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2011年5月30日

昨日のデザート Madártej

日曜日の昼食はスープ、メイン、そしてデザートが欠かせません。
スープは鶏丸ごと1羽スープ、メインは鶏のから揚げ。
・・・ときたらデザートも鶏関係にしたくなりますよね。


そこでMadártejですよ――→

Madár=鳥
tej=ミルク


おいおい、鳥乳ってなんやねん! 鳥は哺乳類ちゃうで~!


これ、もともとはおフランスのデザートで、フランス語では"Oeufs á la neige"(雪の卵)と呼ぶそうなのですが、ハンガリーではMadártej(鳥乳)。
ちなみに英語では"Floating island"(浮島)と呼ぶそうです。

一言で言うとカスタードクリームにメレンゲを浮かべただけのものなんですけどね。
作り方は(いつもながら)私でも作れる超簡単なのでお試し下さい。

【材料】
メレンゲ
卵白 tojásfehérje 3個分
塩 só 0.5 g
水 víz 1ℓ

カスタードクリーム
卵黄 tojássárga 3個分
砂糖 cukor 70 g
牛乳(3.6 %のもの)500 ml
バニラエッセンス vanília eszencia 大さじ2 
または バニラスティック vaníliarúd 1本 


【作り方】
①卵白を角が立つまでしっかり泡立てる
②大きな鍋に水を入れて沸騰させる
③沸騰したら弱火にして、卵白を大さじですくって湯に入れる。
(スプーンを水でぬらしておくといいです。また卵白は一度にたくさん入れないように)
④卵白がふんわり固まったら漉し器でそっと掬い出す。
⑤カスタードクリーム用の材料をハンドミキサーでよく混ぜ、弱火にかけてとろみをつける。
⑥とろみがついたら器(ガラス器がよい)に入れ、メレンゲを上に浮かべて冷蔵庫で冷やして出来上がり。

こちらに作り方が写真入りで載っていますのでご参考までに。
リンク先のレシピは最後にカラメルソースをかけると書いていますが、我が家では何もかけずに食べます。

2011年5月28日

室内楽は楽しい♪

今日は室内楽の合わせでした。
チェリストさん宅の近くで見かけた蔦で覆われた建物。


これは薬局なんですけど、聖地を思い出すわ~♪


夏にいくつかコンサートの予定があるので集まったのですが、ついでにお遊びでハイドンのピアノコンチェルトD-durも合わせてみました。
オケパートはヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロだけで、まあクィンテット弾くようなものでしたが、楽しかったです~!
もっともっと弾き込んで、いつか人前で弾けるようにしたいです。練習頑張ろうっと。

以前書きましたが、ハイドンはキーシン&スピヴァコフ盤を愛聴しています。
「これ以外は聴けない」と思っていたけれど、最近YouTubeでリヒテルの演奏を見つけて夢中になって聴いています。
落ち着きがあって素敵なんです。ああリヒテル様~!









ところで室内楽といえば秋のキーちゃんがすごいことになってますよ!
マルタ姐さんとの共演もすごいけど、ラフマのチェロソナタ~~~~~!!!!!
うわ~~~、聴きたい~~~~~!

2011年5月25日

フランツ・リスト室内管弦楽団 バッハシリーズ

昨夜は久しぶりのコンサート。バッハを聴いてきました。


2011. máj. 24. - 19:00 Liszt Ferenc Kamarazenekar Bach-bérlet 3.
Budapest 
Festetics Palota
Bach: V. Brandenburgi verseny BWV 1050
        Rolla János - hegedű, Sebők Erika - fuvola
Bach: E-moll hegedűverseny BWV 1042
        Baráti Kristóf -hegedű
C.Ph.Bach: B-dúr szimfónia
Bach: IV. Brandenburgi verseny BWV 1049
        Rolla János - hegedű Drahos Béla, Hegyesi Gabriella - fuvola 
        Dinnyés Soma - csembaló


