこかの球団から声がかかりますように!

それよりも、気になるのは能見ちゃんの契約更改
今年の年俸5,000万ですよ! エースに5,000万って・・・。
しっかり交渉してどーんと上げてもらうんやで、能見ちゃん!

2011年11月6日

コールスロー

「コールスローが食べたいなあ」と夫。
「えーっと、キャベツの千切りをマヨネーズ和えればいいんでしょ?」と言うと「違うよ~、もっといろいろ入ってるはずだよ! あ、もしかして君はコールスローがどういうものか知らないの?」と憎たらしいことを言うのでレシピを検索しました。

「ふむふむ、マヨネーズとお酢と・・・」
「酢? だめだよ、酢は入れないでよ、僕は酢が大嫌いなの知ってるでしょ!」

ああ゛~、面倒臭っ!!
でも、見つけましたよ、Gordon Ramsayのレシピ
お酢の変わりにレモン汁入れればいいのね。ヘヘーん、楽勝やん!

Gordon Ramsayは旧ブログにも書きましたが口は悪いけど腕は超一流のシェフ。
私は前から彼の番組では必ずといっていいほど登場するWellingtonが気になっていたのですが、ちゃんとレシピが載ってるじゃないですか♡
(他にもいろいろなレシピがあります)

「ねえねえ、GordonのWellingtonのレシピ見つけたよ。来週はこれ作るね♫」と言ったら、喜んでくれるかと思ったのに「うっ・・・それは君には冒険過ぎるよ。まさにMission Impossibleだよ、やめた方がいい」とめっちゃ失礼なことを言われました。

そんなに難しくないですよね↓



ああ~、絶対これ作って「Done!」って出してやる~~~!

それに、考えたら彼はいつも「○○が食べたい」と言うだけ。
私は日曜の午前中、いえ、下手したら土曜日の午後からずっと台所で料理しているのに彼はだらだら過ごしています。
「あのね、自分はあれが食べたい、これが食べたいって言うだけでずるいと思わへん? めっちゃ不公平やわ。
来世は絶対に入れ替わって生まれるからね。私はテレビ見ながら『Wellingtonが食べたいな』って言うからね。わかった?」
と言ったら神妙な顔をして
「生まれ変わっても僕と結婚するんだね。ありがとう、嬉しいなあ」と言われました。

うわ~~~、めっちゃ悔しい~~~~~!

2011年11月3日

リスト レクイエム

昨日11月2日は死者の日、それに相応しく昨夜はリスト作曲のレクイエムを聴いてきました。

2011. november 2., 19:00
Budapest,
Páduai Szent Antal Plébániatemplom

Szent Efrém Férfikar (művészeti vezető: Bubnó Tamás)
 Vezényel: Bubnó Tamás

Szólisták: Varga Donát, Viszló István, Laborfalvi Soós Béla, Silló György 
Közreműködik: Fassang László (orgona), Komlóssy Gábor (trombita), 
Szász József (trombita), Szűcs Szabolcs (harsona), 
Villányi László (harsona), Bubnó Márk (timpani)

Liszt Ferenc: Requiem (1867–68)

これは6月に聴いた戴冠ミサ同様、リスト生誕200年記念行事の中のMusica Sacraの一環で、コンサートではなくミサにリストの音楽を使ったもの。
歌の合間にお祈りや聖体拝領も行われました。

リストの宗教音楽を聴く度に思うことですが、ピアノ曲、それも若い頃の超絶技巧を前面に押し出した曲だけを聴いてリストを評価するのは実に危険です。
派手派手チャラチャラ路線を脱したリストの音楽は神秘的で恐ろしいほど奥深く、どんどん引き込まれていきます。

あいにくハンガリーでもリストの宗教音楽はあまり演奏されないのですが、今年は生誕200年ということもあり、演奏会で取り上げられる機会が増えたのは嬉しい限りです。
リストのレクイエムはYouTubeでも聴けるようですが、やはり教会での生演奏には敵いません。
今月もう一度レクイエムを聴きに行くつもりです。

2011年11月1日

万聖節

11月1日は万聖節、キリスト教の祝日でお休みです。
ハンガリーでは10月31日もお休みにして4連休。
但し10月31日はもともと休日ではないので、今週土曜日(11/5)と振替え。
つまり今週は土曜日が平日扱いになります。

この「平日扱いの土曜日」が結構曲者で、お店によっては「うちは関係ないわよ、土曜日は土曜日ですから」と半日営業だったり、会社も主な取引先が外国の企業なら土曜日営業してもほとんど仕事は進まないから開店休業状態だったり。
何のための振替えかあまりよくわかりません。

さて、万聖節は日本のお盆のような日で、お墓参りに行く人が多く、公共交通機関も墓地行きの便を増発します。
昨夜のニュースによると、お墓に供えられた花を盗んで、別の墓参者に売る悪質な泥棒が増えているそうです。
ひどい話ですね!


旧ブログでもご紹介しましたが我が家の近くには手の込んだ装飾を施された建物があります。
こちらも見事ですね。思わず足を止めました↓




公園はすっかり秋の気配。このところ最高気温15℃前後の日が続いています。







夕方のお散歩。夕焼けは一瞬だけであっという間に暗くなりました。