MOM文化センター(12区の文化会館)。ここで開かれたコンサートを聴きに行きました。 |
会場前の広場 |
会場の周りに広がる公園 |
MOMとはMagyar Optikai Művek(ハンガリー光学社)の略で、かつてここに本社がありました。
MOM社は12区の文化、スポーツ等の発展に力を入れていました。
いわゆるメセナってやつですね。
MOM社は1998年に倒産しましたが、MOMの名前は今でも残っています。
MOM文化センター然り、またこのすぐ近くのMOMショッピングセンター然り。
若い人はMOMが何の意味か知らんやろなあ~。
2013.05.22 19:30
MOM Kulturális Központ Színházterem
Itthon, együtt
Baráti Kristóf és művészbarátainak hangversenye
MŰSOR
R. Schumann: a-moll szonáta hegedűre és zongorára Op. 105.
(Baráti Kristóf és Farkas Gábor)
A. Vivaldi: g-moll kettősverseny, RV 531
(Fenyő László és Várdai István, koncertmester: Baráti Kristóf)
A. Vivaldi: B-dúr kettősverseny, RV 524
(Baráti Kristóf és Dosztán Dénes)
A. Vivaldi: B-dúr kettősverseny, RV 548 átirat
(Baráti Kristóf és Boldoczki Gábor)
W.A. Mozart: Esz-dúr sinfonia concertante hegedűre és brácsára K. 364
(Baráti Kristóf és Bársony Péter)
KÖZREMŰKÖDŐK
Szólót játszanak:
Baráti Kristóf – hegedű
Bársony Péter – brácsa
Boldoczki Gábor – trombita
Farkas Gábor – zongora
Fenyő László - cselló (Frankfurt)
Várdai István - cselló (Kronberg)
Dosztán Dénes - hegedű (Brüsszel)
Közreműködik az Új Magyar Kamarazenekar
(Koncertmester: Bánfalvi Béla)
私の大好きなヴァイオリニスト、バラーティ・クリシュトーフが仲間を集めてのコンサートです。
プログラムをご覧いただければお判りのように、バラーティ君は八面六臂の大活躍でした。
ソリストは最年長が1975年生まれのチェロのフェニュー(Fenyő)とヴィオラのバールショニ(Bársony)、最年少が1985年生まれのチェロのヴァールダイ(Várdai)という若いメンバーですが、それぞれ国内外で活躍し、高い評価を得ています。
セルビア生まれのヴァイオリニスト、ドスターン(Dosztán)はこれがハンガリーデビュー演奏会。
この人と、ヴィオラのバールショニ以外はこれまでに何度も演奏を聴いたことがあります。
プログラム全てについて書くと相当長くなりそうなので、簡単にとても感動したことだけ書きます。
まずはチェロのデュオ。
私はもともとチェロのフェニューのファンで、こちらに来た直後からよく演奏を聴いていました。
つい最近ヴァールダイ君という才能豊かな若いチェリストを聴く機会が増え、この二人を聴き比べたいと思っていたら今回の共演!
ぴったりと息の合ったアンサンブルは実に素晴らしく、 夢のようでした♪
それにしても、いつまでも「若手」だと思っていたフェニュー君が落ち着いた中堅になっていたなあ。
で、二人はコンチェルトの後にアンコールでとても華やかな曲を演奏したのですが、題名がわかりません。
チェロ2台用の曲って全然知らないし…どなたか曲名を御存知の方(って、昨日のコンサートを聴きに行った人で、かつ日本語のこのブログを読める人がいるのか?) 、御教示下さいませ~!
ヴィオラってソロ楽器としてはあまり聴く機会がないのですが、今回のヴィオラ奏者バールショニの素晴らしかったこと!
どちらかと言えば地味な印象の強いヴィオラがあんなに華やかで色彩豊かな音を出すなんて!
機会があればこの人の演奏を是非また聴きたいと思います。
最後にソリストが全員ステージにずらっと並ぶ姿は壮観でした。
ソリスト一同退場後、バラーティ君だけが舞台に登場し、アンコールにまずバッハのパルティータ第3番よりジーグを演奏。
ブラーヴォ!が飛び交う中、何度もステージに呼び戻されたバラーティ君は続いてヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲e-mollの第2楽章をオケと演奏しました。
やんやの大喝采に呼び戻されて、お得意のイザイの無伴奏ソナタ第2番第1楽章とバッハの無伴奏ソナタ第3番よりラルゴを演奏してお開きとなりました。
アンコール4曲ってあんたはキーシンか!(笑)
きっとアドレナリン出まくりだったんでしょうね。
コンサートが終わったのは夜10時半、家に着いたのは11時。
床に入ったのは日付が変わる直前でした。
普段は屋根早起きよい子の私にはものすごく遅い時間でしたが、素晴らしい演奏に興奮してなかなか眠れませんでした。
(お陰で今日は一日中睡魔に襲われて困った~!)
この演奏会は近日中にバルトークラジオで放送されるそうです。楽しみ~♪
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