週末に夫と“The Iron Lady”を見ました。
さすがメリル・ストリープ!
話し方も身動きもサッチャー元首相そっくり!
ところで、この映画の邦題は「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」だそうですね。
は? 涙? なんでそんな題付けるかなあ?
「鉄の女」でええやん。
日本でも公開されたハンガリー映画“Szabadság, szerelem”(自由と愛)も邦題は「君の涙 ドナウに流れ」だったし。
なぜ原題に無い「涙」が出てくるのかなあ?
どちらの映画も主人公は凛とした女性。
自分の信じる道を歩み、常に前を見つめ、どんな妨害にも負けません。
映画に彼女達が涙を流すシーンはないのに、なぜ邦題は「涙」なのか?
思うに、日本ではいくら強い女性でも「私、本当はこんなに辛いの、大変なの、助けて」とほろりと涙を流してほしいのでしょうか?
あのね、本当に強い女性は泣きませんよ。
人前で涙を流すのは嬉し泣きか、笑い過ぎて涙が出る時だけです。
人知れずそっと泣くなんてこともありえませんから。
もし「私強そうに見えるけど本当は違うの・・・」なんて泣く女性がいたら、心の中で「ほら、ちょっと泣けば男は簡単に操れるわよ、楽勝楽勝」と思ってますから。(笑)
そうそう、先日のマートン選手の問題発言ですが、あれを「アメリカンジョークだから」で片付けるのはどうかと思います。
アメリカ人はいつもジョークを言う国民だから? はあ?
ジョークは、言われた相手も笑える内容でないと。
いくらイライラしていたからって、チームメイトを名指しで「嫌い」だなんて!
もちろんチームの誰も本気にしていないと思うけれど、やはり「嫌い」というネガティヴな言葉を使うのはよくないと思います。
どうせ言うなら
「バファローベルちゃんが好きだからオリックスに点をあげた」
ぐらい言ってよ、マートン!
誤解の無いように書きますが、私はマートン選手が大好きです。
ベンチでいつも熱心にノートをつけて、真面目に野球に取り組む姿は素晴らしいし、彼がいなければ優勝争いに加わることも難しいと思います。
だから、なおさら、ああいう発言は残念です。
選手としては大好きだし、素晴らしいプレーに賞賛を送るけど、「能見さんに失礼なことを言ってすみませんでした」の一言が欲しいです。
それと、見せしめのようにベンチに座らせるのはどうかと思います。
怪我でもしているのならともかく、そうでなければ普通にスタメンで使うべきでしょう。
そうでないとマートン居心地が悪いと思うんですけど。
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