先週末に撮った写真です。
ブダペストのドナウに一番最初に架けられた鎖橋。
正式にはセーチェーニ鎖橋(Széchenyi Lánchíd) といいます。
それまでドナウ川を挟んだブダとペストの二つの街は渡し舟で行き来していました。
でも、川の凍結や増水で、船で川を渡れないことも多かったのです。
セーチェニ伯爵も川を渡れず、父親の葬儀に間に合いませんでした。
そこで「二つの街をいつでも行き来出来るように橋が必要だ」と、鎖橋の建設を思い立ったのです。
ブダとペストは橋で結ばれ「ブダペスト」が誕生しました。
ところで、ドナウに架かる橋にはそれぞれ橋守りがいます。
鎖橋の橋守りさんは、橋のたもとにあるトンネルの入り口にお住まいです。(以前TVで見ました)
トンネルの脇に窓があるのがわかりますか? それと玄関も。(写真はクリックすると拡大します)
「ここに住みたいなあ」と言う私に、夫は「車が多くてうるさいと思うよ。それにトンネルだから空気も悪いし」と諭しますが、「ドナウの真珠」と呼ばれる美しい夜景を思う存分堪能出来る素晴らしい立地だと思うんだけどなあ。
balladeさん、こんにちは。
返信削除タイトルを見て、今頃鎖橋?!と一瞬思いましたが、さすがバラードさん。橋守りさんのお話!ガイドブックに載っていないようなお話があるから、いつも面白いです。
ライラックの香りの中、よい週末をお過ごしください。
橋守りさんのことは何年か前のTVで観て「へえ~、あんな所に住んでるんだ~!」とものすごく驚いたので、いつかブログに書きたいと思っていました。
削除要するにTVの受け売りなんですけどね。(笑)
さくらさんもどうぞよい週末をお過ごし下さいね。