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2012年6月10日

ブダペスト・バッハ週間

6月4日から10日までブダペスト・バッハ週間(Budapesti Bach-hét)が開催され、私は二つの演奏会を聴きに行きました。

会場の教会

2012. június 6. 19:00
Deák téri evangélikus templom

Baráti Kristóf (hegedű)

Bach:
E-dúr partita, BWV 1006
h-moll partita, BWV 1002
d-moll partita, BWV 1004



2012. június 9. 19:00
Deák téri evangélikus templom

Várdai István (gordonka)

Bach:
d-moll szólószvit gordonkára, BWV 1008
D-dúr szólószvit gordonkára, BWV 1012


教会の扉に「バッハ週間」のポスターが
バッハ週間は今年で23回目だそうです。
教会内の美しい照明

まず、6日のバラーティ君の演奏会。
彼のバッハ無伴奏は以前にも聴いたことがあり(こちら)、あのときの感動は今でも忘れられません。
今回はパルティータだけですが、またあの素晴らしい演奏を聴けるなんて♪ と何週間も前からワクワクしていました。

教会は残響が長く、最初はちょっと戸惑いましたが、すぐにその響きにも馴染んで美しい音楽を堪能しました。
バラーティ君、指揮もいいけどやっぱりヴァイオリン中心でお願いしますよ~!

この日の演奏の前に牧師さんが説教台から演奏家とプログラムを紹介している最中に、大きな音で携帯が鳴るではありませんか!
誰かと思ったら、なんと牧師さんの携帯!!
「もしもし」と電話に出る牧師さん。どないなってんねん~! と思ったら「ごめん、今教会でこれからコンサート始まるから電源切るね」と。(笑)
そして「皆さんも携帯の電源を切って下さいね」と。(笑)
すべてはお芝居だったわけですが、「電源をお切り下さい」とアナウンスするよりも効き目ありそうでした。


教会内部。右側あるのは説教台。

9日のヴァールダイ君のチェロも生き生きして素晴らしい演奏でした。
私の隣の席に小さな男の子(幼稚園か小学校低学年ぐらい)が座っていたので、演奏中に騒いだらイヤだなあ、なんて思ったのですが、身動き一つせず真剣にチェロに聞き入っていました。
この男の子の集中力も大したものだけど、こんな小さい子を虜にしてしまうヴァールダイ君のチェロもさすがです。

ヴァールダイ君の演奏がYouTubeにありました↓



きゃ~、これ聴きに行ったやつやん!!

全曲聴きたい方はこちらでどうぞ↓
第1楽章
第2楽章
第3楽章



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