会場はフェシュテティッチ宮殿。
我が家のすぐ近くで前はしょっちゅう通るのに中に入るのは初めてです。




演奏会会場はTükörterem(鏡の間)。
収容人数は200人位でしょうか。内装もきれいだし、室内楽にはもってこいの会場だと思います。


フランツ・リスト室内管弦楽団(以下LFKZ)のブランデンブルグ協奏曲はこれまで何度聴いたことでしょう。
そういえば初めてハンガリーを訪れた1987年に「ハンガリー旅行の記念に」とLFKZのブランデンブルグ全曲入りCDをお土産に買ったのでした。
あの時はまさか自分がこの国に永住することになるとは思いもよらず・・・CDは私と一緒に日本に帰り、結婚する時に再び一緒にハンガリーに戻ってきました。
今でも愛聴している大切なCDです。

掌中の曲をしっとり聴かせるLFKZ。
美しい会場で美しい音楽に浸る幸せ。
それにしてもバッハってすごいですね、あの時代チェンバロ用にこんなカデンツァを書いたなんて!
チェンバロって音量が小さいし、当時は通奏低音としてもっぱら伴奏に徹し、縁の下の力持ち的役割を担っていたのに、ブランデンブルグ第5番では大活躍。
一応楽譜も持っていますが、こんなんピアノでも弾けませんって。
(あんたはどれだけ「よう弾かんけどもしかして・・・と期待して買ったらやっぱり弾くの無理」な楽譜持ってるん?)

そしてバラーティ君♪
デビュー当時からずっと応援しているヴァイオリニストで、これまでにコンチェルト、ソロ、室内楽といろいろ聴きましたが、やはり私はバラーティ君のバッハが好き!
昨夜のコンチェルトも音が豊かで丁寧でうっとりしました。
アンコールはバッハ無伴奏ソナタ第1番からシチリアーノ。
2年前にバラーティ君のバッハ無伴奏全曲演奏を聴いたのですが、あの時の感動を思い出すとともに、また近いうちに是非無伴奏を聴かせてほしいと思いました。
ああ~、感動! こんな才能豊かなヴァイオリニストをこれからも見守っていける環境にも感謝!

YouTubeにバラーティ君のシチリアーノの演奏がありました♪




ところで会場の鏡の間はシャンデリアや壁の彫刻も見事でしたが、床も綺麗でした~。


椅子の脚から譜面台にかけて伸びているのはチェロのエンドピンを固定するものです。

2011年5月22日

ちょっといい話

勝てませんねえ・・・。
今日はTV観て応援してたのに、黒虎ユニめっちゃ強そうやったのに、5併殺で負けました~。
ほんまどないなってんねん!
明日は涌井? どないせえっちゅーねん!

でもね、強い阪神なんてここ何年かのことですよ。
阪神はずーっとずーーーーっと弱いチームでした。
この程度で「ファンやめる」とか言うたらあきません。
昔からの筋金入りのファンは負け方にも美学を見出し楽しむものです。

・・・ああ、書いてて虚しくなってきた。

ドナウ猛虎会が応援する田中慎太朗選手、最近どうしているのか気になっていたら、先日のトラ番25時に載っていました。

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対戦前に相手投手の特徴を、自前の研究ノートやユーチューブで確認するという田中。「結果は出なくても、やってるのとやってないのとでは、違いますから!」。

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結果は出なくても、やってるのとやってないのとでは、違いますから

結果は出なくても、やってるのとやってないのとでは、違いますから!

ほんまや、その通りや! さすがや慎太朗君! 
5/18の対ヤクルト戦では4-3だったそうです。
その後の試合にはなぜか出場してません。なんで? もっと出したってえや!


ところで昨日の夜のニュースで、ドイツでカルガモ親子が散歩中に子供達が排水溝に落ちて、母鳥が通行人に助けを求めて無事救出されたと報道されました。
こちらがニュース番組、こちらは元の動画らしくドイツ語です。

後をついて来ているはずの子供達がいない! まあ、排水溝に落ちているわ! と母鳥はパニックになったはず。
その時、よくぞ「人間に助けを求めよう」と思いついたものですね。
通行人が消防署に連絡し、消防士さんたちが無事救出してめでたしめでたし。
このニュースを見てとてもほっこりした気持ちになりましたので、ここで皆さんにもご紹介させていただきました。


最後に久しぶりのドナウ川の写真。


昨日も今日も午後に夕立があって、その後は蒸し暑いです。
今日も夕食後お散歩したら汗びっしょりになりました。

2011年5月17日

地名変更

セール・カールマン広場(Széll Kálman tér)

はあ? どこですか?

