今日はイースター(復活祭)でお休みです。
イースターは「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」なので、毎年日が変わります。
面倒臭いなあ~、せめて3月か4月の第○日曜日って決めればいいのに! と思うのですが、これは私がキリスト教徒ではないからでしょうか。
ハンガリーではイースターの日曜日と翌月曜日が祝日です。
ヨーロッパでは、イースター前の金曜日(聖金曜日)から祝日になる国も多いようです。
イースター、ハンガリー語ではHúsvét(フーシュヴェート)と言い、定番のお料理はHúsvéti sonka(イースターのハム。sonka=ハム)とゆで卵です。
お粗末ですが、今日の我が家の昼食です↓
ハムと言っても豚肉の燻製を柔らかく茹でたもの。
茹で汁で作ったゆで卵(塩味が効いて美味しい)とマッシュポテトを合わせて食べました。
イースターの月曜日、ハンガリーではlocsolásという習慣があります。
locsolásとは(花に)水をやるという意味ですが、この日は女性を花に見立て、男性が詩を朗読してから女性の髪に香水をかけます。
代表的な詩は
Kerek erdõn jártam
Kék ibolyát láttam.
El akart hervadni
Meg szabad-e locsolni?
森の中で青いスミレを見つけたよ
スミレは今にもしおれそう
水をやってもいいですか?
この詩をそのまま使うのはせいぜい小さい子供で、高校生位になると自作の詩を朗読する人が多いようです。
夫も昔はかなり凝った詩を作って友達の家を回っていたのですが、 最近は面倒なのか、定番の詩の「青いスミレ」を私の名前に変えるだけです。
友達の家を訪問するのもいつの間にかやめてしまいました。歳をとるって寂しいことですね~。
で、この習慣ですが、もともとは男性が女性に水をかけていたそうです。
今でも続けている人もいるようですよ↓
お花にお水をあげると言うより、消火作業のような水のかけ方ですねぇ。ちょっと嫌です。もっとロマンティックにお水をかけて欲しいなぁ。私は。
返信削除mari さん
返信削除昔は男性→女性はこのように水をかけ、
女性→男性は生卵をぶつけていたそうです。
こんなに水かけられたら風邪ひきそうですよね。
balladeさん こんにちは
返信削除おおおおお〜豚肉の薫製のハムのゆで汁で茹でた タマゴ美味しそうですね♪
オーストリアではイースターの料理ってあるのかな?(まだわからないです)
青いスミレの詩がとっても素敵
水をかけるお祭りって タイとかにもありますよね・・・ 冬じゅう じっとガマンして春のくるのを待っていたのだから、水かけ+生卵ぶっつけあって お互いスカッとしてたのかな?
・・・・balladeさんのおかげで、いろいろ考えました
ブダペスト ずいぶん暖かくなりましたか?
sachan さん
返信削除ゆで卵はほんのり塩味が聞いて美味しかったです。
燻製のハムも美味しかったし♪
オーストリアのイースター料理がわかったらまた教えて下さいね。
青いスミレの詩をそのまま朗読するのは、夫曰く「相当ダサい」そうです。
男たるもの、あれに手を加えるか全く自分のオリジナルの詩を読むべきだそうですが、そういう自分は思いっきりサボっているのがなんとも言えません。
こちらは暖かいですよ~、毎日20℃以上あります♪