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2014年1月17日

タバコ

ハンガリーでは一昨年からから公共の場所では全面禁煙になりました。
病院や学校、会社はもちろん、レストランやショッピングセンターでも屋内でタバコを吸うことは出来ません。
(喫煙室が用意されていればそこで吸うことは可能です)

また、昨年7月15日以降、タバコはNemzeti Dohánybolt(国民タバコ屋)の専売となりました。
こんな看板の出ているお店です↓
画像は http://nemzetidohany.hu から拝借しました
以前はキオスク、スーパー、レストラン等、どこでも買えたタバコ。
未成年者(ハンガリーの法律では18歳未満)が年齢をごまかしてタバコを買うことも不可能ではありませんでした。

そこで、タバコの販売をNemzeti Dohányboltに一任し、タバコ購入時には身分証明書の提示が義務付けられました。
また、店の窓やドアはスモークガラスで覆うよう決まっており、店内が見えないようにしました。
こうすれば未成年者がタバコを買うことはおろか、目にすることも出来なくなります。

私はタバコを吸いません。
レストラン等でいくら分煙されていてもタバコを吸う人が一人でもいると髪や服に臭いがつくのが大の苦手。
だから完全禁煙と専売制度はありがたいことなのですが、めでたしめでたしとは言えないのが現状です。

先に書いたように、外から店内は見えません。

そこを狙うんですよ~、悪い奴らが!

タバコ屋を狙う強盗事件が多発。
最近は毎日のように「どこそこのタバコ屋で強盗」 とニュースで流れ、見る方も「へえ~、またか」と驚かなくなりました。

タバコを吸わない人間にはありがたい制度でも、犯罪が増えるのは困りますね。


・・・っていうかスモークガラスを外せばええんちゃうん?

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