ブダ側の交通の要所、モスクワ広場(Moszkva tér)が2011年5月12日付でセール・カールマン広場に変わりました。
これは大変ですよ~。
ここは地下鉄、バス、市電が数多く発着するので、標識を変えるだけでも膨大な手間と費用がかかるし、車内の路線図も全部書き換えるとなると・・・うわ~!
本日5月17日現在、予想通りここはまだモスクワ広場のままです。(笑)





同日付で市内の何箇所かで地名の変更がありました。
鎖橋のペスト側の広場はルーズベルト広場(Roosevelt tér)からセーチェニ・イシュトヴァーン広場Széchenyi István tér)に。
まあこれはいいと思いますよ。
大体ここはブダペスト。
鎖橋のたもとの美しい広場に外国の大統領の名を冠するよりも、もともと別の街だったブダとペストを結ぶ鎖橋を架けたセーチェニ伯爵の名前の方が相応しいと思います。

でも・・・

これまで単にマルギット橋のブダ側のたもと(Margit híd budai hídfője)と呼んでいた場所がなぜエルヴィス・プレスリー広場になるのか?

ああ~、訳わからん~~~!


1989年の体制変換直後、ハンガリー各地で大規模な地名の変更が行われました。
いかにも共産主義なエンゲルス広場やレーニン通りが姿を消し、大戦前の古い地名に戻されました。
せっかく主な通りの名前を覚えて、地図がなくても一人歩きが出来るようになった頃に地名の変更があって、また一からブダペストの地図を頭に入れなければならず苦労したのを思い出します。
私と同世代のハンガリー人の友人は、よく「じゃあマルクス広場で待ち合わせましょう」と言います。もうマルクス広場はないやろ~!と毎回突っ込むのですが、彼女の頭からはなかなかマルクス広場が消えないようです。
今の若い人はマルクス広場がどこやったか知らんで。(笑)
このブログを読んで下さっている方で

  • マルクス広場
  • エンゲルス広場
  • レーニン通り


を御存知の方がいらっしゃいましたらコメント欄でお答え下さいね。
(正解は次回発表します)


あの時生き延びたモスクワ広場は、体制変換後20年以上たってから戦前の名前に戻りました。
標識が全てセール・カールマン広場になり、人々が間違えて「モスクワ広場」と言わなくなるのはいつ頃でしょうか?


【おまけ】
標識変更中。ハンガリー語がわかる方には笑える画像です♪



【追記】
次回発表と書きながらすっかり忘れてしまったので(あほ)ここで正解発表です。


  • マルクス広場 → 西広場(Nyugati tér) 西駅の横の広場

  • エンゲルス広場 → エルジェーベト広場 

  • レーニン通り → テレーズ通りとエルジェーベト通り
  • 来年度のプログラム

    【これは2011年5月11日に投稿したものです】


    キーちゃんファンクラブのMLに来年度のプログラムが記載されていました。

    Beethoven. Sonata # 14.
    Barber. Sonata.
    -
    Chopin. Nocturne As-Dur opus 32 # 2.
    Sonata # 3.

    「月光」ソナタ、ショパンのノクターンOp.32-2、ピアノソナタ第3番は昔キーちゃん弾いてましたよね。
    録音もあるし。
    今のキーちゃんがどう弾くのか、以前の演奏とどう違うのか興味津々です。

    それよりも!

    バーバーですよ、バーバー♪
    きゃ~~~~~、メッチャ楽しみ~~~~~♪

    もしかして夜のガスパールを弾く日も近い?

    夫の願い

    【これは2011年5月12日に投稿したものです】


    「ねえねえ、これ見て」
    帰宅するなり夫のうるさいこと。何ですのん?

    「この写真いい構図だと思わない? ブログに載せてもいいよ」
    載せてもいいとは上から目線な! 別にこんな写真いらんけど。
    大体いつ私が「ブログ用に写真撮って」と頼みました?

