我が家のスピーカーの上にはFlat Eric(Levi'sのCMに出ていたキャラクター)のぬいぐるみが鎮座しています。
夫はこのぬいぐるみを大切にしていて、色々なポーズを取らせて遊んでいます。(子供やん!)
先日、夫が「僕がこのぬいぐるみを触るとゴルビーによく睨まれたんだよ」と言いました。
(ゴルビーとは以前飼っていた犬の名前です)
「一度うっかり床に落としてしまったことがあってね、ゴルビーは自分のおもちゃだと勘違いして腕や足を咥えて引っ張るから、取り上げてきつく叱ったんだよ」
よく聞くと「僕の大事な○○ちゃん(←しっかり名前までつけてる!!)を引っ張るな! 痛いだろう!」と言ったとか。(アホやん!)
以来、犬は自分のおもちゃ(だと思い込んでいた)を取り上げられた悔しさと、夫が自分以外のものを構うことへのやきもちで、夫とぬいぐるみを交互に睨みつけていたそうです。(笑)
「だから絶対に落とさないように気をつけたし、ゴルビーが届く高さには絶対に置かないようにしたんだよ」
確かにスピーカーは背が高いから(私の胸の辺りまであります)犬には絶対に届きません。
「背の高いスピーカーでよかったね。低かったらぬいぐるみに飛びついて落として、自分のおもちゃにしてたね、絶対」
そう私が言った瞬間、ぬいぐるみが床に落ちたんです!
「ゴルビーだ!」
夫と顔を見合わせて、同時にそう言いました。
「虹の橋で待ちくたびれて、時々ここに帰ってきていたずらするんだね~、相変わらずごんたさんやね、ゴルちゃんは」
そう私が言うと、夫も頷いて「しょうがないなあ、ゴルビーは」と言ってぬいぐるみを拾い上げ、スピーカーの上に置いてまたポーズを取らせていました。
未だになぜあの時ぬいぐるみが落ちたのかわかりません。
夫と私はソファに座っていて、スピーカーの近くには誰もいなかったし。
気味が悪いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私達は犬がいつでもそばにいると感じて温かい気持ちになりました。
犬の大好きだったプロコフィエフのプレリュード、これからは毎日ちゃんと弾くことにします。
こんにちは! うんうん、わかるよ。ゴルビーが遊びに来てたんだね!ふと思い出したりした時とかもそばにいると思いますよ!
返信削除lontomさん、どうもありがとうございます。
削除「馬鹿馬鹿しい」という人もいると思うけれど、私達は絶対に犬が遊びに来てくれたんだと信じています。
そうそう、先週末に中央市場でイギリス物産展があったのですが、売ってたのはショートブレッドと紅茶とJamie Oliverのソースでした。
ショートブレッドをついつい買ってしまいました。で、今食べてます。(笑)
思い出すことが供養だとききました。
返信削除私もよくありますよ、そういうこと。そういうときはとてもあたたかないい気持ちになります。
Bbwanさんも同じようなご経験があるのですね。
削除大切な存在は、この世から姿を消してもずっとつながっていますよね。
犬のことはいつまでも忘れることが出来ません。