    「Facebookに載せたらさあ、皆が『上手い』とか『プロ並み』とか褒めるんだよね。だから載せていいよ」
    だからぁ? いらんて別に!

    「そういわずに載せてよ~! お願い~~!」
    載せてほしいんやったら最初からそうやって下手に出なさいよ。

    と言うわけで夫の撮った写真です。


    「コメントがあったら教えてね」
    はいはい、もし奇特な方が何か書いて下さるようなことがあればね。
    あ~あ、歳だけは取ってるお子ちゃま相手は疲れます・・・。


    夫の願いを叶えた私はショパン(リスト編曲)の乙女の願いでも聴きますわ。
    ラフマニノフのピアノで♪

    2011年5月14日

    お知らせ

    Bloggerの調子が悪くて5/11と5/12の記事が消えてしまいました。
    また5/11以降に頂いたコメントも消えてしまったようです。

    やっと記事は戻りましたが、コメントは消えたままです。今後復旧されるのでしょうか?

    以前使っていたエキサイトブログが不調続きでこちらに引っ越してきたのですが・・・どないなってんねん~~~!

    2011年5月9日

    ブダペストのキーちゃん

    久々にキーちゃんファンクラブHPのPhoto Galleryを見たら写真が増えてました。
    ページの下の方にある"Visiting Budapest, November 2010"。
    いや~~ん、何これ! うちの近所ばっかりやん!
    ちょっと寄ってくれたらよかったのに。(笑)

    しかし、どの写真も背景の中にキーちゃんが埋もれてる感じ。
    一体誰が撮ったんでしょう? もしかしたらママ?

    取り敢えず次の週末の予定が決まりました。
    キーちゃんと同じ場所で同じポーズの写真撮ります!
    リストの像とETごっこしようっと。(あほ)

    で、一番下のヴァイオリン弾いてる写真とか(すごい構えやなあ・・・)、グラス片手にパイプくわえてる写真は一体・・・?
    ツッコミどころ満載、さすがキーちゃんや!


    ***************

    ところで昨日夫と"Shanghai"を見ました。
    日本ではこの夏公開予定らしいので詳しいあらすじには触れませんが、太平洋戦争開戦前夜の上海を舞台にした映画で、日本人将校を渡辺謙が演じます。
    謙さんが登場した時に夫が「あ、この俳優Last Samuraiの人だ。Inceptionにも出てたよ。いい俳優だね」と言うので「そうよ、なんといっても阪神ファンだし」と答えたら「それは関係ないと思うけど」と言われました。
    何言うてんの! メッチャ関係あるわ! 阪神は生活の一部やで!

    で、謙さんが最近の阪神に対して苦言を呈してます。(こちら
    ほんまやほんまや~、もっと言うたって、謙さ~ん!

    2011年5月8日

    水道水とお酢

    ハンガリーの水道水はそのまま飲んでも大丈夫ですが、石灰分が多いので飲料用にはミネラルウォーターを買ったり浄水器を使う人が多いです。
    ミネラルウォーターは重いし、毎日何本か買うのも面倒なので、我が家では定期的に配達してもらっています。

    お茶や紅茶はミネラルウォーターを使うけど、コーヒーは水道水で淹れた方が美味しく感じるので(石灰が多い方がいいのでしょうか?)水道水を使っていますが、困るのが石灰。
    白い結晶が付いて水の通りが悪くなります。

    そんな時は、水にお酢を少々加えて沸かすと、石灰分が溶けてきれいになります。
    (当然ですが、この時コーヒーは入れません)
    私は大体月に1度、お酢でコーヒーメーカーの掃除をしています。


    で、水道水を使うといえば洗濯。
    どんな洗剤を使っても、こちらの水質のせいで白いものがだんだん灰色っぽくなってきます。
    漂白剤を使うと黄ばんでしまって真っ白にはなりません。
    日本に帰った時に、灰色になってしまった服を何度か洗濯したらまたもとの白さに戻ってびっくり!
    「やっぱり水のせいか!」と恨めしく思っても、まさかミネラルウォーターで洗濯するわけにもいかないし、「もう白い服は買わへん。パステルカラーいらん。原色オンリーや!」と決意したのは何年も前のことです。

    でも・・・

    「コーヒーメーカーの石灰がお酢で溶けるんやし、洗濯する時にもお酢を入れたらええんちゃう?」

    と思いついて試してみたのが3週間ほど前。
    洗濯物にお酢の匂いが付かないか心配でしたが杞憂に終わり、匂いは全く残りません。
    劇的に白くなるわけではないけれど、なんとなく白っぽくなってきたような気がするし、とにかくあのゴワゴワ感が解消されました。
    (タオルなんかものすご~~~く硬くなってしまうんですよ、石灰のせいで)

    そんなわけで、黒ずみやゴワゴワにお悩みの皆様、お酢は強い味方ですよ~♪

    最後にハンガリーで手に入るお酢の種類をいくつか。

    ételecet 食用酢(5%、10%、20%等があります)
    almaecet リンゴ酢
    borecet ワインビネガー(白と赤があります)
    balzsamecet バルサミコ酢

    私はお料理用にはリンゴ酢を使っています。味が柔らかくていいですよ。
    洗濯用には普通のお酢10%を使っています。ご参考までに。

    2011年5月7日

    Ricordanza 回想

    Ricordanzaと聞くとリストの超絶技巧練習曲第9番「回想」を真っ先に思い浮かべます。
    1月にウィーンで聴いたキーシンの演奏は今でも忘れられません。
    あの曲を聴けただけでウィーンに行った甲斐がありました♪

    そのRicordanzaというタイトルで、現在改装中のリスト音楽院のドキュメンタリーが制作されました。



    案内役はリスト音楽院学長のバッタ先生(dr. Batta András)、ピアノはハンガリーの人気ピアニスト、ボガーニ(Bogányi Gergely)。
    ボガーニ君は1996年にブダペストで開催されたリスト国際コンクール優勝者で、髪形は思いっきりリストを意識しています(が額がどんどん広がっているような・・・)
    私は、彼の独特の「ため」がちょっと苦手です。
    リストはまだしもショパンを弾く時にこれをやられるとかなりキツイです。
    (ファンの方、気を悪くされたらすみません)

    リスト音楽院の改装工事は一体いつ終わるのか(そもそも始まっているのか?)わかりませんが、またあの美しいホールで素晴らしい音楽を楽しみたいです。

    2011年5月3日

    3連発とリスト年

    やりましたね!

    何の話かって? もちろんクリーンアップ3連発ですよ。
    85年の甲子園バックスクリーン3連発を思い出しますね~~~♪
    ああ、もうこれはあれですよ、吉兆ですね。
    他のチームのファンの方、本当に申し訳ありません。
    トラの日本一が見えました。
    明日も明後日もウサギ狩りや~!
    せいぜい弱いウサギを応援するがいいわ、どうせ負けるのよ、オッホッホ!



    ところで今年はリスト年。
    旧ブログにも書きましたが(こちら)、ハンガリーの誇る作曲家フランツ・リストの生誕200年です。
    とはいえリストは今のオーストリア領ブルゲンランドの生まれでハンガリー語を話さなかったそうですが、演奏家、作曲家としての活動だけではなく後進の指導に熱心で、私財を投じて学校を作ったこともあり(今のリスト音楽院)、ハンガリー人に敬愛されています。

    今日見かけたリスト年のポスターです。


    Liszt=リスト
    év=年

    去年ポーランドでのショパン年の盛り上がりに比べるとかな~りしょぼ・・・(以下略)ですが、秋にはブダペストでリスト国際ピアノコンクールも開催されるし、リストの誕生日10月22日が近付くにつれて盛り上がるのでしょう。

    リストって昔は大の苦手でした。
    派手な装飾音ばかりが耳について、おまけに手が大きくないと弾き難いし、「ああ、いや、こんな派手派手チャラチャラ男!」と毛嫌いしていたのですが、ハンガリーに住んでリストのピアノ以外の曲に触れる機会が増えて、リストの素晴らしさを認識しました。

    こちらはヴァイオリンとピアノのデュオ曲。ヴァイオリンは私が大好きなヴァイオリニスト、バラーティ君です。